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(回答先: 10月31日 最高裁は、何故予定を早めて「代表選投票日に小沢起訴議決」をしたのか? (一市民が斬る!!) 投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 10 月 31 日 09:11:01)
「検察審査員はいた」から9月14日の議決日は偽ることができなかった、という言い方はある意味で正しい。 その日にやったことを11名の審査員と補充員が知っているのだから、「嘘をついても、いずればれる」と考えるのが普通の考え方だ。 しかしその一方で、10月4日までの20日間も検察官の事前説明がない「違法議決」を検審事務局が審査員に黙っていたというのもまた、おかしな話だ。
たとえ審査員が強引に議決してしまっても、普通は事務局が注意するはずだ。 それが仕事だから。 しかしさらに念の入ったことに「議決日 平成22年9月14日」と議決書要旨に明記までしている。 40数名の審査員と補充員がいたならば、かりに発表日以後に気が付いたとしても誰かは「異議」を唱えるだろう。 一旦発表してしまった日時は変えることはできないのに、なぜこのような事ができたのか?
「検察審査員はいなかった」からなんの恐れもなく「違法議決」を放置できたのだ。 それしか考えられない。 では「実際は前に検察官の説明はやっていたのだろう」という仮説はどうなのか? そうであれば、検察官の出頭月日を隠す必要はない。 検審事務局でも東京地検でも堂々と公表すればよいのだ。 しかし未だに発表はない。 これでは議決前に行っていないからだ、と取られてもしょうがない。 検審事務局も東京地検も、疑いは自分で晴らさなければならない。 それとも、疑われているという認識がないのか?
「検察審査員がいなかったのなら、10月4日議決に簡単にできるじゃないか」という反論はどうなのか? 結論から言えば「如何様にもできる」である。 10月4日の議決・署名日をもっと後にずらすことさえ可能だ。 だから「じゃあ何で9月14日議決なんて代表選との疑惑を疑える日にしたの?」という疑問が「喉に刺さった骨」だったのだ。
この投稿のコメント29に、『官僚が仕組んだ当初の陰謀から政治家絡みの謀略へとすり変える願ってもない機会として、まさに意趣返し「9月14日」を逆に利用したのでしょう。』というのがあった。 つまり「香川事件」で作った民主党への借りを逆に利用して、小沢氏起訴のすべての責任を『民主党執行部に収斂するように』持っていったという説である。 なるほどと思った。 役人ならやりそうな「逆襲」である。
コメント29さんは「9月14日には何も起きていない。 役人側が代表選にぶつける形で議決日を設定しただけだ」のようなことも言っているが、ここまではまだ完全に同意できない。 のだが「検察審査員がいない」状態なら、「議決した」と言おうが「議決はなかった」と言おうが結果として同じことなのだ。 某政治家が「その議決を利用した」か「利用する必要がなかった」の違いだけで、第5検察審査会のやってることは同じだから。
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