http://www.asyura2.com/12/senkyo138/msg/704.html
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収支報告書への虚偽記載についての共謀共同正犯について、小沢は2審で無罪判決となりました。
最高裁への上告は2審判決に憲法違反の疑いがある場合などに上告理由が限定されており、最高裁への上告は困難と言えます。
従って上告はなく、上記訴因については小沢の無罪判決確定の可能性が高いと考えられます。
しかしながら、小沢の元秘書たちは収支報告書への虚偽記載について、それが訴因である陸山会裁判で有罪判決となっており、控訴審でも有罪判決となれば、小沢の道義的責任は免れないでしょう。
さらに小沢側の問題は他にも多々あるのです。
■ 陸山会裁判の判決では小沢側の巨悪が事実認定されている
小沢の元秘書たちが有罪判決となった陸山会裁判の判決では、小沢側の巨悪が事実認定されています。
@ 小沢事務所と企業の公共工事をめぐる癒着が事実認定された
『いずれの事件も長年にわたる公共工事をめぐる小沢事務所と企業との癒着を背景とするもの』
(判決要旨からの引用)
A水谷建設から小沢側への5000万円もの裏献金も、陸山会裁判の判決で事実認定された
『陸山会は04年10月ごろ、原資が明らかでない4億円もの巨額の金員を借り入れ、石川被告自ら、水谷建設から5千万円を受領した。』(判決要旨からの引用)
※ 判決要旨は下記に掲載。
http://www.nikkei.com/news/headline/related-article/g=96958A9C93819695E0E4E2E6E08DE0E4E2EBE0E2E3E3E2E2E2E2E2E2;bm=96958A9C93819695E0E4E2E0E08DE0E4E2EBE0E2E3E3E2E2E2E2E2E2
■ さらに西松建設から小沢側への偽装献金については既に判決が確定している
西松裁判では、西松建設から小沢側への偽装献金が判決で事実認定され、これは確定判決となっています。
(1) 西松建設の元社長は小沢側への偽装献金の事実を裁判で認めて、既に有罪となっている。
(裁判は終了。確定判決。)
下記参照。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-07-18/2009071801_01_1.html
(2) 小沢の元秘書大久保の裁判でも、証人が突然証言を翻したため訴因変更されたものの、これが裁判でも認められて、裁判はきちんと結審している。
結果は、政治資金規正法違反で大久保元秘書は有罪判決。
下記参照。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E6%9D%BE%E5%BB%BA%E8%A8%AD%E4%BA%8B%E4%BB%B6
(3) 陸山会裁判の判決でも、西松建設から小沢側への偽装献金が事実認定された。
『両研究会からの寄付とする外形は装っているが、実体は西松建設から。他人名義に
よる寄付や企業献金を禁止した政治資金規正法の趣旨から外れ、是認されない。 』
(判決要旨からの引用)
証拠の判決要旨は下記。
http://www.nikkei.com/news/headline/related-article/g=96958A9C93819695E0E4E2E6E08DE0E4E2EBE0E2E3E3E2E2E2E2E2E2;bm=96958A9C93819695E0E4E2E0E08DE0E4E2EBE0E2E3E3E2E2E2E2E2E2
■小沢問題への追及は今後も厳しく続く 小沢を証人喚問へ 野党も意気込み十分
つまり仮に本件での無罪判決が確定となったとしても、小沢側には他にも巨悪、問題が多々あるわけです。
そのうち西松建設から小沢側への偽装献金については、上記の通り西松建設の元社長は小沢側への偽装献金の事実を裁判で認めて有罪となり、裁判は終了しています。
この件だけでも巨悪であり、大問題だと言えます。
他にも上記の水谷建設からの裏献金が判決で事実認定されている件もあります。
小沢の証人喚問での厳しい追及が必要なことは言うまでもありません。
自民、公明などの野党は意気込み十分。
小沢の証人喚問には民主も賛成するでしょう。
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- コメントに 回答しましょう。 真相の道 2012/11/13 19:09:04
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