http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/532.html
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(回答先: (国際板)今世紀アジア最大の”人道危機”〜ロヒンギャ難民50万人超〜1982年の国籍法で無国籍に/Nクロ現 投稿者 仁王像 日時 2017 年 10 月 04 日 20:00:15)
ロヒンギャの存在は昨年末まで全く知らなかった。
今回、かなり詳しいことが明らかになったので私見をまとめた。
クロ現では民主化がこれまで抑えられてきた宗教や人種へのビルマ人の差別意識が露わになったという。
根本教授も、差別意識は古くから燻(くすぶ)っていた、と。
それが今回のような国際社会が注目する大事件になって現れたのは何故か?
中東のISの思想的影響は今のところなさそうである。そこで…
時代のシンクロというのか、経済の行き詰まりから欧米で同時並行的に起こっている「人種差別意識」の顕在化と同じ歴史現象ではないのか。
ミャンマーでも軍事政権の時代から今日の半軍事(半民主化)政権の時代まで、市場経済というのはそれなりに発展してきたはずである(ミャンマーへの日本企業の進出もある)。それがやはり行き詰まり、その矛先がロヒンギャの住む土地や資源(何があるか不明:漁業資源はある)を求める衝動になったのではないか。ミャンマーが国境を越えて進出することは勿論できない。
ラカイン州は格好のターゲットになった。そのイデオロとして「ロヒンギャは国民ではない」などと声高に叫ぶ政治運動が盛んになったのではないだろうか(仮説)。
(補足)
遠因は中東と同様、英国のこれらの地への進出であった。旧日本軍も応分の責任はあるだろう。
(補足2)
譬えは悪いのは承知の助だが、古来日本でも隣村との水争いでは暴力沙汰になり死人が出たことも多々あった。同胞の共同体同士で争ったが、これはイデオロ以前のプリミティブな生存の問題であったろう。
ミャンマー辺りの古代のことは分からないが、根本教授が説き起こす時代(19世紀)からはすでに民族問題が発生しやすい土地柄(大陸続き)であったと言えるのではないか。
・少数派のイスラム教徒のロヒンギャへのミャンマー政府による攻撃やめて アジア各地で抗議デモ/nhk
http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/201.html
投稿者 仁王像 日時 2016 年 11 月 26 日 15:50:01: jdZgmZ21Prm8E kG2JpJGc
・マレーシアで“ロヒンギャ弾圧”への大規模抗議集会〜マレーシアのナジブ首相も出席〜インドネシアでも反発が/nhk
http://www.asyura2.com/16/kokusai16/msg/585.html
投稿者 仁王像 日時 2016 年 12 月 05 日 06:29:01: jdZgmZ21Prm8E kG2JpJGc
- 人種差別意識を払拭ないし緩和するには、世界から貧困を撲滅し、人の生存の根本が脅かされない状態を造るほかないと考えるが… 仁王像 2017/10/07 14:38:24
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