イスラム女性が守らないといけない戒律
世界中の多くの人々は、アフガニスタンのタリバン政権が、極端なまで女性の人権を侵害しているというのは「話には聞いていた」のだが、それがどんな状況だったのかはよく分かっていなかった。
アフガニスタンの女性は頭からベールをかぶって肌を見せてはならないという一般的なことだけは聞かされていたが、せいぜいその程度だと思っていた人も多い。 しかし、タリバン政権が女性に課したのは、そんなレベルではなかった。 女性は家の外で仕事をしてはいけない。男性の店主からモノを買ってはいけない。勉強してはいけない。男性の医師から治療を受けてはいけない。爪を染めたらその指は切断。大声で笑ってはいけない。スポーツをしてはいけない。 不倫はもちろん公開処刑だ。不倫を疑われただけでも処刑される。そうやって殺された女性の映像も残っている。 もはやそれは、人々の想像を超えたものだったのだ。そして、アフガニスタンの女性は10代前半で嫁がされ、時にはそこで激しい虐待を受けることも珍しくない http://www.bllackz.net/blackasia/content/20160120T2218320900.html タリバンが女性に課したルール 厳格なイスラム教を信奉するタリバンは以下を女性に強要している。
女性が家の外で仕事することは一切禁止
男性の付き添いなしに屋外で活動することは一切禁止 女性は男性の店主から物を買ってはならない 女性は、男性の医師から手当てを受けてはならない 女性は勉強することを許されない 女性は、ブルカをかぶらなくてはならない。 従わない女性は、鞭打ち、殴打、および言葉による暴力の刑 足首を隠していない女性は、公開鞭打ち刑 婚外交渉をもったと告発された女性は公開投石刑 化粧品の使用禁止 爪を染めた女性は指を切断 女性は親族以外の男性と話したり、握手をすることを禁止 女性は大声で笑ってはならない 女性は知らない人に声を聞かれてはならない 女性は、音のする靴を履いてはならない 男の親族と一緒でない女性はタクシーに乗ってはならない 女性は、公衆の集まりに出てはならない 女性はスポーツをしてはいけない 女性は自転車やバイクに乗ってはならない 女性は明るい色の洋服を着てはならない 女性は娯楽目的の場へ出かけてはならない 女性は公衆の場や川の脇で洗濯をしてはならない 女性はバルコニーから姿を見せてはならない 女性家のすべての窓に色を塗らなくてはならない 女性は公衆浴場に行ってはならない 女性と男性が同じバスに乗ってはならない 女性を写真や映画に撮られてはならない 言うことを聞かない女たちに暴力を振るってもアシッド・アタックをしても許される。アフガンの家庭内暴力の凄惨さは目を覆わんばかりの悲惨さだ。 http://www.bllackz.com/?m=c&c=20111203T1718000900
女性に対する脅威 タリバンの説くイスラムは「厳格なイスラム」であって、たとえば戒律の緩いインドネシアではまったく様相が違う。 しかし、そのインドネシアでさえイスラム原理主義社のような人間たちがいて、このような「貞操の強制」を求めている。 先進国の女たちは、なぜイスラムを強制されている女性たちに無関心でいられるのか不思議に思うことがある。 家長主義を根本に持つ宗教、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教・ヒンドゥー教・儒教などは、女性に対する脅威であり、女性に対して有害なものであり、女性を抑圧する「暴力装置」である。 女性たちは宗教が自分たちにとって壮絶な危険思想であることをもっと明確に気がつく必要がある。女性たちは、あまりにも危険なものを長い間放置しすぎた。 そろそろ、これらの危険思想を世の中から一掃すべきだと思わないだろうか? 男はみんな女の子供だ。だから、母親は「宗教」という女性を縛る危険思想に自分の子供たちが染まらないように子供の頃から教育することができる。 宗教は単なる共同幻想だ。女たちは神はいないと自分の子供に教育するだけで宗教を破壊できる。 そうでもしない限り、女性の地獄はどこまでも続くだろう。馬鹿げた宗教がいつまでも女性を縛る。人類は2000年前に間違った。 男はあまりの宗教に染まりすぎてもう修復不可能だ。今や、それを正せるのは女性だけになってしまった。ひとりでも多くの女性がそれに気がつくことを願いたい。 http://www.bllackz.com/2011/12/blog-post_03.html イスラムの女性蔑視と女性憎悪の思想は、コーランにも明記されている。
