http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/161.html
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(回答先: Re: 完全独立へのプロセスの突破口は沖縄の基地縮小から 投稿者 仁王像 日時 2014 年 2 月 27 日 20:33:31)
【各論としての防衛問題〜私見の整理】
独立への過程では、「防衛問題」を人質に「独立」を葬り去ろうとする勢力が暗躍してくるのも避けられないと思う。そこで防衛問題について、私見を整理させていただく。
完全独立を果たした後、憲法改正に反対する理由はない。国民の総意で決めれば良いと思う。
また、軽・中武装の「正規軍」を備えた普通の国家として武装中立の立国を目指すのも有り得る。ただし筆者は核武装には絶対反対である。
ここで「正規軍」としたのは、小川和久氏が日本の自衛隊は米軍を補完する形で整備されてきたので、掃海能力や航空能力はトップクラスだが、「正規軍」とは言えないような非常に歪な構造を持っているという意味を指摘しているからである。
「日本の戦争力」小川和久/アスコム‘06年
<自衛隊の実力>
・バイアスロンでたとえれば、水泳だけが抜群に強い歪な戦力である。自衛隊の能力で、世界最高水準にあるのは、海上自衛隊の対潜水艦戦(ASW)能力と掃海(AMW)能力である。
これは同盟国の日本に対して帝国海軍の復活を絶対に認めないアメリカが、旧ソ連の潜水艦部隊を抑え込む対潜水艦戦能力だけを突出させることを求めたからだ。
<自衛隊のパワー・プロジェクション能力>
・自衛隊にはパワー・プロジェクション(戦力投射)能力がまったく欠落している。数十万の陸軍を海を越えて上陸させ、戦争目的を達成できるような構造を、もともと持っていない軍隊である。
・日本は、「自衛隊にはパワー・プロジェクション能力がない」と世界にアピールし、誇り高く手を縛ってみせ、平和主義を実現するテコに使うことができるはず。そうしないのは、政治家や官僚が無知だから。
<海上自衛隊>
・海上自衛隊は現有兵力4万5千人弱で、自衛艦隊と5つの地方隊その他がある。艦艇の規模では世界第5位だが、その対潜水艦戦能力、補給能力などは、世界でもトップクラス。
<航空自衛隊>
・航空自衛隊は現有兵力4万5千人強で、北部、中部、西部の3つの航空方面隊と、沖縄の南西航空混成団に分かれる。警戒管制能力、要撃戦闘機、地対空ミサイルなどによる防空戦闘能力は世界でもトップクラス。
・Re: 完全独立を手にするまでは、九条を盾に立てこもればよいではないか
http://www.asyura2.com/07/dispute26/msg/616.html
投稿者 仁王像 日時 2007 年 10 月 27 日 09:19:52: jdZgmZ21Prm8E
・Re: 「核廃絶」の思想が座っている−小川和久『日本の戦争力VS北朝鮮、中国』
http://www.asyura2.com/07/senkyo41/msg/807.html
投稿者 仁王像 日時 2007 年 9 月 08 日 16:47:24: jdZgmZ21Prm8E
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