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LH「スイス大使館で聞いたベーシック・インカム実現の可能性」:社会における健全性→議論の必要性
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/373.html
投稿者 Air−Real 日時 2016 年 6 月 05 日 06:17:36: dsfJ1hAY0z6VI gmCCiYKSgXyCcYKFgoGCjA
 

URL先の全文は後半に。

まずは全文掲載に先駆けて、見出しにもある、
議論の必要性に対しての文節を先に抜き出して掲載しておきます。
  ↓    ↓
http://www.lifehacker.jp/2016/06/160604basic_income_swiss.html
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

政府が無条件で月27万円支給。スイス大使館で聞いたベーシック・インカム実現の可能性



「国民投票の結果に関わらず、議論をすること自体はスイス社会にとって健全なこと」


── スイス国民はベーシック・インカム制度についてどう思っていますか?


ペレス=ラプラント氏:

事前の調査によれば、国民の過半数はベーシック・インカムに反対しているようです。
ベーシック・インカムを支持しているのは、国民の25〜40%とのことなので、
6月5日の国民投票でもおそらく過半数の支持を得られず、
否決されるだろうと予想されてはいます。

ただ私は、国民投票の結果に関わらず、
このような社会の根幹を問う議論が国民の間で行われていること自体は
スイス社会にとって健全なことだと考えています。

IT技術やロボット技術が今後さらに発展して、
人間の仕事が機械に置き換えられる時代が来ると言われていますが、
そうなれば人間がする仕事はどんどん減ってくるかもしれません。

そんな時代に、私たち人間は何をすればいいのでしょう?

 前述の市民グループは、実際にこんな疑問を公の場で提起して、
ベーシック・インカムが解決策の1つの現実的な解決策になる、と主張しているのです。

確かに、国民投票で否決される可能性は今のところ高いですが、
スイス国民はこのテーマを真剣に受け止めていますし、
しっかり議論したうえで投票するでしょう。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
   ↑     ↑  
 (記事抜き出しここまで)

 ◎◎◎ 私が提案する議論内容 ◎◎◎


この記事にある内容にかんがみて、自分たちの置かれた社会に差し迫った状況に対して、
われわれも力強く何かを期待して訴える立場にあるということをまず、伝えたいと思います。

スイス国民である彼らの提示した内容は、後続する国々の若者に対するメッセージでもあります。

われわれは状況としてみても、なんら彼らと変わらない立場にあるのだということです。

ここに私たちに対する課題としてみることができるのは、
つまり議論すべきは、BI制度がどのように社会に浸透していけるのか、
言い換えて、どのようにすればそこでわれわれの求める社会制度が実現の運びとなるのかについてです。

われわれにとってBI制度だけが必要なのではなく、
それを機能させるためのわれわれ自らの働きかけが、最も重要な部分であるということです。

まずは、議論に必要な、建設的な話し合いというものを実現すること、
そのためにそこに必要とされる姿勢を理解する、というところから始まることになるでしょう。

現在の政治、議会の場を見るかぎり、あのままを真似していても駄目だということは子供にもわかることです。

逆に私たちが一から、彼らにやり方を示し、提示してあげればよいだけです。

できるとからはじめましょう。

未来を私たちの手で作るということです。
誰もが納得した上で作り出していくということです。

私の本分は転載記事の末尾に後続で付け足すことにします。

では、まずは転載記事全文ここから。
  ↓   ↓
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近年、ヨーロッパを中心に注目を集めているベーシック・インカム。

オランダが2016年の1月からユトレヒトで実証実験を開始し、
フィンランドでも導入が検討されています。

ベーシック・インカムとは、政府がすべての国民に対して
最低限の生活を送るのに必要な金額を無条件で定期的に支給するという構想のこと。

これまで単純に「アイデア」として語られていたベーシック・インカムでしたが、
近年は国の福祉政策として真面目に検討されるようになっています。

2016年6月5日、スイスでベーシック・インカムの導入をめぐる国民投票が行われます。

ベーシック・インカムに関する世界初の国民投票となることから、
国際的にも大きな注目を集めています。

そこでライフハッカー[日本版]は、
ベーシック・インカムについて現地の温度感を知るべく在日スイス大使館を訪れました。

インタビューに応じてくれたのは在日スイス大使館にて文化・広報部長を務める、
ミゲル・ペレス=ラプラント氏。

ベーシック・インカムについて世界一熱い議論が交わされている理由がわかるはずです。

国民の発案がきっかけで実施する国民投票


── ベーシック・インカムについての国民投票が行われるのはスイスが世界初となりますが、
なぜ世界に先駆けて国民投票が行われることになったのですか?