つまり、男が女を支配し、従わない女に懲罰を加えることは、神の命令なのだ。 「アッラーはもともと男と(女)との間には優劣をおつけになったのだし、また(生活に必要な)金は男が出すのだから、この点で男の方が女の上に立つべきもの。 だから貞淑な女は(男にたいして)ひたすら従順に、またアッラーが大切に守って下さる(夫婦間の)秘めごとを他人に知られぬようそっと守ることが肝要。 反抗的になりそうな心配のある女はよく諭し、(それでも駄目なら)寝床に追いやって(こらしめ、それも効かない場合は)打擲を加えるもよい。 だが、それで言うことをきくようなら、それ以上のことをしようとしてはならぬ。アッラーはいと高く、いとも偉大におわします。」(コーラン、4-34) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A9%A6%E4%BA%BA_(%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%B3)#.5B.E3.82.AF.E3.83.AB.E3.82.A2.E3.83.BC.E3.83.B3.C2.A04:34.5D この教えのどこに「慈しむような慈悲と憐み」があるのだろうか。
アラブ・イスラム世界における「名誉犯罪」は、昔から知る人ぞ知るものであったが、最近はインターネットによって一層広範に知られるようになった。 女もひどい目に遭っているが、こういう「畜生のような」男たちも、ある意味、犠牲者なのかもしれない。 もう一点、重要なことは、イスラムは「全体主義の宗教」だということだ。 異教徒や不信心者、逆らう者は容赦なく殺す。 殺戮の恐怖で従わせるやり方は、まさに「全体主義」。 この「服従状態」を、イスラムは「平和」と称している。 イスラムが「平和の宗教」であるというのは、こういう意味なのだ。 幸いな傾向は、最近、アルジェリア等、北アフリカでは「イスラム離れ」が起きていること。 http://www.asyura2.com/15/kokusai12/msg/153.html#c2 http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/319.html#c4 イスラム教国という女の地獄。イスラム教国で男に逆らったら命はない http://www.bllackz.net/blackasia/content/20151106T0044580900.html
パキスタンで、ソニア・ビビという20歳の女性が病院で死亡している。彼女は24歳の交際相手がいたのだが、最終的に彼の求婚を断ったところ、この男にガソリンをかけられて火をつけられたのだった。
彼女の身体は50パーセント近くが焼けて瀕死の重傷を負ったのだが何とか生き延びた。しかしその後、病院で感染症にかかって回復できず、そのまま亡くなった。 パキスタンでは、男の言いなりにならない女性は殺される危険性がある。ソニア・ビビのケースは、パキスタンでは珍しいことではない。 パキスタンでは父親が婚前交渉をしたと疑って娘を焼き殺したり、夫が妻の不貞を疑って焼き殺すような事件は数多く起きている。 なぜ「焼き殺す」のか? 女性を殺すという行為は、名誉殺人であろうが何だろうがパキスタンでも殺人行為として逮捕されるが、男たちは女性を焼き殺したあと、このように言って無罪になるのだ。 「台所の事故でこうなった」 次々と焼き殺されていくパキスタンの女性たち
ソニア・ビビがガソリンで焼かれたのは10月のことだが、その半年前には、シャバナ・ビビという女性が「許可なく外出した」として夫に焼き殺される事件があった。 シャバナ・ビビはただ自分の姉妹を見送っただけだった。それなのに夫は容赦なく自分の妻を「焼き殺した」のである。 これも「台所の事故でこうなった」という処理になったのだろうが、彼女の兄弟が訴え出て夫は焼き殺すのを手伝った義父と共に逮捕されている。 (浮気を疑われ、鼻と耳と舌を削がれ、眼球を潰された女性) http://www.bllackz.net/blackasia/content/20150709T0417190900.html このシャバナ・ビビが焼き殺されるさらに半年前は、シャマ・ビビという24歳の女性が1200人の暴徒に囲まれて夫と共に焼き殺されるという事件もあった。
