http://www.asyura2.com/13/genpatu32/msg/292.html
Tweet |
(回答先: 強まる再除染の声=一巡後も線量下がらず−福島 (時事通信) 投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 6 月 23 日 12:20:00)
福島の人たちに郷土愛を感じさせ、再除染を望ませることで公費をかすめ取り、その金で反原発運動を抑え込み、再稼働を進める。
これが支配層の考えていること。しかし、アホだ。
1.除染の危険手当をかすめ取るために、福島第一原発から現在も漏出されている放射性物質の内容を隠ぺいしている。この結果、毎日何億ベクレルにも上る様々な核種の放射性物質が環境中へ漏れだしていることに対して根本的な対策をとれないでいる。
2.そもそも福島第一原発事故で何が起こったかはほぼすべて隠されている。地震時の監視カメラ映像、地震時のアラームタイパーのデータ、地震時に現場にいた作業員の方たちの証言、その他その他、発表されているデータにどの程度の信頼性があるかは東電のテレビ会議の内容を見れば一目瞭然だ。あのテレビ会議の内容はほぼ100%ウソとお芝居。2号炉のブローアウトパネルが開いたことで水素爆発が避けれたとしている点でこのことことが言える。フローアウトパネルは水蒸気を送る主配管が破断したときにその圧力を逃すためのもの。だから原子炉建屋の中段に設置されている。水素爆発を避けるためなら天井に付けられていなければならない。そして、隠している理由は地震で壊れたということを世間一般に知られたくないからだ。この理由はアメリカの一部のバカたちが今までやってきたことを世界のいろいろなリーダーたちに知られたくないという意味なのか、それとも今後進めたい原発事故による中国衰退作戦ができなくなるという意味なのか、よく分からない。しかし、ともかく、地震で壊れたことを隠しているために、日本やイタリアなど地震が多く起こる国で次の原発事故が起こる可能性が高く、それに対する対策がちゃんと取れないままになっている。つまり、乾式キャスクに使用済み核燃料を保管して、大きな地震が起こらない地域に地上保管することだ。また、アメリカ国内で地震による原発事故が起こる可能性もあるがそれへの対策もなかなか取れないでいる。
3.福島第一原発事故が地震によって起こったことを隠し、また、原発による放射性物質汚染が非常に深刻であり、出てくる高レベル核廃棄物について始末の仕様がないということを未だにちゃんと認めようとしないので、アメリカ国内での脱原発を隠れてやるしかなくなっている。つまり、シェールガス開発だ。本来は天然ガスに比べて最低でも2倍のコストがかかっているのに単にどんどん投資資金を入れて過剰生産させて安売りを仕込んでいる。そのために、FRBは資金供給をせざるを得ない。しかし、シェールガス開発はとんでもない環境破壊をやりだしている。エコノミスト5/28の「成長続く米国でのシェール関連企業 環境技術で勝る日本にも好機」と言う記事には水圧破砕に使った廃液の地下注入量は米国全体で年間約30億トンとなり、東京都の年間給水量16億トンの2倍近いとしている。地下4キロとか5キロ程度のところへ注入しているわけで、今後相当深刻な環境問題を引きこ起こす。アメリカは原発事故による環境破壊を恐れて自ら地下水汚染をしている。しかし、それなら、最初から地下水汚染を受け入れて北米大陸へ高レベル核廃棄物を埋設すればよかったのだ。
核兵器による武装で世界の親分になり、世界の軍事費合計の約半分をアメリカ一国で使う体制を冷戦が終わって既に20年以上経過した現在でも維持している。この結果、世界中の政府がアメリカを怖がって本当のことを言わない。その結果、原発事故や通常の原発稼働による地球環境の放射能汚染は進むばっかりだ。
太平洋戦争後、核兵器も原発も封印されるべきだった。しかし、世界中に原発を広め、特に日本という地震国へ原発を広めることで地震による原発事故で日本の国土が放射能汚染され、結果的に日本の国土を高レベル核廃棄物処分場にしようという巧妙で卑怯な作戦をアメリカの支配者の一部が考えたおかげで、今の事態が作られている。しかし、原発事故による放射性物質の環境への排出量は原爆のそれと比べ物にならないほど大量だった。また、その影響も1950年代に分かっていたことをはるかに凌駕する深刻なものだった。
結果として、今、アメリカ国内の上の作戦を立てた連中の責任が問われつつある。日本で次の原発事故が起こるかどうかは別にして、あいつらのせいで世界中が核廃棄物の処分に行き詰っていて、かつ、今後50年とか100年に渡り、少なくとも福島第一原発からはどんどん放射性物質が環境中へ漏れ続ける。
こういったことが分かっているのに、未だに除染手当や原発作業員の日給から上前をかすめ取り、それを使って原発維持をやりたがっている連中がいる。アホの極みだ。
大男総身に知恵が回りかね、小男は回りきってもたかが知れ。
それにしても知恵と言うものがそもそもアメリカにはなかったのか。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。