http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/352.html
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(回答先: TEAC LS-H265-B [ペア] \14,140 スピーカー選びで参照した口コミ 投稿者 たけしくん 日時 2014 年 1 月 03 日 11:38:18)
http://dynaudia.blog26.fc2.com/blog-entry-37.html
■各楽器の音が正確に聴き取れる反応の速さと緻密な鳴り
ハッキリクッキリ系のモニター調スピーカーである。澄み切った反応の速い音で正確かつ緻密な鳴り方をし、ひとつひとつの楽器の音がよく聴き取れる。低域も膨らまず、低音自体のスピードや解像度も高い。同傾向の日本のスピーカーはFOSTEX系ばかりが話題になるが、このSX-M3も引けを取らない感じだ。
雰囲気で聴かせるタイプではないし、野性味や力強さにあふれた鳴り方でもない。むしろ持ち味はその対極にある。誤解を恐れずに言えば音楽を楽しむためでなく、仕事で音をモニタリングするのに向いている。
現にSX-M3を聴いて以来、ショップでアンプを比較試聴するのに何度か使わせてもらった。自身が色を持たず、上流からきた音を脚色せずにそのまま出すのでアンプの音を吟味するのにぴったりなのだ。
■自分を消すのがモニターの絶対条件か?
振動板にマグネシウムを使っているせいか、音の質感がFOSTEXのG/GXシリーズを思わせる。一聴して「うわぁ、デキのいいスピーカーだな」と感心させられる一方、目隠しして音だけ聴けば「これはFOSTEXの新製品です」と言われても信じてしまいそうなほど独自色(アク)がない。
「原音忠実再生を目指せばどのスピーカーも同じ音になるはずだ」などという思い込みをする人も世の中にはいるようだが、このスピーカーの音を聴くとあながちそれも妄想とは言い切れないのではないか? と思えてくるから不思議だ。
ひとくちにモニター系といっても、海外の製品はDYNAUDIOにしろ、ATCにしろ、PMCにしろ、ひとクセもふたクセもあるシロモノが多い。原音の再生を目指しながらも、パッと聴いて「あっ、PMCだ」とわかる個性がある。「これが俺らの考えるモニターだ」と自己主張している。
だが日本のモニター調スピーカーは、「どれも同じ音になる」方向らしい。自制しようとしても思わず自分が出てしまうヤンチャな洋モノとは対照的だ。自分を消すのが日本人の考えるモニターなのか。あるいはもともと出すべき自分がないのだろうか。なんだか哲学的な問題である。
http://review.kakaku.com/review/20448511326/#tab
その音ですが、金属のユニット使っているのでどれだけハイスピードで凄い音が鳴るのだろうか?と思っていましたが、実際に聴いてみるといたって普通の音でした。「本当に金属製ユニット使ってるの?」と思うほど金属的な鳴り方もしません。また、確かに応答性は速いのですが、スピード感を全面に押し出しているような音作りでもありませんし、乾いた感じではなく微妙に潤いのある音です。あえて言うならモニター系の音に少し丸みを持たせて聴き良くしたスピーカーかな?基本的にはニュートラルです。
音質面でも良好で、ディティールの再現と言った解像度でSC-CX303の2段ほど上、奥行きなど音場の空間的な広がりも一回りほど広がりました。定位も良くスピーカーの存在を感じさせません。楽器の音像もホログラムのように立体的です。
また、本機の低音再生能力ですがSC-CX303よりもやや量感が少ない程度で音楽を聴く上では不足はないと感じています。SC-CX303は「このサイズでこんなに頑張るの?!」というくらいガツンとくる低音を出ますから(映画のLFEなどを再生させると馬脚をあらわしてしまいますが)音楽再生において不足を感じたことはありませんでしたが、これよりやや少ない程度ですから本機の低音再生能力はサイズなりと言ったところでしょうか。通常の音量では不足を感じることはありませんが、深夜の小音量再生では不足を感じるかもしれません。しかし、量感ではSC-CX303よりもやや少ないものの、伸びについてはSC-CX303よりもやや低いところまで素直に伸びているようです。