彼女はクリスチャンだったのだが、コーランを焼いたと疑いをかけられ、生きたままレンガを焼く大きな窯(かま)に放り込まれ、ついでに夫もまた一緒に放り込まれて殺された。 パキスタンでは、少数派クリスチャンやヒンドゥー教徒の女性が「イスラム教を侮蔑した」としてリンチに遭ったり、死刑を宣告されるような事件が相次いでいる。 2011年にムハンマドを冒涜したとして死刑宣告されたのは、アシア・ビビという女性だった。 (少しでもイスラム教をけなすと、冒涜罪で死刑になる危険な国) http://www.bllackz.net/blackasia/content/20130802T2244050900.html 理不尽だが、パキスタンでは「珍しくない」のだ。自由恋愛しても、相手の婚約を断っても、夫に断りなしに外出しても、違う宗教を持っていても、女性は殺される可能性がある。
「女性に教育を」とブログで書いた少女ですらも、イスラムを侮辱しているとして頭を撃たれている。この少女はマララ・ユスフザイと言ったが、何とか生き残ってイギリスに逃れた。 そして彼女は2014年にノーベル平和賞をもらっているのだが、他の国ではそれは名誉なことであっても、彼女の場合、母国パキスタンで「イスラムを裏切った売国奴」という扱いになっている。 ソニア・ビビ。男の求婚を断ると身体にガソリンをまかれて火を付けられた。その後、感染症にかかり、彼女は死亡した。
パキスタンの絶望的な状況を変えようとした女性
こうした女性の人権を完全に無視した行為はパキスタンでは恒常化していて、パキスタン人権委員会(HRCP)の調べでは年々「増えている」と懸念を表明している。 この時代に女性を名誉殺人で焼き殺すような事件が減っているのではなく増えているというのがパキスタンの絶望的な現状を物語っている。 こうしたパキスタン女性の窮状を見るに見かねて立ち上がった女性もいる。 サビーン・マーマッドという女性がそうだった。彼女はパキスタンで女性の権利を訴える公開パネルディスカッションや、映画制作・上映、「ピースニッチ」というインターネットによるSNS等の提供等を通して女性の権利向上に努めた。 彼女が特に力を入れていたのがインターネットによる女性たちの結束だった。パキスタンの女性たちは家庭で孤立し、自分の配偶者や家族からの暴力から逃れられないことが多い。 しかし、そのパキスタンでも徐々に携帯電話が普及して、女性たちが互いにつながり合う兆しが見えてきた。 女性たちのインターネットでの連携は大きな力になるとサビーン・マーマッドは考えていた。そのため、彼女は精力的に活動し、パキスタンでも名を知られるようになっていった。 その結果、どうなったのか。 2015年4月24日、サビーン・マーマッドはカラチの自宅でセミナーを終えた後、武装集団によって射殺されてしまった。 パキスタンでは女性の地位向上や権利の主張を、「反イスラム」として捉えるイスラム原理主義者や超保守の思想を持った男たちが山ほどいる。 こうした考えを持つ男たちにとって、サビーン・マーマッドのような女性は、許しがたい存在だったのである。だから、彼女は殺されることになった。 サビーン・マーマッドと、その殺害現場。パキスタンでは女性の地位向上や権利の主張を、「反イスラム」として捉えるイスラム原理主義者や超保守の思想を持った男たちが山ほどいる。
そんな社会の中で、パキスタンの女性は生きている
パキスタンでは、不貞を働いた女性が焼き殺されたり、親がふしだらな自分の娘を殺したりするのは、文化的に否定されていない。否定どころか、むしろ賞賛される行為である。 ちなみに、「ふしだら」というのもその定義は私たちとはまったく捉え方が違っている。 娘がどんなに厳格にイスラムの教えを守っていても、どこかの男にレイプされたら、レイプされた女性が「ふしだら」だったということになるのだ。 その結果、レイプされた女性の方が、逮捕されたり、名誉殺人で家族に殺されたりする。これはパキスタンだけでなく、アフガニスタンでも、中東でも起きていることだ。 イランでは26歳の「レイハネ・ジャバリ」という女性がレイプされそうになって相手を殺した罪で絞首刑にされた。 (レイハネ・ジャバリ。絞首刑にされた彼女の最後の願いとは) http://www.bllackz.net/blackasia/content/20141030T0419480900.html レイプされた女性は「不貞を行った女性」なのである。そして不貞を行った女性は、姦通罪で投獄されるか、公開絞首刑にされるか、家族に名誉殺人で殺されるかのいずれかになる。