ペレス=ラプラント氏:

まず、よく誤解されるのですが、今回のベーシック・インカムは、
政府が発案して国民投票を呼びかけているわけではありません。

スイスでは10万人の有権者の署名を集めれば、
国民投票を実施できる「国民イニシアチブ(国民発議)」という制度があります。

ベーシック・インカムについてのアイデアも、
一部の市民グループが「スイス全体でベーシック・インカム導入を議論すべき」
と考えて署名を集めたのがきっかけでした。数年前に10万以上の署名数を集め、
2016年6月5日に導入の是非を問う国民投票が実施されることになりました。


仮に国民の過半数が賛成した場合、
ベーシック・インカムが国の法律としてもっとも効力を持つスイス連邦憲法になります。

スイスの根幹を決める重要な国民投票なので、国内では活発な議論がされています。

ベーシック・インカムの提案内容はたった3つの文章だけ

── 議論になっているベーシック・インカムはどのような案ですか?


ペレス=ラプラント氏:

国民イニシアチブで発議された提案は、
その時点では明確に詳細が決まっていない状態のものもあります。

今回のベーシック・インカムについての提案は非常にシンプルなもので、
たった3つの文章しかありません。

内容は「すべての国民を対象としてベーシック・インカム制度が制定されること。

制度の詳細については政府が検討する」というものです。つまり、まず憲法になり、
その憲法に沿う形で下位の法律が決まっていくというプロセスになります。


── ベーシック・インカムに対する、スイス政府の立場を教えてください。

ペレス=ラプラント氏:

今回のベーシック・インカムについて、政府は反対の立場をとっています。
ベーシック・インカムを導入すると経済の弱体化を招く、というのが主な理由です。
ベーシック・インカムで国民1人につきどれくらいのお金を支給するかは決まっていませんが、
国民の間では月2500スイスフラン(約27万円)程度になるだろう、
という議論になっています。高額だと思うかもしれませんが、
スイスの物価水準で考えれば決して高額ではありません。

問題は、2500スイスフラン以下の収入を得ているパートタイム労働者が
労働する意欲をなくしてしまうことです。それが結果的にスイス経済の弱体化を招きます。

もう1つ、政府がベーシック・インカムに反対する大きな理由はコストです。

ベーシック・インカムのアイデアは、年金制度や失業保険制度といった
既存の社会保障制度をベーシック・インカムに差し替えることで、
行政コストを抑えることにあります。

ベーシック・インカムを提議した市民グループはこの点を根拠に、
導入するために追加のコストは必要ないと主張しています。

ただ、スイス政府が行った試算によると、
ベーシック・インカム制度を支えるためには2100億スイスフラン(約23兆円)
ものコストがかかり、行政コストを抑えるだけでは不十分である、と主張しています。


「国民投票の結果に関わらず、議論をすること自体はスイス社会にとって健全なこと」

── スイス国民はベーシック・インカム制度についてどう思っていますか?

ペレス=ラプラント氏:

事前の調査によれば、国民の過半数はベーシック・インカムに反対しているようです。
ベーシック・インカムを支持しているのは、国民の25?40%とのことなので、
6月5日の国民投票でもおそらく過半数の支持を得られず、
否決されるだろうと予想されてはいます。

ただ私は、国民投票の結果に関わらず、
このような社会の根幹を問う議論が国民の間で行われていること自体は
スイス社会にとって健全なことだと考えています。
IT技術やロボット技術が今後さらに発展して、
人間の仕事が機械に置き換えられる時代が来ると言われていますが、
そうなれば人間がする仕事はどんどん減ってくるかもしれません。

そんな時代に、私たち人間は何をすればいいのでしょう?

 前述の市民グループは、実際にこんな疑問を公の場で提起して、
ベーシック・インカムが解決策の1つの現実的な解決策になる、と主張しているのです。

確かに、国民投票で否決される可能性は今のところ高いですが、
スイス国民はこのテーマを真剣に受け止めていますし、しっかり議論したうえで投票するでしょう。

── 今回の国民投票で否決された場合、
スイスは将来にわたってベーシック・インカムを取り入れることはないのでしょうか?

 それとも、近い将来にまた議論が盛り上がり、
導入をめぐる国民投票が行われる可能性もありますか?


