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(回答先: 本澤二郎の「日本の風景」(1105) <松下政経塾に寄り沿う上田きよし><心配な埼玉の教育行政>など 投稿者 五月晴郎 日時 2012 年 7 月 22 日 12:10:40)
http://blog.goo.ne.jp/mwjtg/e/d0b98e7aa450d7140e6b1b88ea7325fe
2005-09-21
民主党の代表に松下政経塾出身の前原が就任した。
松下政経塾出身の政治家というと、民主党が前原以下、野田、原口、玄葉ら、自民が高市、逢沢ら、神奈川県知事松沢、横浜市長中田、杉並区長山田と若手政治家が多い。では、その松下政経塾とは、どんなのだろうか?
入塾資格は22〜35才。年に5、6人ほど取っている様だ。タダメシ+1年目には20万、2年目と3年目には25万が月に支給される。さらには2、3年目には年100〜170万程度の活動資金、住宅助成金も支給される。
入塾1年目は全寮生活。神奈川県茅ヶ崎市の豪華研修施設で行われる内容は
4〜9月が午前6時、10〜3月が午前6時半起床。ラジオ体操w、庭の掃き掃除(無言)、海岸までウォーキングorランニング。
朝食後8:45から朝会。担当塾生が幸之助の手による塾是、塾訓、五誓の巻物を掲げ、壇上に上がり大声で読む。その後担当塾生が所感を述べて終了だが、全員が直立不動で聞き入る姿は宗教がかった雰囲気がある。
塾是は「真に国家と国民を愛し 新しい人間観に基づく 政治・経営の理念を探究し 人類の幸福と 世界の平和に貢献しよう」塾訓は「素直な心で衆智を集め 自修自得で事の本質を究め 日に新たな生成発展の 道をもとめよう」五誓は「素志貫徹の事」「自立自主の事」「万事研修の事」「先駆開拓の事」「感謝協力の事」
五誓には塾生心得も書かれており「万事研修の事」には「見るもの聞くことすべてに学び、一切の体験を研修と受け止めて勤しむところに真の向上がある。心して見れば、万物ことごとく我が師となる」とある。22〜35才にもなる人間が戦前の修身の教科書にでも書かれているような事を日々唱和しているのは時代錯誤を超えたカルトと言っていいだろう。
週にやる内容の例は
月曜 儒学(9:15〜12時) 塾主(幸之助)研究(13時〜15時) 外国語(15:30〜17:30)
火曜 基礎理念(同) 外部会場での講座(13時〜17:30)
水様 日本研究(同) その他の講座(同) 剣道(同)
木曜 基礎政策(同) その他の講座(同) 茶道(同)
金曜 個別テーマ研究会(同) 共同研究(同) 体育/書道(同)
土曜 書道(月1回)
いい年の大人が儒学、体育、茶道、剣道、書道を学ぶのが笑える。鎌倉・円覚寺で座禅研修、幸之助ゆかりの地を訪ねる11月の関西研修、10月に行われる100Km行軍(24時間ぶっ通し 24時間テレビかい)
1年目のカリキュラムには「人間観講座」という思想教育が行われるが、「塾役員講座」というのもある。岡崎研究所の岡崎、アサヒビールの樋口、ウシオ電機の牛尾、国際大学振興会の中山、大平洋セメントの諸井 日本財団の曾野、京セラの稲盛、千葉商科大学の加藤、慶應義塾大学の草野、京都大学の中西、漫画家の弘兼ら錚々たるメンツだが、彼らは皆保守主義、新保守主義を標榜するタカ派である。
幸之助といえば、世界的カルト教団創価学会の池田と親交厚く、対談集も多数出している。カルトの長どうし気が合うのだろうか。松下といえば日本熱学工業事件(40年代末にコイン・クーラーというシステムで急成長した会社。役員の何人かにヤクザを送りこまれ倒産。黒幕には松下もいたという)をはじめダーティーな会社で、トヨタと並ぶ日本の悪徳企業である。
松下政経塾出身者を表現するならば、一流半のボンボン、国士を気取った幸之助信者、歪んで肥大化した野心を持ち、歴史認識、社会認識、人間理解が浅い馬鹿と言っていいだろう。
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