http://www.asyura2.com/12/senkyo137/msg/767.html
Tweet |
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-7251.html
2012/10/26 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
政権与党を装っているが四分五裂の内情でとてもこの国の政権を担当する能力も資格もない現状
この連中はテロリストかアナーキストか。そう問いたくなるのが、今、野田首相を支えている民主党のチンピラ議員たちだ。
とくに輿石幹事長、岡田副総理、藤村官房長官、安住幹事長代行、細野政調会長の5人組はヒドイの一語だ。国民から見れば、国をぶっ壊している“犯罪者集団”ではないか。
なにしろ、野田政権はとっくに“死んでいる”のである。政権を預かりながら、何もしない。解散からも逃げ回り、ひたすらしょうもない公務をこなすだけ。野田がきのう(25日)、やったのは園遊会への出席くらいだ。
本来ならば、臨時国会で連日、大型補正予算の議論が行われていなければおかしい。景気はムチャクチャではないか。来年度予算はどうするのか。どうしたら、経済成長が見込めるのか。
政治がフル稼働すべきなのに、野田政権は何もしない。野党の協力を得られないのをいいことに、補正予算も予備費で済ます“いい加減さ”。臨時国会も30日間でさっさと閉じて、野党の追及をかわし、とにかく、一日でも長く、政権に居座ろうとしているだけだ。
こんなハレンチ政権は見たことないが、輿石らはそんな野田に「頑張れ、頑張れ」「解散から逃げまくれ」とやっている。この間、日本がどんどん壊れているのに、平気の平左。これじゃあ、他国から送り込まれた破壊工作員と同じだ。「逮捕しろ!」という声が上がってもおかしくない。
筑波大名誉教授の小林弥六氏もこう言った。
「野田政権は何もしていないだけではありません。尖閣国有化で中国を刺激し、いまや、頼みの綱だった対中貿易を大幅に減らしてしまった。その前は消費税引き上げです。これで個人消費は凍り付いている。EU危機で世界恐慌前夜といわれているのに、米国の通貨安政策をあっさり受け入れ、円高も放置。臨時国会で大型補正予算を組むのかと思ったら、予備費で済まそうとしていて、“やりましたよ”というアリバイ補正です。結局、この政権はどれだけ景気が悪くなろうが、それで企業が倒産しようがヘッチャラなのですよ」
恐ろしい無責任政権だが、野田が何もしないのは、自公の協力が得られず、法案が1本も通らないからだけではない。いまや、民主党内もシッチャカメッチャカ、グチャグチャなのだ。
「民主党内は野田官邸周辺と輿石幹事長のグループ、前原一派の他に、野田官邸と距離を置くグループなど、複数の集まりがあり、それぞれがそれぞれの思惑、事情で反目している。一見、野田政権を支えているように見える野田官邸と輿石グループの間にも微妙な亀裂が走ってるし、前原国家戦略担当相、仙谷副代表らは反野田路線を鮮明にしつつある。鹿野グループや鳩山グループはもともと冷ややか。党内は四分五裂で野田政権はひたすら、首をすくめているしかないのです」(ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)
いやはや、ひどいものだ。
かくして、無能政権はナーンにもしないことにして、“しがみつき作戦”を続けている。これを許し、支えているのが冒頭の亡国5人衆なのである。
◆ガンは場当たりの輿石以下、野田の"ポチ"たち
なかでも、許しがたいのはヌエのような輿石だ。早い段階から「(衆院解散は)来夏の衆参ダブル選挙でいい」などと公言。「それなら勝つ可能性がある」と考えていたらしいが、要は一日でも長く政権にいたいだけだ。そのためならば、何でもやる。極め付きは、自分たちが除籍、追放した小沢ともう一度、連携しようとしたことだ。その無定見が批判されても「そういう道もあろうかと思っている」なんて、シャーシャーと言っていた。
