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〔ついに38度線こえて…キム委員長何を語る?〕4月26日、Nクロ現
米国の専門家も北朝鮮の本気度には疑問を呈している。
ジョセフ・バミューデス(ジョンズ・ホプキンス大学研究員)
「もし北朝鮮が非核化を本当に実行するなら、まず核の査察を受けなくてはなりません。核開発のすべてを明らかにし、北朝鮮全土での査察団の自由な行動を認めなくてはなりません。北朝鮮にとってはハードルの高い決断です」
北朝鮮は非核化の見返りに何を求めて来るのか?
平岩俊司(南山大学・教授)「非核化するためにはアメリカの敵視政策を改めてもらう、具体的には体制の保証、在韓米軍の撤退等だろうが、ここに拘(こだわ)ると明日以降の米朝会談に支障も出てくるだろうから、ここには拘らず今の戦争状態に終結を宣言する等の形で、アメリカの敵視政策を改める方向に一歩踏み出したいというのが北朝鮮の狙いではないか」
「今、休戦状態だからこれに終止符を打って次につなげたい、ということではないか」
強硬姿勢から一転、対話に乗り出した背景には、経済制裁による経済的困窮があると指摘する人もいる。
脱北者の証言「今年1月上旬から3月上旬まで北朝鮮の人々の生活は最悪の状況でした。ピョンヤンの人々に聞くと生活に困っているそうです。外交官でさえ給料を3割減らされたそうです」
さらに朝鮮労働党関係者と見られる人物の音声も入手、経済的困窮の理由を語った。
「米国や韓国の制裁の影響は分かりませんが、去年末から始まった中国による制裁の影響がとても大きいです」
対するムン大統領とトランプ大統領にはどんな思惑があるのか。
まずトランプ大統領は北は”核・ミサイルの放棄を短期間でするべき”という、一方、”非核化と制裁緩和などを並行・段階的にすすめるべき”とする北朝鮮、隔たりのある両者の間でムン大統領は、どう立ちまわるのか。
安永記者(ソウル・プレスセンター)「ムン大統領は、非核化に向けたより具体的な約束を引き出すのは容易ではないとも考えている。ムン大統領のブレーンは次のように述べ、韓国としては米朝の間で橋渡し役を続けて行きたいという考えを示した」
ムン・ジョンイン(大統領特別補佐官)「アメリカは北朝鮮の非核化を前提に問題を一気に解決することを望んでいます。しかし北朝鮮は非核化を(交渉の)最終段階に設定してくるでしょう。そこで韓国の出番となります。アメリカと北朝鮮の間に立って話し合いの道筋をつけていくのです」
安永記者「27日の首脳会談で、ムン大統領は共同宣言文にキム委員長の非核化の意思を盛り込み米朝会談につなげたい考えだ。また大統領は南北会談の定例化をキム委員長に呼びかけると見られ、対話が持続するようまずは雰囲気作りに注力すると見られる。その上で非核化に向けた具体的な交渉は米朝両国が主体にならざるを得ないとしても解決に向けて韓国も役割を果たして行きたい考えだ」
武田真一「トランプ大統領がここまで成果に拘るのは何故か?」
田中正良(ワシントン支局長)「背景にあるのは秋の中間選挙、そして防戦一方のロシア疑惑の捜査といった足元の事情がある。今後について大統領自身が明確な道筋が描けているとは言えないと思う…北朝鮮の真剣さが足りなければ会談をキャンセルする可能性も十分あると思う」
(以下、略)
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