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(回答先: シエラレネでの武装解除〜厄介な子供兵の扱い〜彼らは、ただ略奪すること、殺すこと、女の子をレイプすることしか/伊勢崎賢治 投稿者 仁王像 日時 2017 年 4 月 15 日 14:42:33)
5章 対立を仕切る
≪日本の「美しい誤解」≫
僕は、アフガンを国益追求の道具にしない、ましてや、そのために武力を使わない日本の立ち位置を利用しました。バリアライ(30代の国防次官)のやり取りでも、僕も彼を語気が荒くなる場面もあったけど、最後にはため息をついて『YOUが言うんだからしょうがない』って。あまり裏工作はやりそうにない、善良な国の人間に見えるのかな。アメリカという大悪役がいると、余計そう映るのかもね(笑)。
軍閥や、その下の司令官たちと通訳を介して談笑すると、よく、「ジャパンはスゲーよな。僕らも勝ったけど」って、日露戦争のことが話題にのぼるんだ。彼らには、アジアの一員だという意識がある。同じアジア人の小さな島国が、かつてロシアをやっつけたと言うんだよね。
彼らは日本に9条があることは知らないけれど、自分たちのように犠牲者のマインドも理解する勇猛果敢な民族と捉えられているようだ。僕たちはアメリカと一緒に行動しているが、アメリカに対する不信感を共有できる同胞と見られているみたい。
武装解除が、僕自身も含めてみんなの予想に反して、あれよあれよと進むのを見て、一緒に作業していたアメリカ軍の司令官が、いつしか「日本は美しく誤解されている」と言うようになりました。
・・・
現在、アフガンで息を吹き返したタリバンは、国土の8割を実行支配していると言われています。アメリカとNATOが戦力で負けるはずがない。相手は、ほとんど自動小銃などの小火器を主体に戦っている連中です。でも、人身掌握で負けている。(以下、略)
【出典】同前
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