親が決めた結婚相手を拒絶したり、自分で勝手に恋愛して駆け落ちしても、それは「ふしだら」と判断される。女性が自分の意志で何かを決めるというのは命がけなのだ。 もちろん、すべての女性が焼き殺されたり、アシッド・アタックされたりするわけではないが、何かあれば自分もそうなると言う社会では、女性たちも萎縮せざるを得ない。 イスラムの教えが、妻や娘の生命よりも優先される。イスラムの教えをないがしろにするような女たちは殺されて当然であり、手を下した夫や父親は英雄となる。 つまり、パキスタンでは「逆らう女性は殺すのが正義」となっており、だからパキスタンでは「台所の事故」で女性たちが次々と焼け死んでいく。 パキスタンは隣国アフガニスタンと並んで、女性にとってアジア最悪の国であるとも言われている。そんな社会の中で、パキスタンの女性は生きている。 シャバナ・ビビ。25歳。「許可なく外出した」として夫に焼き殺されてしまった。 http://www.bllackz.net/blackasia/content/20151106T0044580900.html
レイプ相手と強制結婚、結婚拒絶で硫酸、ブラ着用でムチ打ち R18 イスラム社会の女性への扱いは、理不尽であり、合理性を欠いている。女性の貞操を狂信的なまでに強調しているので、貞操を失った女性に対する扱いは暴力的であり、非人道的であり、許しがたい。 貞操というのは「社会的に承認された配偶者でない者と性的関係をもたないこと」という意味だ。 イスラムでは男は対象外か、対象であっても法的に厳しくない。しかし、女性には厳しく貞操が強要されている。 「処女性」と「貞操」
貞操というのはどういう状態を指すのか。 具体的に言うと、「未婚者は親が決めるまで誰とも性的関係を持ってはならない」「既婚者は夫以外とは性的関係を持ってはならない」ということである。 もし未婚者の女性が勝手に性的関係を持つと、「家族の名誉を汚した」のだから、家族に殺されてもしかたがないと解釈される。 これを「名誉殺人」と言って、家族の名誉のために不良娘を殺すことが正当化されている。 もし既婚者の女性が勝手に他の男と性的関係を持つと、「姦淫の罪を犯した」のだから、夫に離婚されたり、殺されたり、投獄されてムチ打ちの刑や公開処刑にされても当然だと解釈される。 姦淫の罪は重罪だ。女性の下半身を土に埋めて身動きできないようにして群集が石を投げて殺すこともイスラム社会ではいまだに行われている。 それほどイスラムでは「処女性」や「貞操」を女性に押し付け、守らせ、厳しく管理させているのである。 なぜ抗議しないのかと先進国の女性たちは思うだろうが、そんなことができるわけがない。 あなたがイスラム国家に移住し、そこで「女性の地位向上を!」と叫んだらどうなるのか。 その瞬間に、まわりから村八分され、長老は反イスラム的だと断言して、あなたは数日内に殺されるだろう。 殺すのはかわいそうだと思う人ならば、硫酸をかけて皮膚を損傷させるとか、鼻を削ぎとるとか、身体に火をつけて焼くくらいで許してくれるかもしれない。 そんな狂信的な人間で国が覆いつくされている社会で、女性の地位向上を訴えられるわけがない。昔も今も、女性は強制的に貞操を押し付けられ、弾圧されるがままなのである。 名誉殺人に反対する集会。 名誉殺人はパキスタンでもインドでも現在でも行われている。
加害者の男と結婚すること
もし女性がレイプされたらどうなるのか。それは女性が悪いとイスラムでは解釈する。なぜなら、女性は「貞操」を失ったからである。 レイプされて処女を失ったのであれば、もう家族の名誉を汚したも同然である。もしレイプした男と結婚しないのであれば「名誉殺人」の対象だ。 あるいは、姦淫したのも同様だから、ムチ打ちを執行されても文句は言えない。 男が罪に問われないことも多いが、それは「女性が劣情を誘った」からで、女性が悪いからだ。男にレイプされる隙を与えた女性がすべて悪い。 女性にとってはレイプされたうえに投獄されて罪に問われたり殺されたりするのだから、悪夢のような世界だが、これがイスラム世界では「日常」なのである。 最近もまた、この「悪夢」が大きな記事になっている。2009年、アフガニスタンで従姉妹の夫にレイプされた女性がいる。グルナスと言う名前の女性だ。 外をほっつき歩いてレイプされたのではない。自宅にいるときに男が勝手にやってきて彼女をレイプしたのである。 レイプされたときは19歳だったが、そのレイプで妊娠してしまった。彼女は「姦通罪」に問われてカブールのバダムバーグ刑務所に放り込まれた。さらに控訴審では禁錮12年が言い渡されている。 グルナスは刑務所の中で出産して、今も刑務所の中で子供を育てている。現在は21歳になる。 レイプされ、投獄されたグルナスさん