ペレス=ラプラント氏:

国民投票が再度実施される可能性はあります。
新しい国民イニシアチブが提起され、10万人の署名を集めればいいからです。

ただ、スイスの文化的な傾向なのですが、国民投票が一度行われたら、
その議論はクローズしたと見なされ、決定が尊重されます。

つい先日、スイスの世界最長のトンネルとしてゴッタルドベーストンネルが開通しましたが、
これも国民投票で建設が決まりました。17年の歳月を費やしたプロジェクトでしたが、
国民の意思が最後まで尊重された例だと思います。

── ただ、今回のベーシック・インカムについては、
ベーシック・インカムのアイデアそのものに対して反対なのではなく、
ベーシック・インカムのやり方に対して反対しているだけ、と見る人もいます。


ペレス=ラプラント氏:

解釈の仕方によっては、そういう見方もできると思います。
ただ、前述したように、今回の国民イニシアチブ自体は非常にシンプルなものです。

よって、今回の国民投票で否決なら、
スイス国民はベーシック・インカムそのものに対して反対である、
と捉えることができると思います。

── フィンランドやオランダなど、欧州の他の国でも
ベーシック・インカム導入が議論されていますね。


ペレス=ラプラント氏:

ヨーロッパを中心に、ベーシック・インカムの概念が注目を集めているのは事実です。

ただ、スイスでの議論が他国の議論と違うところは、
政府が主導してベーシック・インカム導入を検討しているわけではなく、
市民が発端となって議論が始まったところ、
そして実際に導入するかどうか直接決める力を市民が持っている点です。


── 最後にライフハッカー読者に向けて何かコメントがあればお願いします。

ペレス=ラプラント氏:

スイスは直接民主主義の国です。

国民ひとりひとりが、政策の導入などの重要事項についても、
オーナーシップを持って議論します。

ベーシック・インカムについては、読者の皆さまにもぜひ興味を持っていただき、
またご自身の仕事やそれをとりまく環境について考える機会となれば良いなと思います。

また、ベーシック・インカムについて興味深い点で、
前述の市民グループも主張していることなのですが、
スイスでは仕事をしていない余暇の時間に、
ボランティア活動をしている人々が数多くいます。

たとえば、スイスは日本のように山が多い国なのでハイキングをする人が多いのですが、
登山道を作ったり整備したりする仕事はハイキング協会のような組織が主導して
ボランティアで行われているケースが多いです。

他にも、絵画が好きな人が空いている時間に美術館でボランティア活動をしたり、
音楽が好きな人がコンサートホールの運営を手伝ったりすることもあります。

ベーシック・インカムの1つの議論は、人々に、
こうした活動に従事することもできるという選択肢を与える、という意図もあるのです。


インタビューに応じてくれたペレス=ラプラント氏は、
スイスでは国民投票をする機会が多いので議論をするテーマは多いものの、
ベーシック・インカムはその中でも高い関心をもって議論されているテーマだ、
と教えてくれました。

社会の在り方そのものを問う議論であり、
国民ひとりひとりの生き方に直接影響を与えるテーマであるベーシック・インカム。

社会福祉にとってかわる斬新な制度なのに、
現時点で過半数の国民が反対の意思を示している事実は、
スイスで社会の仕組みに対して真剣な議論がされている証拠と言えるのかもしれません。


6月5日に行われる国民投票の結果に注目しましょう。あなたはベーシック・インカムに賛成ですか? 反対ですか?

(文・聞き手/大嶋拓人、写真/大嶋拓人、米田智彦)


************
   ↑   ↑
以上ここまでが記事転載全文。

続きは後ほど。
 

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コメント
 
1. 2016年6月18日 08:10:21 : D1hJR9DOkE : MZNgGRRxULs[189]
ベーシックインカムについての議論は一旦脇に置きますが。。。

一昨日観た、フジテレビ、アンビリーバボー
マジで凄かった。
最近ゴールデンタイムのバラエティ番組の、内容チェックした上で
時々録画するようにはなっていた中で、最近のアンビリーバボーは
割と外してたんだが、ふと番組概要見て、「なんかあるかも」と思い
久々録画したものを観たんだが、番組の10分後から、最後まで涙止まらなかった。

