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(回答先: きょうで二年、世界が変わり、ぎりぎりの闘いが続きます。貴女はどうしますか。移住で好中球減少好転報告。(木下黄太のブログ) 投稿者 こーるてん 日時 2013 年 3 月 11 日 11:02:46)
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/45411dae9fa54a5b2e5aeeaa9fe817c5
きょうで二年、世界が変わり、ぎりぎりの闘いが続きます。貴女はどうしますか。移住で好中球減少好転報告。(木下黄太のブログ)
のつづきです。
そして、もう一つ問い直すべきなのかどうなのかは、二年が経過して、汚染地から避難移住すべきなのかどうなのか、ということだとも思います。僕はこう言い続けています。
「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から二年近く経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響がさらに危険です。食物、飲料のみならず、吸気による被曝も軽視できません。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」
健康被害と思われる症状が、深刻化しています。報告相談はまずメールを。
僕のメールアドレスnagaikenji20070927@yahoo.co.jp(コピーして貼り付けて下さい)
講演など、何か業務的な依頼をされたい方も原則このメール⇒電話でお話しする順番です。
事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。 健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。
甲状腺の検査、甲状腺のエコー検査、さらにふつうの血液検査のうち、 血液像の検査(白血球、特に好中球)や異型リンパ球の確認、大人の女性はサイログロブリンの 数値も確認した方が良いと思います。
でも、もう二年が過ぎて今さら避難する意味がないのではないか。そう問いかける人もいます。しかし、僕は被曝が蓄積であること。汚染地は汚染地のままであることから、今からでも、避難移住はすべきと考えています。汚染のあるところで、そのまま生きる選択は、僕にはわかりません。
去年の秋に伝えた記事があります。好中球減少症で、乳児の好中球が0%まで低下し、神奈川から西日本へ避難された話です。
乳児が好中球減少症で4.7%→0%、神奈川から西日本へ避難。「放射能防御プロジェクト北陸」参加を。http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/472614a64b964c8d6e074b6628b2ac5e
この話について、避難後にこういう好ましい展開がおきていることがきのう深夜にメールで届きました。
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いつも大切な情報を発信していただき大変感謝しております。
去年10月末に、娘の好中球減少症についてご連絡させていただきました。
移住後の状況についてご報告させていただきます。
移住直前の10月中旬の結果、白血球9350で好中球6%でした。(検査結果と紹介状を後日送ってもらうはずがなかなか送ってもらえず、12月中旬に検査結果だけ病院から送っていただきました。)
移住直後に発熱が長引き一時入院しましたが、それ以降は何度か風邪はひきましたが数日で改善しています。
移住後2ヶ月後の検査では白血球10100で好中球16%でした。
先日、先生(木下が紹介した医師)に経過を報告しました。先生の感覚では、もともと好中球が低いというよりは好中球だけ影響を受けて下がったのではないか?とおっしゃっていました。
はじめに検査した値から、一時は0に落ち込み、4ヶ月かけてやっと最初の値に近づいた状態だったため、移住後の変化はすごく大きく感じています。
他には、うっすらあった目のくまがなくなり、食欲もでてきました。(移住前に夏にこちらへきたときも食欲の変化はありました)
神奈川では生後2ヶ月頃から頬の肌の乾燥→掻きむしる→炎症がひどく、皮膚科で薬を処方してもらっていましたがなかなか治りませんでした。(生後9ヶ月くらいまで続きました)
皮膚科では同じような症状の赤ちゃんが多く、毎日10人以上は同じ症状のこどもがきている、空気中に花粉や埃などいろんなものがまってますからね、と先生が話ていました。
お風呂から出ると炎症がひどくなる印象かあり、関東の外(地下水)で同じようにお風呂に入ったときは炎症はひどくならず、むしろ改善していたこともありました。当時は水からの影響もあったのでは?と思っています。
現在は肌の乾燥はあっても悪化することはありません。
今回は移住後まだ一度の検査ですのでこれだけですべて判断できませんが、改善の徴しが見えて少しほっとしています。
長女はエコーも血液検査も異常はありませんでしたが、 神奈川では車やバスの移動が多かったにもかかわらず「疲れた」とよく言っていました。こちらではよく歩きよく遊び疲れたなんてほとんど言わなくなりました。
明日であれから2年ですね。
あれだけの事故が起きて、健康被害やチェルノブイリ後に何が起きているかを知っても、みんなどこかで自分や家族は大丈夫だと思っているし、かつては私もそうでした。
我が子に異常が見られたら神奈川にはいられないと思っていましたが、やはり異常が起きる前に行動すべきだったと思っています。
世の中で騒がれる影響の確率がどうであれ、母数がいくつであってもその1人になりうるわけです。
そういうことを友人に伝えても、なかなか伝わらずいつももどかしく思います。
移住後はいつも、自分たちがなぜここにいるのかという現実と向き合うことになりますし、初期被曝の影響を考えると、自分自身もいつどうなるかわからない不安はあります。
それでも命をつなぐため、親としての使命を全うするために、今日1日を生きています。