SX-M3を聴いて特に感じるのは、むしろSC-CX303は非常に良く出来たスピーカーなんだと言うことです。確かにオーディオ的な音質ではSX-M3の方が優れるとは思いますが、このくらいの差なら再生機器やケーブルなどで簡単に逆転できてしまう差なので気にするほどでもないと思います。SC-CX303はまじめに作られてるスピーカーで再生機器やケーブルの違いもしっかり出してきますし、本来スピードもそれほど早いスピーカーではありませんが、ちゃんと鳴らしてあげるとスピード感も十分出るようになりオールジャンルで使えるようになります。それでいて艶やかで色っぽい音で鳴るのだから堪らない。音楽性や味わい深さという点ではSC-CX303の方に軍配を上げたいですね。
SC-CX303はどんな音源も心地よく聴かせようとしますが、SX-M3は良い音源も悪い音源もそのまま出してしまう感じがします。もっと言ってしまうとSC-CX303で満足して聴けてた音源でもSX-M3では少し物足りなくなったりすることがあります。
逆に生録の良音源では「実はものすごいスピーカーなんじゃないか?」と思うくらい凄く良い音で鳴ります。空間にバイオリンやピアノ、ドラムなどの立体感のある音像が浮かび上がり、それでいて音色に違和感がありません。SC-CX303と比較して解像度と奥行きが増した程度かと思っていましたが、音のリアリティーがぐんと増しています。SC-CX303では雰囲気やニュアンスは十分伝わるのですが、独特の色が乗るのが分かってしまう。音楽をより気持ち良く聴かせるために音を作り変えてしまう感じです(だけどそれが良い)。それに対してSX-M3では音の鮮度を保ったまま音源の良さをそのまま生かす感じで、録音の良い曲で初めてこのスピーカーのポテンシャルが分かりました。ただ、このスピーカーの性格からすると、このスピーカーだから音が良いというより、良い音源だから音が良いみたいな感じになってしまうので評価が難しいスピーカーだとも思いました。音源による差が良く出ます。例えば、アニソンのようなコンピューターで作ったドラムの音などは透明感は凄いのですが、音がどことなく軽く(低音が出ないと言う意味ではないです)、絶対的な音質は悪くないのですがSC-CX303ほどは良く聴こえなかったりします。そういった意味ではSX-M3はちょっとシビアなスピーカーかもしれません。
結論としては、SX-M3は音源を出来るだけ加工せずにそのまま出すことをストイックに追求したスピーカーだと感じました。このスピーカーは(音源を含む)オーディオシステムの足りない要素を補って肉付けしてくれるようなことはないので、そういう部分を含めて機器の選定や、セッティングまできちんと追い込むことが出来る人向け、上級者向けのスピーカーだと感じました。逆に言うとしっかり追い込んでやるとかなりの音で鳴ると思います。解像度も高くポテンシャルのある良いスピーカーですが、この設計思想は好き嫌いが分かれそうです。
デザインは昨今出たスピーカーの中ではぴか一だと思います。サランボード越しに銀色のユニットがうっすらと見えるのがカッコイイ!
また、インシュレーターが標準で付いてくるのもポイント高いです。SC-CX303にはタオックのものを使っていましたが、デザインの統一性から標準のものを使っています。
※このスピーカーはかなり(200時間くらい?)鳴らさないと本来の音にはならないようです。以前は音が甘く、中庸に鳴らそう鳴らそうとしてるような癖がありやや不自然な感じがありましたが、現在はそのような印象が全くなく、自然な音を鳴らしています。
アンプ インテグラ・DTC-7+DTA-7、
フロントスピーカーをオンキョー・D-302を使用していたのですが、音楽では微細な音の再生能力や臨場感が今一歩だったので、
ビクター・SX-M3、
SX-LT55MK2、
SX-WD10、
パイオニア・S-81B-LR
を試聴しました。
求めていた微細な音の再生能力、艶やかな高音、コンパクトなサイズとは思えない音の広がりが決め手になり、SX-M3を購入しました。
自宅で再生しましたが、
これまたすばらしい!。
試聴では体験できなかった低音も聞き取ることができ、すばらしい臨場、音場感です。
この価格とは思えないハイコストパーフォーマンス
クリアで明快 目鼻立ちの整った端正な音
それでいて不思議と冷たくなり過ぎない
低音に限界はあるが 普通の家庭で大きすぎない音で聞くならこれ位が鳴らしやすい
雰囲気で聴かせるタイプじゃないので録音の良い物は良く鳴るが悪い物はとことん悪い
そのへんがシビア
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