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2つのベント
http://www.asyura2.com/13/genpatu32/msg/495.html
投稿者 あのに 日時 2013 年 7 月 13 日 11:01:39: xZaQXyDl16EGo
 

ーーーー1号機と3号機の大爆発は、ベントを誘導、強制するためだったのか?あるいは、たんなる事故の推移だったのか?ーーーー


フクシマ原発事故には2つの大きな謎があると感じる。どちらも3号機の謎だ。14日11時1分の3号機大爆発と21日の3号機の異変の謎の2つだ。フクシマの3号機という、黒煙が出た、ここだけは、使用済み核燃料プールも謎だし、MOX燃料炉心も謎に満ちているように感じられる。

ここでは、たんなる事故の推移というのを、わきにおいて、私の妄想を述べてみよう。

14日の3号機爆発は、テレビでは突然、水素爆発と言われた。黒煙なのに、いきなり白煙と解説された。ええっ! 見れば黒煙だろ。みな、口裏を合わせたように、白煙、水素爆発という。なにかおかしい。またか!こういう場合はなにかある?

水素爆発だったら、むしろ横へひろがりそう。垂直に600mほど立ち昇る爆発は、使用済み核燃料プールからの爆発以外はありえず、軽い水素がこの場所で爆発するはずがない。
ケネディ暗殺のとき、頭骨破片や脳髄が後ろに飛んだのは前からの弾丸のせいに決まっているのに、後ろからの狙撃で後ろに飛んだのだ、と説明されたが、これと似ている。物理法則を無視した説明だ。こうして、3号機の水素爆発には違和感が、いままでずうっとあった。槌田 敦の講演動画を見て、それは核爆発だという解説で、ようやく納得できた。大砲から発射されるようにという槌田 敦の比喩は、的確だ。

ただ、使用済み核燃料プールの核爆発のメカニズムは、まだまださらなる考察が必要になるだろう。なんらかの核爆発なのだが、ほとんどすべての学者たちが、水素爆発だと主張するのが、なんとも、うす気味が悪い。
黒煙は、大部分は太平洋上へ行った。ジェット気流にのった。この黒煙は、使用済み核燃料から出た、ウラン、プルトニウム、核反応生成物の粒子からなる世界中の全人類にとって最悪の超危険な死のエアロゾルのはずなのに、だれもなにも言わなかった。太平洋に流れ出してすべての海産物を汚染する汚染水も、安全安心と言われた。希釈したらぜんぜん無害だと・・・・

21日の3号機の異変は、21日15時 黒煙が3号機燃料プール上に上がっていることから、20〜21日に3号機で、すでになにか起こっていたことを意味し、21日15時の写真の、その黒煙は、南へと流れていることから、関東圏をなめ回したはず、と推測できる。

ブログSpace of ishtaristの記事
2011年3月20日隠蔽された3号機格納容器内爆発   
http://ishtarist.blogspot.jp/2011/06/20113203.html

ずくなしの冷や水  2013年7月03日の記事
2011年3月20日、21日はMOX燃料とその燃えカスが飛んできた 1
http://inventsolitude.sblo.jp/article/70327760.html

ブログSpace of ishtaristの記事も、ずくなしの冷や水 2013年7月03日~05日の記事も、20日、21日に、3号機の隠された事故、3号機格納容器内の核爆発、再臨界があったのではないか、と結論している。この汚染とは、炉内のMOX燃料の燃えカスが漏れていたのではないかという論であり、関東、東北、中部圏までおよぶウラン汚染のなぞを説明できる。すなわち、3号機炉内の小規模の再臨界とドライベントがここで、隠蔽されているのではないか、ということになる。

14日の3号機大爆発で、おじけをふるった政府東電に、15日に、2号機のドライベントをうながし、飯舘村をはじめ、関東圏を希ガス放射能でおおわせる。そして、20日、21日の汚染を、もし3号機のドライベントがあったとすれば、小規模の再臨界で圧力の高まった炉内のMOX燃料の燃えカスの微粒子を、ドライベントで関東圏に放ち、爆発でα線、β線核種のアクチノイド系核種にみちた放射能のプルームを放流したのではなかったのか。ここでもおきまりのように、中性子線計測データは、完全に隠されて隠蔽?


14日の3号機大爆発は、21日のここでも政府東電に、3号機のドライベントを強制させる役割を果たしたのだ。これは、心理作戦ではないか。前、ショック・ドクトリンと言ったが、その対象者は、じつは政府東電、事故処理員たちへ、ドライベントをうながすためなのであったのではないか。

ちょっとした、3号機の圧力容器の圧力計器の数値を上昇するような工作があったと考えよう。計器の数値を操作して、ぴんとはねあがらせる。それを見て、恐怖にぶるぶるふるえて、おい、やばいぞ、これを見ろ。わあっ、たいへんだっ、ベントをしろ、と皆叫びあうだろう。 あわてて、あとさき考えず、ベント弁を開ける指示が出される。
圧力上昇は、ほんとうにあったのかは、重要ではない。計器の数値をぽんと、たんにあげてみせればいいだけなのだ。たんに温度計表示を上げてみせればいいだけだ。15日の2号機も、20日、21日の3号機もほんとうの圧力上昇であったか、なんてわからない。圧力計、温度計などは簡単に操作できるだろう。なにか、かませれば、計測値の操作は容易ではないのか。