望んでもないのにレイプされ、望んでもないのに妊娠し、理不尽にも罪を言い渡され、さらにその罪が控訴審でさらに重くなる。 彼女は欧州のドキュメンタリー映画に取り上げられた。 ところが、これを報道するとさらにグルナスが窮地に追いやられるとして公開が中止になった。 しかし、この一連の動きが国際的に話題になり、アメリカも「いかなる女性もグルナスさんのような状況に置かれることがあってはならない」と声明を出す騒ぎになっていったのである。 また、カルザイ大統領の元に恩赦を求める5000名の署名の入った嘆願書が届けられて無視できない状況になった。そして、2011年12月1日、カルザイ大統領は彼女を恩赦した。ただし、そこには条件がついていた。 加害者の男と結婚すること……。 ブラジャー着用女性はむち打ち
自分をレイプした男と結婚することを条件に恩赦されるのだから、普通に考えればめちゃくちゃな話だ。 なぜカルザイ大統領がそのような条件をつけたのかというと、そうしないと、保釈された彼女は「姦通した女」として危害を加えられて、場合によっては殺される可能性もあるからだ。 レイプした男と結婚すれば、それは夫との性的関係だから姦通にならない。だから、グルナスの身を守るためには、加害者の男と結婚させるしかない。これがアフガニスタンの現状だった。 実は、このグルナスの事件が話題になっているここ数日の間、アフガニスタンでは別の事件も起きてそちらも話題になった。 それはタリバンの元司令官の結婚を拒否した家族が武装集団に襲われるという事件だ。 「アフガンの武装勢力が三人の姉妹や彼らの両親に硫酸を投げつけた。なぜならば、年長の娘が元司令官と結婚を拒絶したからだ」 このような見出しで事件が報道されている。18歳の娘に結婚を拒絶されたのを恨みに持った司令官は仲間にこの家族を襲わせ、娘や母親にアシッド・アタック(硫酸を浴びさせる)し、その姉妹をめちゃくちゃに殴打して去っていったのである。 結婚を拒絶したらアシッド・アタック(硫酸攻撃)された。
彼女のふたりの妹も暴力を振るわれていた
アフガニスタンだけが女性に対して理不尽でめちゃくちゃな扱いをしているわけではない。イスラム国家内ではどこでもそんな記事や事件で溢れている。
ドバイはイスラムでも比較的自由な場所だとよく言われているが、2010年4月に、24歳のイギリス女性がレイプされたを訴えて、本人が刑務所に放り込まれそうになった事件もあった。 男にしつこく車で家まで送ってやると言われて乗り込んだところ郊外に連れて行かれてレイプされ、そのあとに女性のアパートに戻ってから再びレイプされた。 これを警察に訴えて、女性が「姦通罪」の危機にさらされた事件だった。彼女はイギリス女性だったので「理不尽だ」と国際問題になって注目された。 もし彼女が現地のイスラム女性だったのであれば、恐らく今ごろは生きていない。男と酒を飲み、2度も犯された女性はイスラムにとっても重罪に値する姦通罪だからだ。 2008年にもアラブ首長国連邦で、似たような事件があった。 オーストラリア出身のアリシア・ガルという29歳の女性が同僚にクスリを飲まされて意識不明になったところを4人に輪姦され、それを訴えたところ、逆に姦通罪で逮捕されて8ヶ月も刑務所に放り込まれたという事件である。 4人の男にレイプされたアリシア・ガルさん。 訴えたら、逆に姦通罪で実刑にされた。
彼女はいまだトラウマで、「悪夢、フラッシュバック、鬱病、閉所恐怖症」が引き起こされていると記事にあった。 よくイスラムの女性蔑視を書くと、必ず「欧米のプロパガンダに利用されている」と言われる。しかし、女性蔑視はどんなに弁解しようと事実としてそこにあり、これはプロパガンダでも何でもない。 女性は明確にイスラム国家で「弾圧」されていて、声を上げることすらも出来ないのである。 ブラジャー着用禁止と、自爆テロ