視聴率低迷といわれる中で、よくこんなテーマ取り上げ、取材敢行したものだ、
と思う。

真の市民、そしてジャーナリズムとは何か。
それらが世を変える力と成りうるのか。

今胸一杯でその内容を語れるだけの余裕がないので、すみません。
取り敢えずググってみて、としか。。

ベーシックインカムを日本で実現できれば、それは素晴らしいと思う。
でも、その為には、今の日本に一番欠けている、その一番大切な何かを、
補えなければ、、と。。。


2. 2016年6月18日 08:29:28 : D1hJR9DOkE : MZNgGRRxULs[190]
とりま、概要はここにて。
http://www.fujitv.co.jp/unb/contents/160616_1.html


[32初期非表示理由]:担当:URLのタイトルが無い
3. 2016年6月18日 13:18:13 : q931E3NW4E : Xao0gDyXwoc[214]
>1
ありがとうございます。情報感謝です。早速見てみます。


私一人でも必要な仕組みを概要として提示することはいつでもできます。
けれども同時進行で議論をしたいのです。
われわれには問題を解決に導く力が必要です。
必要なのはののしりではなく知恵を集結すること。
問題を自分たちの問題だとして底人世する責任を育てること。
つまり本物の議論が必要です。

新しい社会の仕組みの詳細も、すでに頭の中では出来上がり、
そのために不可欠な人員配置のポストも存在しています。

自然な循環境を実現さえすればよく、そこでは経済も教育も当たり前に成長し続けます。

そこに自然淘汰されるものは当然ながら人々にとって必要とされていない産業および機関ということになるでしょう。

ともかくここでの議論は形式上難しいものと理解します。


4. 2016年6月18日 14:06:24 : q931E3NW4E : Xao0gDyXwoc[215]
>1
なるほど、視聴してみました。
あなたはちょうどこの時代をリアルタイムで過ごされたと理解します。
とても熱い時代の幕開けを予感させるものだったはずですね。

私たちはその延長上に、より根本的な解決をもとめていきたいと思います。
人々の恐怖の洗脳を解くためにそれを可能とせねばならないでしょう。

ただし、何の反発も戦いも違法性もなく、それを実現したいと考えます。

1億2800万を覚醒した人間の数144kで割ると、888.888888・・・。

8の重なり、無限の可能性。
音の八番目とは、より振動数の高い次のオクターブのはじまり、
すなわちこの答えは、次のステージはこの日本からはじまることを示唆することを印象付けるにふさわしいものです。


5. 2016年6月18日 16:16:23 : q931E3NW4E : Xao0gDyXwoc[216]
格差社会における階層差別、また人種差別が起こりえるのも、
そこに人間観に不信感を助長するための価値観があり、
その常識的なものとされるだけの価値観に対する人々の信仰が根強いためです。

そうした信仰は強い恐れに支えられています。

人が何かを強く嫌悪するのは、その対象をひどく恐れるためです。

そしてまたなぜ恐れるのかといえば、その対象が自分の能力に対して常に疑義を感じさせるからです。

なぜ自身の能力に対して疑義を抱かざるを得ないのかといえば、
その者は自分を特別な存在だと理解する必要性に常に迫られているからです。

なぜ特別なものだと理解する必要があるのかといえば、
そのことでそこに自分が守られる対象として属することになると信じているからです。

”そこでの特別さとは『人間的に』正しくあるかどうか”で、”そうでないもの”は排除されうるからです。
(もちろんそこでの「人間的」とは、自分たちで取り決めた価値観にすぎません)

人間的な価値観とはすべて、(自分たちだけが)”優れたものである”ことによって守護者から守られることを目的とした信仰から始まっています。

ゆえに、人々は今でも、常に人間であるフリさえもしておけばよく、
大樹の陰で守られるためにはおとなしくもしつづける必要があるとだけ理解しているのです。

そこから先はループです。

信仰に背を向けるこで(枠組みを破る)ことは恐れであり、
恐れは人々を混乱させる状況だけを生み出し、
そこには何らかの被害から助かりたい、守られることだけをただひたすら考えさせることにだけなります。