こうして、ベント放射能汚染という汚れ役を、政府東電にやらせたのかも・・・もとい、ベントせざるを得なかった、せねば日本は終わっていたと、いいわけさせるのだ。そして、いつのまにか、14日も20日、21日も2つのドライベントは、隠蔽されてしまう。そして、東日本が汚染されたのは、どうしてそうなったのか。それは爆発で放射能が飛び散りましたから、と、政府東電は答えるだけ。だけど、この数値では、ただちに健康に影響はありません。だから、もちろん、あなたたちは、ヨウ素剤は飲む必要はありません。廊下に置いてあるヨウ素剤は、もちろん私たちはみな飲みましたが・・・

 

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コメント
 
01. YoYo 2013年7月13日 13:30:17 : VXIM9mnFCMCmY : yeJGgjFBVg
 3号機使用済燃料燃料プールで臨界が起き、これがプールから上方に吹き上げるような灰色の爆煙を生じさせたとする仮説は非常に魅力的だ。 

 しかし、3号機の使用済燃料燃料プールで核爆発が起こったとする槌田の説は、今のところ物理的根拠が槌田からはなんら示されていない。というか、槌田の論理はかなり短絡している。よく言って単なる仮説だ。

 核爆発が生じたとするならば、どのようにしてプール内で臨界条件が満たされたのかを説得力をもって説明しなければならない。使用済燃料燃料プール内の臨界は様々な非日常的条件が満たされない限り物理的に生じえない。たとえば燃料集合体は臨界が起きないようにプール内で金属製ラックにより十分な距離を取って相互に離されて保管されている。

 プール内臨界は、言い換えれば、ごくごく非常にまれな出来事が起こったと言うことだ。

 私は「臨界が生じなかった」と主張したいのではない。臨界→核爆発が生じたというのならば、どのようなプロセスで生じたのかに関する分析が必要だと言っているのだ。


 これが最も重要なポイントで、槌田が自分自身を物理学者だと自負するならば、自らきちんと説明しなければならない。核物理学は専門外だから、とか、説明には興味がない、ただ、核爆発が起きたとしか言いようがないのだ、とか言うだけだったら何の説得力もない。

 その場合は、3号機の爆発の謎は謎のままであり続けることになる。


02. 2013年7月13日 16:40:01 : AmeD7WVVLQ
燃料集合体のそれぞれの燃料棒の間隔を1〜3ミリに維持することが、安全で効果的な原発の運転に重要である。

>The gap between individual fuel rods in a nuclear fuel rod assembly is critical to the safe and efficient functioning of a nuclear power plant.・・・
The gaps between fuel rods typically run from 1 to 3 mmhttp://www.capacitec.com/Markets/Power-Generation/Nuclear-Fuel-Rods


03. 2013年7月13日 18:40:25 : S7EgAG6qTc
「3号機の爆発は核爆発」:クリス・バスビー教授インタビュー和訳、米国のエンジニアも核爆発説を支持
http://onihutari.blog60.fc2.com/blog-entry-45.html

フェアウィンズアソシエーツ・アーニー・ガンダーセン:「3号機は水素爆発ではなく使用済み燃料プールでの臨界状態からの爆発の可能性」
http://onihutari.blog60.fc2.com/blog-entry-45.html

納得できるアーニー・ガンダーセン博士の仮説:3号機は核爆発
http://fujifujinovember.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/3-9340.html


04. YoYo 2013年7月13日 19:04:48 : VXIM9mnFCMCmY : yeJGgjFBVg
 どこかの誰かが「3号機使用済燃料燃料プールは核爆発した」と言っているからといって、それが臨界→核爆発が生じたことの根拠にはなり得ません。

 本質的には、いかなるプロセスでプール内の使用済燃料燃料集合体が臨界条件を満たしたのか、ということに説明が付かなければ、科学的には無意味です。政治的な意味はあるにせよ。

 もちろん「臨界は生じなかった」と断言することもできません。
 しかしプール内で核反応が生じるためには、きわめてまれな偶然が重なる必要があります。核反応を防止するために、プール内の燃料集合体は相互の近接を妨げるようなラック構造に収められているからです。当然です。さもないと、プール内でいつでも核反応(核暴走)が起きてしまいますから。

 言い換えれば、水中である一定距離以下に近接すれば臨界条件を満たします。
 核爆発が生じたというのならば、集合体はラック構造という邪魔物の中で、いったいどうやって近接したのでしょうか。


