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「債権者登録のコードか?」
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/216.html
投稿者 カッサンドラ 日時 2014 年 11 月 30 日 13:46:04: Ais6UB4YIFV7c
 

(回答先: 「審査員の日当と所得税」 投稿者 カッサンドラ 日時 2014 年 11 月 19 日 12:19:28)

 ふつう一般人や業者が役所から手当をもらう場合、最近は銀行振り込みがほとんどだろうから 「債権者登録」 をさせられるはずだ。 埼玉県の場合だと、登録された 「債権者コード(13桁)」 を請求書に記載してやりさえすれば、あとは銀行名や口座番号を記入せずとも送金が行われる仕組みになっている。


 『債権者登録申請書』 は担当部署に提出のことともなっているから、当然検察審査会でも同様のことが行われるのだろう。 しかし第一〜第五まである東京検察審査会で各審査会ごとに個々の 「債権者コード」 が割り振られるとは思えない。 重複を防ぐために、筆頭審査会である東京第一検察審査会か、その上の地裁出納課のどちらかだ。


 では仮に地裁出納課が割り振ると考えた場合、 「債権者コード」 を知っている出納課だけしか送金作業はできないのか?  前に 『債権者登録申請書』 は担当部署に提出すると述べた。 ということは、それぞれの検審事務局は審査員の氏名、口座名、口座番号を知っているということになる。 たとえ請求書に 「審査員名」 しか書かれていなくとも、金さえ来れば正確に本人の口座に送金することはできる。


 要するに、請求書の欄外に書かれた 「債権者コードらしきもの」 は、予算の使い道を管理するだけの 「符合」 ではないかと考えられる。 例えば、同姓同名の審査員がいた場合とかのために。 あるいは埼玉県の場合なら、「いちいち請求書に口座名や口座番号を記さなくとも良い」 程度の恩典しかないのだが、審査員個人に 「債権者コード」 を教えていないのなら、その埼玉県の例さえ当てはまらない。


 いったい 「船で来た審査員111333」氏は、自分が 111333番だと知っていたのであろうか?  知っていたのなら、わざわざ欄外に 「債権者コード」 を記入させたりはしないだろう。 堂々と氏名の横に書かせるはずだ。 「債権者コード」 は請求者本人が知っていなくては、何の意味もないのだ。


 さらに食い下がる人なら、 「出納課が自分のために」 債権者コードを割り振ったと考えるかもしれない。 だからこれは一般の 「債権者コード」 とは別物だと。 では 「日当・旅費の受給者への管理」 のためのナンバーだとして考えてみよう。 確かに、ナンバーと金額を打ち込めば、送金態勢は整うようになってるかもしれない。 しかし例えば、ナンバーを打ち間違ったらどうするのか?


 「それは、請求者のコード番号の書き間違えと一緒だろう」・・・しかし請求者の書き間違えは、受理した担当部署でチェックできる。 送金作業(ナンバー管理も含めて) が出納課内で完結してるとすれば、誰が間違いに気付きうるのか、が問題なのだ。 下手をすると、知らぬ者に送金が送られてしまう可能性だってある。 しかも打ち込んだ本人がまったく気付かない場合さえ危惧される。


 もし実際に地裁出納課が送金をやっているのなら、こんなスピーディだが危ないシステムにはしておかないだろう。 あくまでナンバーはナンバーとして個人の特定に役立て、送金作業は 「氏名」 「銀行名」 「口座番号」 を確認しながら打ち込むはずだ。  だから 「擬似債権者コード」 の出番はまず考えられない。 それに 「送金のためのコード」 であるなら、請求書に逆に記載してやるのも不要なはずである。 なぜならそのコード番号は 「出納課内だけで」 通用する番号に過ぎないから。


 では、出納課から検審事務局に 「債権者コード」 を通告するシステムならどうか?  コードをもとに実際に金を振込むのは検審事務局だとして。 これなら二重チェックは働く。 しかしそれとて 「債権者コード」 としては、検審事務局には無用の長物であろう。 検審事務局側も同じコード表を持っていなければならないし、そうでなくとも一度通告されれば後の審査会では書かれたコードを見なくても送金できるのだから。


 結論として、 「9桁の審査員・補充員番号」 は送金作業には関係していないと考えられる。

《参考:債権者登録》
埼玉県の場合 http://www.pref.saitama.lg.jp/page/saikensyatouroku.html
千葉市の場合 http://www.city.chiba.jp/kaikei/saikennshatourokunitsuite.html  

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