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民主党のお家芸「仲間割れ」・・・予想通りと言うか〜。
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2012年10月24日 政経徒然草
前から何度も書いているが、民主党内で仲間割れが起き始めているようだ。
前原氏が自民党に同調するような発言を続けている。
同じように仙谷氏も野田首相の任命責任を問う発言をしたようで、前原グループは野田氏を見限ったようだ。当然、この先には自民党との連立を見据えているのだろう。
しかし、毎度のことながら彼らの見通しは短絡的で甘いと言うしかない。
そもそも、選挙の結果次第では前原グループ自体が、存続できない結果になる可能性もある。
また、現状の民主党内で「仲間割れ」を起こした場合、マイナスになることはあれどプラスになることは何もないだろう。寧ろ党内からの反発を招くだけだと思うのだが・・・。
もう一点が自民党側からの視点だ。選挙区で争う相手と、今から連立の話などできないだろう。
連立などという話は、選挙が終わって結果が出てからする話だ。(選挙協力をするというなら別だが、それはあり得ない話だ。)
しかし、政局は単純に推し量れるものではない。解散でなく総辞職を選ぶという選択肢も野田首相にはある。
現民主党の執行部は、自民党や他の野党の候補者を兵糧攻めにしようと考えている。少しでも選挙を先延ばしにし、自民党や他の野党の選挙資金が枯渇するのを狙っている。
豊富な選挙資金(小沢さんのお陰なのだが)を使い有利に戦おうとしているのだが、如何せん選挙における金の使い方を知らないのが現民主党だ。
もう一点が、ネットの影響力だ。2009年の選挙以降、政治においてもネットの影響力は格段に大きくなっている。選挙においても同様だ。
ネットが「草の根運動」の役割を果たす時代に突入している。
自公は「野田首相は信用できない」と言っているが、前原氏や仙谷氏なら信用できるのか?
彼らと連携するようでは自民党も終わりだろう。
「民主党もダメ、自公もダメ、維新もダメ。ではどの党に投票したらいいのだろう。」と言う声は日増しに強くなっている。
マスコミが「国民の生活が第一」を表に出さないよう画策しているようだが、小沢さんは、その間に確実に候補者を選び地方組織を立ち上げ、そして政策の深化を進めている。他の地域政党などと違う点は、小沢さんは組織の作り方、選挙の戦い方を知り尽くしている点にある。そして、それを確実に実行していく点にある。それを一般的には実力という。
こうして見ていると、如何に小沢さんが実力のある政治家で有るかを改めて感じさせられる。
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