ソマリアでも公開石打ち刑があったり、女性に対するリンチがあったりしたが、あまりにも馬鹿げたものもある。 ブラジャーが西洋的なものだからこれを着用している女性を集めてムチ打ちの刑に処したというものだ。これは翻訳された記事があるのでこちらを紹介したい。 ソマリアのイスラム組織、ブラジャー着用女性をむち打ち
ソマリアのイスラム系過激派組織「アルシャバブ」が、ブラジャーを着用していた女性を公開でむち打ちした。イスラムの教えに反するというのが理由だという。地元住民が16日語った。 イスラム聖法の厳格な適用を求めるアルシャバブは、映画観賞や結婚式でのダンス、サッカーも禁止しており、今月に入ってからは、強盗を働いたとして若い男性2人の手と足を切断していた。 地元住民の話によると、銃を持った男たちがブラジャーを着用していたと思われる女性たちを集め、公開でむち打ちした。その後、女性たちはブラジャーを外して胸を揺らすよう命じられたという。 ブラジャーくらいなら世界中から失笑を買って終わりだが、深刻だったのは、イラクの事件だった。 イラクでは数年前、突如としてアメリカ軍に対して女性の自爆テロが増えたことがあった。 その背景を調べていくと、ひとりの女にたどり着いたのだという。サミラ・ジャサムという51歳の女だった。 80もの女性をレイプさせて自爆テロに追いやった女。 サミラ・ジャサム
彼女は自爆テロの候補になりそうな女性を見定めると、男たちに女性をレイプさせていたのだという。 イラクでもレイプされた女性は名誉殺人の対象であり、姦通罪の対象になる。そこでサミラ・ジャサムはレイプされた女性を追い詰め、自爆テロを強要させていたのだという。 レイプされた女性は逃げ場がない。社会に抹殺されるか、それとも家族に殺されるかである。どうせ死ぬなら死後に崇拝される自爆テロのほうが尊厳が保たれる。 そうやってサミラ・ジャサムは、80人以上の女性を自爆テロに追いやっていたのである。彼女はイスラム過激派の「アンサール・アル・スンナ」に属していたと言われている。 イスラムが女性を追い詰め、過激派が巧みにその女性たちを操って「利用」する。そういう事実があった。 言うことを聞かない女たちに暴力を振るってもアシッド・アタックをしても許される。アフガンの家庭内暴力の凄惨さは目を覆わんばかりの悲惨さだ。 2012年1月3日火曜日アフガンの15歳の花嫁。売春を強制されるが拒否して拷問に アフガニスタンで、またもや女性に対する暴力事件が注目を浴びている。
7ヶ月前に結婚した15歳の彼女はすぐに夫から売春して働くことを強要されてそれを拒否、それからトイレに監禁され、5ヶ月もの間、夫の家族から拷問を受け続けてきたのだという。 殴られ、蹴られ、生きるためのほんのわずかな水しか与えられず、タバコの火で焼かれ、爪をはがされ、髪をむしり取られ、ペンチで彼女の肉を引きちぎっていた。 アフガンを覆う女性に対する暴力
彼女は現在カブールの病院に収容されているが、身体中が傷やアザで覆われており、本格的な治療はインドで行われなければならないかもしれないと記事には書かれている。 アフガニスタンのタリバン政権は2002年にアメリカ軍の猛攻によって崩壊したが、それからもこの国はまったく安定しておらず、むしろ治安は悪化している。 特に女性には想像を絶するような過酷な国となっている。 アフガン全土でヘロインが爆発的に蔓延し、無法地帯と化したこの国で、女性たちが拉致・監禁・強制結婚・幼児結婚・略奪婚・レイプ・アシッド・アタック(硫酸攻撃)・鼻の切除などの凄惨で信じがたい暴力に遭っている。 鼻の切除と言えば、アメリカの商業誌「TIME」の表紙になったビビ・アイシャを何度も紹介しているが、犠牲になっているのはアイシャだけではない。 中には鼻と一緒に唇も切除された女性もいて、アフガンの女性に対する暴力はいったいどこまで残虐化していくのか想像もできないほどだ。 いずれ、アフガンの女性たちの「顔面を破壊」する数々の残虐行為が国際問題になることもあると思うので、そのときに、被害に遭った女性たちの、目を背けたくなるような凄惨な被害を紹介したい。 今日、ニュースになったこの「15歳の花嫁」は、どうだったのか。 5ヶ月目にして彼女は幸運にも警察によって保護されたが、彼女はもう少し発見が遅ければ殺されていた可能性も非常に高い。 復讐で殺される可能性がある
