『不正選挙が事実であると仮定して』、『ではどうすれば良いか』ということですので、提案をしたいと思います。 ここで不正選挙と言われているのは、金をばらまいて誰かに投票してもらったというような選挙法違反ではなく、主に「ムサシ」という集計マシンを使った、得票数の操作のことと想定します(集計マシンは実際は他の会社のものも使われているのですが、ムサシばかりが有名なので)。 そこで、「ムサシを使った不正選挙がある」と主張したい方はぜひ、関係者の証言を集めて下さい。証拠がなければ、世の中は動きません。山本太郎も、「不正選挙はあるかも知れないが、証拠を見せてもらったことがない。国会審議に耐えうるファクトがない」と以前から言っています。関係者の証言は、重要な証拠の一つになりますから。 まず、ムサシの社員や、全国にゴマンといる選挙管理委員会の人を探し出して話を聞くことです。そんなことは、本気になれば誰だってできますよ。人脈がなければ、人脈を作るところからやりましょう。 もちろん緘口令が敷かれている場合もありますが、世の中には色々な人がいますから、正義感で本当のことを教えてくれる人もいるかも知れません。 私ならまず、選挙管理委員会に渡りをつけます。 ただの一有権者としてね。 最初から「ムサシの不正選挙について聞きたい」などと言ってはいけませんよ。 もっと一般的な質問を考え出して、知り合いを作るんです(選挙管理委員会というものは、有権者からの一般的な問い合わせは喜びます)。 「私はある候補者の応援をしているのですが、応援が選挙違反にならないよう、ガイドラインを知りたい。お手数ですが少しでいいので、お時間を取ってもらえませんか」と言って、会いに行くとかね。 「選挙というものがどのようにおこなわれているのか、その手順を知りたい」もいいでしょう。小中学生くらいのお子さんがいれば、子どもをダシにしてもいいですね。「夏休み・冬休みの自由研究のため」「社会科の研究発表のため」とか言って一緒に行くとかね。 そうやって少し親しくなってから(本当は一緒に飲みに行けるくらい、仲良くなったほうがいい)、「実はネットで騒がれいていることについて、以前から引っかかってるんですが」などと言って、話を切り出す。 あとは、各自、考えて下さい。 ムサシの社員の見つけ方。一番簡単なのは、お金を払って、探偵事務所に依頼することですね。プロの力はすごいですよ。 とにかく、時間かお金をかける必要はありますが、「不正選挙がおこなわれている」と本気で主張したいのならば、そのくらいの手間をかけて「事実(ファクト)」を集めて下さい。 私は「ムサシを使った不正選挙がおこなわれている」と主張したい人ではないので、やりませんけれど。 それと、できれば下に書いた、 >「不正選挙」とどう向かい合うべきか?の前に、ネット言論の中で「不正選挙」という言葉と疑念がどのようにわきあがってきたかを知っておく必要があります。 http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/116.html#c35 も、URLをクリックして飛んで、一読いただけると幸いです。 「不正選挙」を主張する人たちは、ペーペーの新卒記者でも、人脈のないフリーの駆け出し記者でもやっていることすらしないで、ただネットで騒ぐ。 それでは無意味。 本気で何かを主張したいなら、自分の足を使って事実を集めることくらいはするべきです。そこから「では次に何をすればいいか」が出て来るものですし。
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