信仰は目先の恐れを回避させる力がありますが、それは本質のすべてを常に覆い隠すものです。

守られることで安心を得ようとするがために信仰が不可欠なものとなるのです。

ですから、内心はそれに変わる本当の安心を得たいと願っているはずです。

まずはその自分たちの本質にたどり着くためには、覆われたものを剥がしていくことが必要です。

そしてそのためには不安から離れ、自然な思考を促すための時間が必要です。

すべての国民にとって、まず自分たちすべての存在の抱える不安を解消する必要性を理解することです。

一人ひとりは全体の「安心を生むために生きる」、
「そのための環境を整備すること」が第一段階です。

そこで時間が生まれれば、人はその自然な心に沿った本質的な生き方を蘇らせて生きます。

自然な”精神的な時間の流れ”を理解していけば、自然の恩恵を自分たちの生活に取り入れて、常にそこに自然との一体感を感じ取ることもできていきます。

二段階目で、やっと「人間であるフリ」から外れて、自身の本質的な姿に立ちかえっていく事が可能となる時期を迎えることができます。

あらゆる犯罪心理も自然淘汰されていきます。
足りないものを求めるという必要性が消えていきます。

性善説が本領発揮するのはこの段階からです。

一段階目では、自分の自然な性質に向き合っていく時間を得るということです。

信仰は必要なくなります。神と一体である喜びを常に胸に抱いて、
自分たちが心からなしたいことに対して、一心不乱に取り組むことができるようになっていきます。

〜〜〜〜〜〜〜
■信仰の起源についてのあらまし■


人類(子)の意識は自然(親)から切り離されました。

兄弟たち(動植物)とも意識のつながりが絶たれました。

まず、人々は兄弟たちが持つ、自然なナビゲーションにアクセスすることが不可能となりました。
それは自ら投げ捨てました。

すべてを一からスタートする実験に参加したのです。

何をすればよいかもわからない、孤独な存在としてはじまりました。

そこでは、本質的な知恵に目覚めることが絶たれているのです。

自然の猛威には、自分たちは蹂躙されているとだけ感じました。

野生の兄弟たちも否応なしに恐怖を感じることにしかなりませんでした。

そこで存在するというだけで、それはただただ恐れでしかありません。

そこでは恐怖のみが意識の中に強化されていくだけです。

そして、自分たちが十分な力をもててない存在であると悟ると、
自分たちに欠けている「力」の象徴として、自然を凌駕する強大な力の化身を
自分たちの似姿として偉大なる父の存在を自分たちの外側へと求めたのです。

それがヤハウェ信仰のはじまりです。

”巨悪な自然という化け物”を退治する守護神を意識の中に強く信仰として持ち、日々その力を礼賛しました。

それが人の作り出した神の信仰の始まりです。

しかしてそれは自分たちの意識を分けた、
概念的な存在形態として確かに存在し続けます。

それは惑星が一定の周期で軌道上を旋回するようにして、われわれの意識(宇宙空間)に存在します。

人間の意識同様、その与えられた人格的性質もまた意識の中で成長しつづけます。

単に人類の一部から切り分けられた概念的な存在でしかないものですが、
それはわれわれの意識がいまこうして存在することと何一つ違いはありません。


悪魔もまた同じです。(実態的にそうした性質が自然の中に存在はしません。
あくまでそれを信仰する人間の価値観の中に観念的に息づくものとして取りざたされているだけです。)


白人である彼らが信仰していたキリスト信仰はやさしく温和すぎて、
黒(つまり白を善とすれば対照的な黒は悪)に対する畏怖に太刀打ちできないと感じていました。

つまり黒人のエネルギッシュなパワーに対する畏怖は、裏を返せば実際には憧れだったのです。

けれども、自分たちにもともとあった優越思想による意識がそれを邪魔しました。

その自らの働きによって劣等感が日に日に大きなものになっていったのです。

悪魔信仰とは、そのもともと彼らの信仰する力をただの権力的な力による支配力、
または権力と同一視することによって、生まれたものだといえます。

権力志向の人間は、パワフルな黒の力をほしがったのです。

つまり、白では黒に太刀打ちできないと囁かれるようになって、
はじめてそう看做すものたちの手によって、
新しい思想とは生まれていくことになるのです。そしてそれはその性質から密かに信仰されていくのです。

あらまし終わり。


6. 2016年6月18日 16:20:21 : q931E3NW4E : Xao0gDyXwoc[217]
>1

そういえば、このFBIの陰謀を暴いた人の数も8人ですね。


7. 2016年6月18日 21:31:36 : 0W7JaiYSHc : 3NEjj60c7as[88]
ベーシックインカムとは

超巨大な政府

すなわち共産主義ということだ

共産主義者は賛成すればいい


8. 2016年6月19日 18:17:21 : q931E3NW4E : Xao0gDyXwoc[221]
>7

いえ、そのような凝り固まった考えを払拭する新たな思考回路を求めてください。

今年10月ころから大転換がはじまります。これからに備えるための議論が必要です。



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