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(回答先: 対米・完全独立への具体的プロセスは研究課題である 投稿者 仁王像 日時 2014 年 2 月 25 日 20:18:19)
ついでだから、一井のアマチュアによる無謀とも思えるプロセス論の素描を試みる。「対米独立国民統一戦線(仮称)」の存在を前提にしている。
誰しもが思うのは、独立の骨格となるのは日本全土からの米軍基地の撤去であろう。これが骨組みとなって独立への様々な課題が展開していく。
沖縄の基地縮小が動き始めれば、寺島氏が描いているようなシナリオの展開は比較的容易ではないかと思われる。
最初はゆっくりと、そして次第に加速していく展開も考えられる。今後の米国の力の衰退度合いがそれに影響する。
突破口の話は後回しにしてさらに話を進める。沖縄を始めとした日本全土から基地が縮小していくある段階の臨界点に達するころ(半分を過ぎた辺りか)、日米地位協定の抜本的見直しないしは廃止も日程に上ってくる。
いろいろな過程で、隠れ親米派や隠れ独立反対派からは恐らく防衛問題はどうするのだという脅しがかかってくるだろう。国家戦略家の出番である。この辺に備えて理論武装もしておく。
独立が達成できる見通し(安保破棄)が出てくるころ、防衛、エネルギー、外交、経済、教育などさまざまな分野で地殻変動も起きてくる。あらゆる部面での国家主権が回復するにつれ、各分野でよりフリーハンドでの国策を展開していくことができるようになる。ここでも国家戦略家たちは得意とする分野で活躍していただく。
たとえば教育の現場で言えば、大学の経済学の講座は縮小し、替わって「地政学」が復活、そして「歴史物理学」などというのも出現するかもしれない。
調子に乗るのはこのくらいにして、突破口の問題に戻る。
「対米独立国民統一戦線」のまず目指すべき課題は、沖縄の基地の縮小である。これが独立へのプロセスの最大の難関であると考える。ここで突破口を開くことが、独立への戦略的環であると全国民が心得るべきだろう。統一戦線はまずここに全力を集中する。理論武装も怠らず、ガンジー方式の闘いも全国的に展開する。
この突破口をどう開いて行くかが最大の課題であり、もっと具体性を持たせたいが、筆者の力ではどうにもならない。現時点ではこれぐらいの事しか書くことができない。
(TPP交渉では、これまでのところこれまで見られなかった頑張りを見せたのも、時代が曲がり角に来ている兆候のように見える。米国の頑なな態度に、甘利も夜も眠れないぐらい腹が立ったという。このようなことはこれまで露わになったという記憶はない。良い現象である)
- Re:完全独立後は、軽・中武装の「正規軍」を備えた普通の国家として武装中立の立国を目指すもよし 仁王像 2014/2/27 21:56:44
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