05. 2013年7月13日 19:48:42 : AmeD7WVVLQ
核爆発が起きたデータ隠しを行っているのは政府東電です。

槌田氏に求める前に政府東電にデータ公開を求めるべきでしょう。

槌田氏は、中性子測定データの開示を求めています。

ロシアの科学者がチェルノブイリ原発事故は、ある種の核爆発であった主張したとき、それを支えたのは、Xe−133とXe−133mの割合でした。

これも、CTBTO高崎観測所で測定しているはずですが、出てきません。

バスビー博士は、米国の測定データがあって、それを見たと言っていますが、未だに米国はそれを公表しません。これも、データ隠しでしょう。

ある現象のメカニズムを科学的に説明できないことは、その現象が存在しないことを意味しません。

科学的な解明を待っている現象は、たくさんあるのではないでしょうか。

根拠もなく、科学的な解明が出来ていないから政治的なものだと判断することは、それこそ非科学的です。


06. 2013年7月13日 19:54:49 : AmeD7WVVLQ
槌田氏の考えは、ここで紹介されています。
http://www.asyura2.com/13/genpatu32/msg/357.html

当方は、必ずしも槌田氏と考えが同じではありません。

疑義があれば、当方ではなく、直接、槌田氏にお尋ねください。


07. 2013年7月13日 20:25:35 : S7EgAG6qTc

>>05 ある現象のメカニズムを科学的に説明できないことは、その現象が存在しないことを意味しません。

その通り。

物理学の未解決問題
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%A9%E7%90%86%E5%AD%A6%E3%81%AE%E6%9C%AA%E8%A7%A3%E6%B1%BA%E5%95%8F%E9%A1%8C

アノマリー
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8E%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%83%BC


08. 2013年7月13日 21:41:54 : 8NcqzHYN5c
2年前から幾たびも議論されている問題ですね。

2011年3月14日に、事故を小さく見せる為には最も隠蔽したかったはずの中性子の検出報道が何故か速やかに発表されているので、よほどの混乱状態だったのでしょう。

中性子検出=核分裂状態なので、コントロールされていない核分裂=核爆発とするなら規模を別にすれば核爆発があったということになりますね。

一歩間違えれば連鎖が止まらず大惨事になっていたことは間違いないことです。

3号機のプールについては爆発で燃料棒が吹き飛んだと写真付き?で解説していたHPもありましたが、本当なら片付け処理ができず今も現地に近づけないはずなので、どうやら間違いですかね。

徹底した隠蔽を行ってきた政府と東電ですので、何を言っても信ずるに堪えず、真実は何なのか混乱が続きますね。

放射性物質のダダ漏れは肝心なところに近づくこともできないのでいかんともしがたいですが、不慮の出来事による再度の爆発だけは防いで欲しいです。

本当に日本が終わっちゃいます。


09. YoYo 2013年7月13日 21:42:36 : VXIM9mnFCMCmY : yeJGgjFBVg
>>05 ある現象のメカニズムを科学的に説明できないことは、その現象が存在しないことを意味しません。

当たり前です。私は使用済燃料燃料プールで臨界になった(核分裂がおきた)という現象が存在しなかったとは言っておりません。しかし存在したとも言っておりません。
 同時に、もし臨界になったのだとしたら、それはどういうメカニズムで起きたのか、ということが分析されてしかるべきだと言っています。存在・非存在の形而上学的議論の前に、メカニズムの分析こそ優先されるべきです。

 それに対して、データを隠している東電やアメリカに開示を求めるべきだというのは、要求すること自体は論理的には正しい態度であっても、データを開示してくれない以上、「核爆発が起こったこと」を裏付けることには役立ちません。

 要するに、限られた情報の中でどれだけ真実に迫れるかが問題なのであり、いかに説得的な論理を組み立てるかが必要なのであって、データが隠されているから根拠の不明な仮説はそのまま真実である、と主張するのは飛躍しています。説得力がありません。
 


10. 2013年7月13日 23:35:22 : AmeD7WVVLQ
>データが隠されているから根拠の不明な仮説はそのまま真実である、と主張するのは飛躍しています。

そんな主張はしていません。暴論ですね。

これ以上、相手しません。悪しからず。


11. 2013年7月14日 08:09:10 : UXKjQTYwdw
>>01
君のほうが全く説得力はないよ。

http://photos.oregonlive.com/photo-essay/2011/03/fukushima_dai-ichi_aerials.html

この写真で、使用済み燃料プールにどす黒い噴火口が開いていることから、
プール内で爆発が起きたことは明らかだ。

ではどんな爆発が起きて黒いキノコ雲が上がったのか。

キノコ雲は燃料が燃えて一瞬にして高温になったときに生じる。
大量の石油が爆発的に燃えたときにも起きるが、そんな危険なものが建屋にあるわけがない。

原因は、プール内の核燃料が爆発したと考える以外にはない。

東電は3号機では爆発は2度起きたと言っている。

原子炉からも白煙が上がっているから、おそらく、最初の爆発は原子炉がらみだ。
そのショックで、35トンもある燃料交換機が使用済み燃料プールに落下して燃料を押しつぶし、
それで核爆発が起きたのだと思う。

そんな重量物が起きて、核燃料が無事でいると思うほうがおかしい。


12. 2013年7月15日 11:44:20 : x4s8HgHXaU
ダイナマイトの爆発で3号機のようにぐにゃりと鉄骨が曲がることはない、

鉄は高温で長時間燃焼していれが徐々に曲がるが映像は爆発が一種で起こったことを示している。


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