アフガンでは女性が「商品」として売られている。彼女サハール・グルも「15歳の花嫁」として、彼女の兄が夫となる男に約40万円ほどで売り飛ばした。 夫は彼女を花嫁として迎えたが、別に彼女を妻にしたいわけではなく、売春ビジネスの「商品」として購入した。 死ぬまで彼女を売春させていれば、40万円の元は取れるとでも思ったのだろう。 ところが、である。夫の思惑とは裏腹に、15歳のグルは断固として売春を拒み、自分が夫の「商品」となることに抵抗した。 もしここで彼女が売春を同意していれば、彼女は夫の奴隷として一生が台無しになってしまう。 怒ったのが、夫とその家族である。売春させて儲けるために彼女を「買った」のに、商品が言うことを聞かない。 そこで、何が何でも彼女に売春させるために、折檻がはじまり、拷問が始まったのである。 殴る、蹴る、罵る、監禁するから始まって、それでも折れないので、折檻が拷問にまでエスカレートしていく。 タバコの火を顔や身体に押し付けたり、食べ物を与えなかったり、髪の毛を無理やり引き抜いたり、爪をペンチで剥がしたり、肉をちぎったり、そんな拷問を5ヶ月にも渡って行なっていたのである。 鼻を切除したり、唇を切除しなかったのは、彼女が「改心」したら売春で働かせるつもりだったからだろう。 その間、彼女の母親が娘の身を案じて何度も夫の家を訪問しているが、まったく会わせてもらえず、夫の隣人も鳴き声や叫び声を聞いていたことから警察に通報した。 アフガンでは珍しいことに、通報によって警察が動き、やがて危篤状態になっていた彼女を保護したのだった。夫とその家族は姿を消しているが、ちゃんと容疑者を捕獲できないのはアフガンらしい。 彼女は復讐で殺される可能性がある。つまり、まだ「暴力」は終わっていない。 それがアフガニスタンの現状だ。 http://www.bllackz.com/2012/01/15.html 女性にとっての暴力国家
アシッド・アタック(酸攻撃)は女性に対する攻撃としては最悪の部類に入る卑劣な犯罪だ。 しかし、残念なことにイスラム教国家ではこれがまったく珍しいことではない。 イラン・アフガニスタン・パキスタン・バングラデシュの4国は特に最悪だ。 私はバングラデシュでアシッド・アタックされて背中に大怪我を負った女性と、顔から腕にかけて皮膚が溶けたまま放置されている男を実際にこの目で見てきている。 それだからこそ、この凄絶なまでに悲惨な犯罪に対しては誰よりも激しく憤っている。 日本の女性団体が、あるいは世界の女性団体が、女性の権利云々と言うならば、なぜイスラム教そのものを激しく糾弾し、イスラム教と闘おうとしないのか不思議でしかたがない。 女性がイスラム教を見て見ぬ振りをすればするほど、ファクラ・ヨーヌスのような悲劇が続出し、それにも関わらず加害者が平然と世間に居座るような社会になる。 本当のことを言えば、女性はすべての宗教に対してあまりに無邪気になりすぎていると言いたいのだが、そこまで覚醒できる女性はほとんどいないだろう。 だから、せめて男性優位・女性蔑視を公然と示しているイスラム教くらい反発してほしいと切に願う。 パキスタンでは、アシッド・アタック、共生結婚、その他の女性に対する暴力が年間で8,500件以上も起きているのである。暴力が女性に向いている。 別の言葉で言えば、パキスタンは「女性にとっての暴力国家」と言ってもいいほどだ。パキスタンだけではない。イランも、アフガンも、バングラデシュも、すべて事情は同じだ。 サウジアラビアでもレバノンでもイエメンでもソマリアでも女性たちが鞭打たれ、焼かれているではないか。 そんな地獄のような宗教国家に、女性たちが閉じ込められて息もできないでいる。 イスラムはすでに女性をがんじがらめにしている。内部の女性が逆らえば、みんなファクラ・ヨーヌスやスアドやビビ・アイシャのようにされてしまう。 だから、イスラムの外にいる女性たちが何とかしなければ、イスラムの人権侵害はとめられないだろう。 それだというのに、世界中の女性たちは誰もファクラ・ヨーヌスに見向きもしない。関係ないのだろうか? とても、残念だ。 http://www.bllackz.net/blackasia/content/20120401T0757020900.html 12才少女の命を奪ったイエメンの幼女売買結婚 2009.10.15 中東のほぼ最貧国イエメンで12才のファウジヤ・アブドラ・ユーセフさん、 という名の少女が出産の際の合併症で赤ん坊とともに死亡した。 これは未だかつて無い無い猛烈に危険極まりないブログである。 