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2014-01-14 机の上の空 大沼安史の個人新聞
〔フクイチの謎に迫る〕 4号機の原子炉(使用済み核燃プールではなく!)には、事故当時、実は核燃料が装填されていた?! / 岩田清さんが画像解析で、4号機原子炉からの噴き上がりを確認! / (本ブログが追い打ちで究明!)事故当時、東電は、(核燃がなく)注水する必要のない4号機の原子炉で(も)、安全水位を(すくなくとも一時的に)確保していた! / それにしても……米軍が4号機でのみ、「消火」活動に従事した理由は何だったのだろう?
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3・11(2011)の事故当時、定期点検中で、核燃料がすべて取り出されていたとされる4号機の「原子炉」に、実は核燃料が装填されていたのではないか、との疑惑が、事故3周年を前に、急(再)浮上している。
ここに来て、この「4号機原子炉疑惑」が、かなり決定的なかたちで(事故直後に続いて、再)提起されたキッカケは、世界トップレベルの画像解析技術を持つ、名古屋在住の岩田清さんが、その画像処理技術を生かし、事故後、4号機の(プールではなく)原子炉から、激しく噴き上げている映像の視覚化に成功、ネットで公開したことである。
たとえば、岩田さんが新年になって、フェースブックで公開した、以下の写真を参照!
⇒ https://www.facebook.com/photo.php?fbid=582937721790889
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=582937668457561
この画像分析は、JNN現場カメラ画像を処理したものだが、ご覧になればわかるように、岩田さんの言うとおり、「注目」の「4号炉」は「核燃料プール以上に原子炉が噴いて」いる!
事故発生当時から、政府・東電が繰り返してきたのは、4号機の原子炉は定期点検中で、原子炉からは核燃料がすべて取り出され、炉(心)には、そもそも核燃はなかった!
◎ 東電 2010年11月29日付け プレスリリース ⇒ http://www.tepco.co.jp/cc/press/10112901-j.html
であるなら、出るはずがない、4号機原子炉から、噴煙は出ていたのである!(最近も、蒸気が出ている!)
これはもう、疑う余地のない決定的な証拠と言わざるを得ないが、これをさらに補強する(本ブログが突き止めた)政府公表資料が残っているので、ここで確認しておこう!
それは、日本政府が(2011年)3月15日17:00時点で出した「緊急災害対策本部・原子力災害対策本部レポート(3月15日17:00版)」の中に明記されている。
◎ 同レポート ⇒ http://www.inaco.co.jp/isaac/shiryo/pdf/201103151700.pdf
http://onuma.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2014/01/14/dsc07852_convert_20140114193951.jpg
写真(下部)にあるように、レポートの3頁から4頁にかけて、3月12日午前0時・時点での、フクイチ各号機の状況が以下のように記述されているのだ。
1号機に関し、非常用復水器で原子炉蒸気を冷やしている
2号機に関し、仮設電源により原子炉水位は確認でき水位は安定
3号機に関し、原子炉隔離時冷却系で原子炉に注水
そして、問題の4号機に関する記述!
そこにはなんと、こう書かれているのである。
4、5、6号機に関し、安全上の問題のない原子炉水位を確保
この報告文の何が問題かと言うと、核燃がないはずの4号機の原子炉でも、(核燃があった)5、6号機同様、水位を確保した、としていることだ!
4号機の原子炉も(すくなくともこの時点では)安全水位が確保された、だから安心、と報告されているのである。
こうなると、「定期点検中」(だったはず)の4号機原子炉にも事故当時、核燃料が装填されていたことは、ますます明らかではないか。
そうであればこそ、日本政府・東電は、同月15日になって4号機で「火災」が発生すると、ほかの1〜3号機以上の慌てぶりで、米軍に対して、出動を要請することになった、と考えられる。
そして、新聞報道によれば、米軍はたしかに「消火」活動に出動した!
◎ 朝日新聞 「福島第一原発4号機火災、鎮火か 消火作業に米軍」
⇒ http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103150203.html
東京電力は、火災が発生している福島第一原発の4号機の消火作業に米軍が従事していると発表した。鎮火したもよう。(2011年3月15日12時7分)
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4号機の火災で、米軍が出動!
それにしても、他の1〜3号機では米軍の影はないのに、4号機の火災に対してだけ、米軍はなぜ出動したのか?
なぜ、米軍に出動要請をせざるをえなかったか?
このもうひとつの謎を解く鍵もまた、「定期点検中」で空っぽだったはずの4号機原子炉内にあるものと、わたしもまた睨んでいる一人だ。
岩田清さんは、そこでこっそり「内職」が行なわれていたのではないか、と見ているが、わたしもまた、そう考える一人である。
定期点検中、ということは発電しなくていい4号機の原子炉を使い、核燃料を装填して、どんな「内職」が行なわれていたか?
誰が、何のために、秘密の「内職」をしていたのか?
その最中に「3・11」に遭遇して、4号機ではどんな事態が進行していたのか?
3周年を機に、こんどこそ徹底的な、真相究明がなされねばならない!
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