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マスゴミは、石原慎太郎氏と小沢一郎氏は組めないと報じる。以下の亀井静香氏の話を聞くと事実は違うようだ。
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高橋清隆 亀井静香インタビュー(上) 「自民党も民主党も消える」
(2012年 7月 31日 01:25)
4月の国民新党離党からマスメディアに無視されている亀井静香衆議院議員。民主・自民・公明3党による談合政治の茶番を突き崩すため、新党づくりを進めている。「最後の戦い」と位置付ける亀井氏に27日、その展望と現状を聞いた。
――当初、「石原新党」の結成を「サクラが咲くころ」と言っていた。この構想は生きているのか。
亀井 歴史は一挙にいかない。紆余曲折はある。絵に描いたように計算通りには。それでも、1つの目標を設定しなければならない。6月13日に石原(慎太郎東京都知事)本人と会って、「やろう」と決めた。具体的な話をきちっと整えて。ただ、彼は政治家じゃないから、文章を書いては消している。それで、おれに怒鳴られている。そうは言っても時期が来た。やる。
――一番ネックになっているのは何か。
亀井 尖閣の問題だ。石原が手を付けた問題だが、国に取り組ませればいい。これを整理しないといけない。そういうこともあるから少し延びている。
――消費増税反対について、彼の理解は得られたとおっしゃっていたが。
亀井 彼は物事知らないでご託並べてたから、教えてやった。当面、上げない方がいいと。それで6月15日、憲政記念会での勉強会でも「その前にやることがある」と演説してた。彼の見解は変わった。東京都は会計制度を複式簿記に変えただけで、200億しかなかった貯金を1000億にした。国だって特別会計に手を付けてやれば、10兆円程度ひねり出すために消費税を上げて庶民をいじめることないと。小沢(一郎元民主党代表)が「消費税を上げる前にやるべきことがある」というのに対して「具体的なことは何も言わない」と批判していたが、今は違う。
――石原都知事は「死んでも小沢とは組みたくない」と言っていたが。
亀井 おれと2人だけでは「もう小沢の悪口は言わない」と約束してたが、いない所では言っちゃうんだ。それで、6月13日に平沼(赳夫たちあがれ日本代表)や園田(博之同幹事長)の前で約束させた。「あんた、天下を取ろうというなら、泥棒だろうが詐欺師だろうが、誰だろうが、使える者を使えなきゃ駄目だろ」と。「小沢はあなたが総理でいいと言ってるんだから」と説いた。
――小沢元代表は石原都知事が総理でいいと言ってるのか。
亀井 言っている。おれにも。だからそういう人を敵にすることはない。ところが、外に出るとまた言っちゃう。生理的に嫌だとか、女が言うみたいに。
――それを、マスコミが分断しようと思って報道であおる。
亀井 そう。待ってましたとばかりに。薩長は蛤御門で殺し合いをやったんだよ。こっちはまだ殺し合いもしてないんだから。女の取り合いでさえ。それが手を握るのなんて簡単な話。これはおれの仕事だ。何とかなる。
――尖閣の問題が片付けば、いよいよ新党の結成と。
亀井 その片付け方がいろいろある。まず、地主との関係がぐちゃぐちゃしていて、整理する必要がある。14億円近くの募金が集まっているんだし、国も放っておくわけにいかない。都議会だって「ノー」と言っていくわけにいかない。
――石原さんが党首ということであれば、国政選挙で受からなければならない。新党は総選挙後ということになるのか。
亀井 当然だ。
――選挙は近づいているとみるか。
亀井 今のままだったら、政権は維持できない。総辞職か解散しかない。総辞職したって、またやられちゃう。過半数割るから、間もなく。参議院は前からだが、衆議院でも。そういう中で、自民党ももう公明党や民主党とタッグを組んでやれなくなる。国会の前に集まってるでしょう、反原発のデモが。次の選挙は雌雄を決する。インターネットの力だ。全国に投票所が何万とあるでしょう。ネットを見た人たちがそこに集まり、投票行動に及ぶ。この広がりを、警察は取り締まれない。法律をどう改正したって無理だ。政党や政治家の選挙運動が関係なくなる。それで自民党も民主党も消されちゃう。その後、幕末と同じ。国会前で起きてるのは一種の「ええじゃないか」運動だが、それが維新をやったわけじゃない。町人や百姓も加わっていったかもしれないが、侍がやった。
――亀井亜紀子参議院議員が4人で会派「みどりの風」を組んだ。背後に亀井さんがいるとのうわさも飛び交っている。
亀井 そんなのは推測だろうが、彼女たちはすごいよ。場合によっては歴史をつくる可能性がある。
――彼女たちの会派と石原新党との関係は
亀井 「みどりの風」だけでは、今の政治を変えられるわけないと彼女たちも分かっているはず。当然、連携することになっていくだろう。
――鈴木宗男衆議院議員が与党に残ったまま、鳩山由紀夫に刺客を立てるようだが。
亀井 彼は権力にすり寄っているだけだろう。
――彼の仮保釈が早まった裏には、司法取引があったのか。
亀井 そんなことはできない。今の政府にそんな力ない。
――なぜ、そんなにすり寄りたがるのか。
亀井 利権だろう。彼に聞いてみればいい。
高橋清隆記者のプロフィール
反ジャーナリスト
著書:『亀井静香 最後の戦いだ。』(K&Kプレス)
『亀井静香が吠える--痛快言行録--』(K&Kプレス)
『偽装報道を見抜け!―世論を誘導するマスメディアの本質』(ナビ出版)
ホームページ:
「高橋清隆の文書館」
JANJANブログより
http://www.janjanblog.com/archives/78157
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