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2013/11/13 晴耕雨読
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ばんゎ(^O^)1Fの現場も一気に冬がやってきたみたいで、寒いでし。
朝は、0℃前後だし昼も気温が低くて寒いんだ。
水取扱いの作業でカッパを着てる作業員は、カッパの装備を脱ぐと寒くて凍えてるでし。
今年は秋がなくてこのまま冬なのかなぁ。
> キャスクは100トンもあるそうですが、燃料プールの底に置いて作業するのでしょうか?それとも4号機の建屋に負荷を掛けないように中吊りで作業をするのでしょうか?使用済み燃料プール内に設置するキャスクは、直接プールの底には置かないようになってますよ。
キャスクは、キャスクピットという場所に置くのですが、オイラも構造は詳しくわからないのですが、どちらかというと建屋の梁に過重がかかると思います。
昨日の「NEWS WEB」で野津原くんに送ったDMが時間の関係で、ほんのちょっとだけしか紹介されてなかったので、今日はその内容の全文をつぶやくでし。
質問は、4号機の燃料取り出しについてと、本の事でした。
それに対するオイラの回答でし。
4号機の使用済み燃料取出しについては二年八ヶ月前の、あの見るも無残な状態からよくここまで来たなぁ…って言うのが実感です。
ここまで来るのに、本当に多くの作業員が日々コツコツ頑張ってきた結果なんだと思います。
今現在も使用済み燃料取出し前の最終確認作業を毎日やってます。
4号機は近々使用済み燃料取り出しが始まりますが、携わる作業員にはいかなる危険も想定しながらも日々落ち着いて、周りのプレッシャーに惑わされる事なく、小さな異変も見逃さずに安全に作業を進めて頂きたいと思います。
使用済み燃料取り出しは4号機だけじゃなく1・2・3号機もありますが4号機と比べものにならないほど空間放射線量も高く作業環境も過酷です。
こちらの取出しは今から数年後になると思いますが、更に困難を極めるはずです。
3号機は、構台も出来上がりオペフロは見違えるほど綺麗になりました。
ただ、そこに行き着くまでのこの二年間は、見ているだけでも大変な作業でした。
毎日、毎日、身体を放射線から遮へいする為の15キロもある重いタングステンベストを装備し、暑い日も雪の降る寒い日も沢山の被ばくを受けながらコツコツ頑張ってきた作業員が沢山いたからの結果なんです。
僕は、そんな陰で支えてる作業員達が頑張ってる事を一人でも多くの人に知って貰えたらなぁ…って思ってます。
どんなに機械やロボットが開発されても最終的に突き詰めれば、人だと思ってますから。
ニュース9放送後、本の反響は凄いみたいです。
今まではTwitterやネットの世界だけでしたが、それ以外の方達が知って下さった事は有り難いと思ってます。
いずれ僕ら現役の作業員達は、廃炉・収束作業の完結を見ることなく現役を去ります。
この収束・廃炉作業は将来に渡り、次世代に託さなきゃならないほどの長い年月と多くの作業員が必要となります。
僕は、その将来の収束作業に携わってる人達に「自分が携わってる1F廃炉作業の最初の頃は、こんな大変な作業だったんだ」って本を読んでもらえたらいいなって思ってます。
終
> [福島中央テレビ] 医大「子どもの甲状腺検査」 がんまたは疑い59人 http://t.co/fM90RI6MIP
> [福島中央テレビ] 県の協議会が4号機を視察 万一のトラブルに備え求める http://t.co/XTS7P55dKk
福島県内の子供の甲状腺検査でがん、または疑いは59人となったけど、県立医大は「放射線による影響は考えにくい」としている。
オイラは、この医大の判断が正しいのか、正しくないとかだけの問題じゃないんだと思うんだ。
原発事故の放射能が降り注いだ地域に子供達がいた事は事実なんだよね。
原発事故が起きたあの時、様々な事情で、その地域に多くの人がいて、自分の子供が甲状腺がんと診断された親は、必ず放射線の影響だと考えてしまうのは当たり前だと思うんだ。
オイラが親でも、そう考えてしまうだろうし、子供に対しては、何と言っていいかわからないけど…すごく悩むと思う。
このような原発事故でおきた子供の甲状腺がんの問題は、単純に科学的とか医学的判断で「白黒つけるんです」で、すまされるものじゃないと思うんだ。
何故こんな事をいうのかと言うと、原発作業員達の中にも、勿論オイラだって、将来「がん」になる人は必ずいるはずなんだよね。
例えそれが一般的な確率のがんだとしても、一度でも1Fの原発作業員として従事した人は、「あの時に1Fに行ったからかなぁ…」って考えてしまうと思うんだ。
オイラ達1Fの緊急作業に従事した作業員は、データベース化されてるし、がんの発症も蓄積されるだろうし、いずれ公表されるはず。
その時に心配なのは、国はまず因果関係を認めないだろうという事。
今のままだと白血病にならない限り、まず無理なんだよね。
それこそ、あちこちで裁判なんて状況になったら、1Fに作業員なんて来なくなると思う。
いま現在、1F作業員の将来的な健康補償は何もないし、やる気配もないんだ。
もし、オイラが将来「がん」になったとしたらタバコか酒のせいにして諦めるんだけどね(^_^;)
でも今現在、がんと診断され悩み苦しんでる福島の親子さん達や、これからも沢山の作業員が必要とする1F従事者達には、科学的や医学的とかじゃなく、倫理的な観点で補償して欲しいと思うんだ。
オイラが感情的になってるのかも、なりすぎてるのかもしれないけど、原発作業員の中にも地元の知り合いでも、若い夫婦は子供をつくるべきかで悩んでる人もいるんだ。
オイラが一番悲しかったのは、事故当時の原発にいた知り合いの作業員で、その後会社を辞めたんだけど、すぐ子供が出来ちゃったんだ。
でも、その夫婦は、事故当時に原発にいたから、夫婦でいっぱいいっぱい悩んで夫婦で話しあった結果、子供を諦めて中絶しちゃったんだ。
そんな事は、報道なんてされないけど、今も悩んでる夫婦がいるのだけは事実なんだ。
だから、オイラは子供のニュースを見る度に、この事を思い出しちゃって感情的になるんだ。
オイラの勝手な私見で倫理的な観点でって言ったけど、医学的にも科学的にも必要なのはわかってるんだ。
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