木下さんがブログにいつも書いていますが、まずは検査をしてほしいと思います。
現実と向き合うことはつらいことですが、すべてはそこからしか始められません。
またご報告させていただきたいと思っています。
木下さんもお身体お大事になさってください。
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この方は、去年の秋に移住されています。
勿論、単純に因果関係は言えませんが、神奈川で産まれたお子さんが、誕生後、数%から0%まで好中球が減少しました。この数パーセントの状態から、神奈川にいるときには変化はありませんでした。
それが移住し、西日本の放射性物質のほぼないエリアで生活をしていくと、一時0%まで下がった好中球が、2ヶ月で16%までは好転したということです。
ぼくはこうした報告を聞くと、これからの避難移住が意味のないこととは、全く思いません。むしろ、そうした判断をすることよって、命を繋ぐ契機になると思っています。
人間が思い切っていろんな柵を断ち切り、新たに人生を歩むことは大変だと思います。
僕も3.11から今迄、ずっと大変です。
でも、命を繋ぐ選択をとらないと、人は本当に生きていくことはできません。
誤魔化しの人生のレールを走らされるだけになります。
本当に生きること、それによって新しい自分を勝ち取ること。
そして繋がりを造り直すこと。それが真実の「絆」だと、僕は思います。
僕はぎりぎり闘いが更に続きます。
貴女はどうしますか。本当に、貴女はどうしますか。
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3.11。もう二年になります。いろんな思いがありますが、黄色のものを身につけましょう。
二年が過ぎて、自らを見つめるために。犠牲者を思い、日本を思い、いろんなことを考えながら。
僕も自分のフェイスブックでこのイベントhttp://www.facebook.com/events/420877934666201/をたてました。
こういうイベントをきょう開催しているのは、僕のブログ読者からスタートした「福島第一原発を考えます」「福島第一原発を考えます2」のFacebookのグループでもです。2の方が初心者向けです。参加したい方は、
http://www.facebook.com/#!/groups/fukushimadaiichi/
http://www.facebook.com/#!/groups/264874763523469/
また下記の「放射能防御プロジェクト」でもこのイベントを開催しています。地域ごとの連携が欲しい方は、参加して下さい。
【「放射能防御プロジェクト」 一覧】
放射能防御プロジェクトホームページ http://www.radiationdefense.jp/
ただしこちらは、手が回らず更新されていません。過去データの参照場所としてお使いください。「放射能防御プロジェクト」へのお問い合わせも僕に直接メールください。
「放射能防御プロジェクト」の全国のエリア別のグループについては、Facebookのグループは下記の通り。現実の活動の、ネット上での連絡場所になります。あなたの居住する地域や、避難したい地域、関係のある地域に、ご参加ください。こちらは、全国で一定程度機能しています。活発なエリアもあります。
放射能防御プロジェクト北海道
http://www.facebook.com/groups/406139992749343/#!/groups/238760466232853/
放射能防御プロジェクト東京(関東全域)
http://www.facebook.com/?ref=logo#!/groups/286356271460140/
放射能防御プロジェクト中部(甲信越含む)
http://www.facebook.com/groups/406139992749343/#!/groups/141209445967172/
放射能防御プロジェクト北陸 http://www.facebook.com/#!/groups/135591699922058/
放射能防御プロジェクト近畿 http://www.facebook.com/groups/262087893818390/
(現在非公開ですが、参加は可能。参加希望者は問い合わせに必ず返答して下さい。)
放射能防御プロジェクト中国
http://www.facebook.com/groups/406139992749343/#!/groups/cyugoku.info/
放射能防御プロジェクト四国
http://www.facebook.com/groups/406139992749343/#!/groups/rdp.shikoku/
放射能防御プロジェクト九州
http://www.facebook.com/groups/406139992749343/#!/groups/357554564308882/
放射能防御プロジェクト沖縄 http://www.facebook.com/#!/groups/303467553070206/
放射能防御プロジェクト ヨーロッパ
http://www.facebook.com/groups/262087893818390/#!/groups/256282161066976/
さらに、医師向けのネットワークも非公開グループで設置しています。医師で参加希望の方は、Facebookに登録していただき、僕に友人申請していただければ、こちらでお入れいたします。医師のメーリングリストもありますが、まずグループにご参加ください。
放射能防御プロジェクト女子会 http://www.facebook.com/#!/groups/190023214461507/
独身女子、お子さんのいない既婚女子のみが対象。
二年が過ぎて、自らを見つめるために。犠牲者を思い、日本を思い、いろんなことを考えながら。
転写終了
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阿修羅
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