3日間にわたる陣痛と多量の出血に苦しんだ末の死は結婚制度を含む法律の不整備、 相次ぐ紛争で疲弊し貧困にあえぐ地方根強く残る部族社会、 そしてそれらを統制できず有効な手だてが打てない中央政府。 マレーシア王室の鎮静剤を注射して死姦的性的陵辱を加える皇子もイスラムだ。 少女の死の背景にはイスラムの預言者が抱える極悪非道なコーランの教えが横たわっている。 同国西部ホデイダ州の貧しい家庭に生まれ、 2008年11歳の時に小学校を4年生でやめさせられ、 父親から24歳の男性との結婚を強要され間もなく妊娠。 イエメンでは経済的に困窮した家庭が、新郎側から支払われる幼女買取り資金目当てに幼い娘を結婚させるケースが多く、ファウジヤさんも同様の事情で結婚を強要され、こうした幼女性奴隷化同然の強制結婚は地方を中心に広がっており、 既婚女性の約半数が15歳以下で結婚しているとのデータもある。 もっとヒドイのは2008年に当時8歳の小学2年生の女児が、28歳の男性との幼女性奴隷化契約書に署名させられたが、
この女児は署名後も18歳までは自宅で両親と暮らす約束だったが、 じきに父親から男性と同居するよう強制され数週間後、 夫からから性的陵辱を受けるようになった女児は、 家を飛び出しタクシーに乗り込んで裁判所まで来ると、 助けを求めるためにベンチに座って裁判官が通るのを待った悲惨な話は、まだ文字も満足に読めない女児が必死に絞った知恵だった。 8才の幼女はその後知り合った弁護士の助言を受けて正式に離婚を申し立て、 同年4月主張が裁判で認められて離婚が成立した。
強制結婚問題の背景には絶対的預言者の教えであるコーランと、イエメンの法律に結婚の最低年齢に関する明確な規定がないことがある。 女性は「性交渉が可能になるまで結婚できない」などとされているだけで、 基準があいまいな上、夫婦間の暴力を罰する刑法上の規定もない。 バリ島ウブドでも同じでヒンドゥーとイスラムの女性差別は地獄だ。 イエメン女性の人権問題に関する政府機関が、 女性が結婚できる最低年齢を18歳とすることや、 違反者には禁固や罰金などの刑罰を課すよう法律の改正を求めているものの、 信じられない事に議会側の抵抗で実現の見通しは立っていない。 「結婚の年齢制限はイスラム教の教えに反する」と主張する部族指導者も多く、 イエメンでは部族の独立性が高く、中央政府による押さえが効いていないとの指摘もある。 相次ぐ紛争と貧困も強制結婚が後を絶たない原因の一つであり、イエメンでは1994年政府軍と南部の分離独立派との間で内戦が発生し、 2004年からは北部で、 政府軍とイスラム教シーア派の一派であるザイド派の反政府勢力が、 断続的に衝突を繰り返しているこの気違いムハンマドの宗教とはなんなんだ。 紛争が起きるたびに国内難民が大量発生し、経済が疲弊してますます社会情勢が不安定化するという悪循環に陥いり、 貧困にあえぐ家庭にとって人身御供として幼女までをも性奴隷として売り飛ばす事は、 家計への負担を減らすとともに幼女であろうと少女であろうと、人身売買による性奴隷化資金として収入を得られる手段となっている。 気違いのような唯一至高の預言者の妄言に縛られた女性差別的人権意識の欠如が、 適切な保健教育の充実を阻害しているのは全て気違いムハンマドの教えだ。 強さや男らしさを重んじる男性中心の部族文化が根強いイエメンいう精神的未開発国。 このマークは悪魔か女性黙示録の預言者か? 経済格差と宗教は不幸な女性差別と戦争の最大の原因である。 手塚さんの告発しなさいとの声が頭の中ではっきり聞こえている。 殺すなら殺すがよい。 スカタン預言者を信じて男性社会に都合の良い悪習を拝する怒阿呆どもたちメ。 地獄へ堕ちろ! http://plaza.rakuten.co.jp/balitama/diary/200910150001/ ★イスラムで37歳の男性と結婚した9歳の女の子がマジで可愛い(動画) 中東の国・アラブ首長国連邦より届いた、9歳の女の子のウェディングドレス姿。そう、 彼女は今日自分より28歳年上の37歳の男性と結ばれるのです。 http://rabitsokuhou.2chblog.jp/archives/67641987.html
動画 http://www.liveleak.com/view?i=5cd_1343334652
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