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(回答先: 40代50代に異変〜働きたいのに働けない〜ミッシングワーカー〜三宅キャス「この問題は放置できない」/Nスペ 投稿者 仁王像 日時 2018 年 6 月 03 日 07:37:48)
〔3つのリスク〜非正規、独身、介護〕〜三宅キャス「…誰にとっても明日は我が身、他人事とは言えません」/Nスペ
(本文に一部追加)
〔3つのリスク〜非正規、独身、介護〕
三宅キャス「…誰にとっても明日は我が身、他人事とは言えません。ミッシングワーカーの瀬戸際まで追い詰められた女性の現実を追った」
自治体の契約社員として働く53歳独身の女性。自治体との6か月間の契約が終わり職場を去ることになった。これまで非正規の仕事を転々としてきた。彼女は5人で暮らすシェアハウスに住んでいる。家賃は4万6千円/月である。手取りの収入は10万円/月で、生活費は5万円ほど。失業中は貯金を切り崩しているがその貯金も残り僅か。次の仕事が見つからなければ家賃さえ払えなくなる。
彼女は20代で海外留学した経験を活かし、派遣社員として外資系企業で働いていた。当時の時給は2千円で、多いときには月収40万円なることもあったが、45歳の時、その職を失った。その後ようやく見つけたのは手取り14万円のホテルの従業員だった。しかしこの仕事も失業に追い込まれ非正規の仕事を転々と。
さらに追い打ちをかけたのが3年前、母親が亡くなり92歳の父親が一人残されたこと。実家は北海道の農村にあり父親の世話を頼めるような人はいない。父親の身の回りの世話のため定期的に帰らなければならなくなった。3か月に一度は買い出しのために実家に帰らなければならなくなった彼女は、短期の最低賃金(自給:960円)の仕事しか出来なくなった。
女性「だんだん人生がしぼんでいっちゃうだけなのかなあとか、それを改善するためにも何をしていいのか分からない…一応人生は続いているわけだけど何を頼りに進んでいけばいいのかなって…」
実家は山間の限界集落、近くには何もありません。実家には耳も遠くなり目も不自由な父がいて、一人でできないことも増えてきた。それでも施設に入ることを拒むため、彼女は遠くから通って来なければならない。(父親が農作業をする映像)父親が動ける内は良いが、この先どうなってしまうのか。父の介護か仕事か、いずれ決断しなければならない時が来てしまう。
その時、働くことを諦め父親と同居して年金を頼りに暮らすことを選ぶのか、頻繁に帰りながら働く道を選ぶのか。彼女はどちらに進んだとしても明るい未来を描けずにいた…。
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