輿石の身上は「今日を乗り切れれば、それでいい。明日のことは明日考えればいい」で、こういうのを「場当たり」という。この輿石が野田に「絶対に解散するな」「3党合意でも時期を約束するな」とネジを巻き続けているのである。
「岡田副総理も同じ穴のムジナですよ。前原国家戦略担当相が“近いうちとは年内だ”と発言したときもすぐに『解散は総理が決めること』と火消しに走った。特例公債法の成立や復興国民会議の人選などが解散条件ではない、と釘を刺すことも忘れていない。輿石、岡田の2人が解散先送りで突っ走っているのです」(永田町関係者)
◆結局、自分たちの都合しか頭にないのか
官房長官の藤村もヒドイものだ。
田中法相辞任の理由は誰がどう見たって、外国人献金と暴力団スキャンダルだ。ところが、藤村にかかると「体調不良というのが辞任の理由であり、そのことが直接、首相の任命責任ということにはつながらない」になってしまう。いくら、首相を支えるのが官房長官の役回りとはいえ、これじゃあ、海外メディアから失笑を買う。まさに野田のポチだが、安住も同じレベルだ。
「さまざまあるからお互いさまだ。自民党も(短期間の閣僚交代を)結構やっていた」なんて言って、野田をかばった。こんな言い草が通用すると思っている感覚が恐ろしいのだ。政治評論家の山口朝雄氏が言う。
「細野政調会長は復興予算の流用問題で、『昨年は日本経済が破綻する瀬戸際だったから判断は間違ってなかった』という趣旨の言い訳をしていました。安住幹事長代行も含めて、与党の執行部が聞いて呆れる言い草です。野田首相の取り巻き連中はひたすら、首相をかばうことしか頭にない。国民が失笑する屁理屈をごねたところで自分たちに明日はない。それなのに権力にしがみつくことしか考えていない。支持率1割台、人材も底を突いた野田政権は末期的としか言いようがありません」
国の置かれた状況を考えれば、コイツらが真っ先に野田降ろしに動かなければいけない。それが「製造者責任」というものだ。なのに、かばうことしか能がない。わざと国を壊したいのか、自分のことしか頭にないのか。ま、その両方なのだろうが、暗愚の極みだ。
◆世の中に蔓延する退廃と絶望のイヤーなムード
こうした政治風景を見せつけられている国民はたまったもんじゃないが、心配なのはニヒリズムというか、退廃的ムードが社会に蔓延することだ。
再生なし、希望なし。ダラダラ政治を変えようにも、選挙というチャンスもなし。こうなると、「やってられねえ」となる。犯罪が増えて、モラルハザードに突き進む。「自分さえよければいい」「バレなきゃ何をやっても許される」という社会になる。
こういうときに、タカ派の政治家がふっと台頭してきたりする。リーダーシップに飢えた国民が飛びつくと、戦前の二の舞い。独裁政治を許すことになってしまう。独裁者は国民の支持を得るために勇ましいことを言う。ちょっとした弾みで有事に発展する恐れがある。
まして、いまは世界経済が疲弊し、先の大戦前のように経済のブロック化、保護主義に戻りつつある。一触即発だから、なおさらヤバイ。
こんなときになぜ、よりによって、野田なのか。歴史が暗転する予感がするのだ。
「犯罪者を政治のリーダーにしてはいけないのです。野田首相は一度も国民の信を問うていない。正統性のない政権です。そんな政権がマニフェスト違反の増税を強行、国民を裏切っただけでなく、自公にも解散を巡ってウソをついたと非難されている。誰からも信頼されていない首相がなぜ、政権に居座るのか。国民の苦しみを放置し、自分勝手な延命工作をして、しがみつくのか。こんなデタラメを続けさせてはいけないのです」(小林弥六氏=前出)
亡国首相とその一派は何が何でも引きずり降ろし、「お縄」にするくらいの勢いでなければダメだ。そうしないと、この国の政治に二度と正義は戻ってこない。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK137掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。