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(回答先: 明 の 上奏文に 「 尖閣は琉球 」 と明記 中国主張の 根拠 崩れる (産経ニュース) 投稿者 真相の道 日時 2012 年 7 月 17 日 11:54:13)
故井上教授による別解釈について、コメントがあったので回答しましょう。
■ 故井上教授の解釈は、原文の「琉球」という単語を「中国」に勝手に変えた捏造解釈
ポイントは>>28さんが指摘している通りです。
つまり下記。
>>28
> 赤嶼ハ琉球地方ヲ界スル山ナリ。
> で、これを現代文に訳すと「赤尾嶼(島)は、琉球地方を界する山だ(赤嶼以西は琉球領ではない)」。
「琉球地方を界する山だ」を「赤嶼以西は琉球領ではない」は、勝手な解釈。
誰かが勝手に解釈すれば、尖閣列島が中国領になると言うのは珍説。
上記の通りです。
つまり、故井上教授の解釈は解釈というより、そうであってほしいという勝手な思い込みと言っていいでしょう。
故井上教授は、郭汝霖が赤嶼について「界琉球地方山也」と書いていることを認めているにもかかわらず、下記のような勝手な解釈、というよりも捏造をしています。
『郭が赤嶼は琉球地方を「界スル」山だというとき、その「界」するのは、琉球地方と、どことを界するのであろうか。郭は中国領の福州から出航し、花瓶嶼、彭佳山など中国領であることは自明の島々を通り、さらにその先に連なる、中国人が以前からよく知っており、中国名もつけてある島々を航して、その列島の最後の島=赤嶼に至った。郭はここで、順風でもう一日の航海をすれば、琉球領の久米島を見ることができることを思い、来し方をふりかえり、この赤嶼こそ「琉球地方ヲ界スル」島だと感慨にふけった。その「界」するのは、琉球と、彼がそこから出発し、かつその領土である島々を次々に通過してきた国、すなわち中国とを界するものでなくてはならない。』
原文にはない書き手の考えを勝手に捏造した挙句、『すなわち中国とを界するものでなくてはならない』と捏造して決めつけ。
つまり、原文では「界琉球地方山也」と琉球の境界だと誰がどう解釈しても言っているにもかかわらず、故井上教授は原文にある「琉球」を「中国」に勝手に挿げ替えて中国の境界だと捏造解釈しているのです。
■ 故井上教授はなぜ捏造解釈をしたのか
なぜ故井上教授は、原文にある「琉球」を「中国」と言い換えるような捏造解釈をしたのか?
故井上教授の経歴を調べたらその理由がわかりました。
■ 故井上教授は、中国の文化大革命を支持するほどの頭のおかしな中国礼賛者だった
故井上教授は、世界中から非難されている「文化大革命」を支持するほどの頭のおかしな中国礼賛者、毛沢東信者だったのです。
その実態は、下記のようにウィキペディアで明らかになっています。
・文化大革命や全学共闘会議の活動を支持
・毛沢東思想学院の講師としても、精力的に活動した。
・中国社会科学院から名誉博士号を授与される。
つまり故井上教授は、中国人民を弾圧し、多くの中国人を惨殺した毛沢東と毛沢東による文化大革命(牲者数は推計で数百万人から1000万人以上といわれている)を支持する頭のおかしな中国信者だったわけです。
結論としては故井上教授は、毛沢東による圧政、文化大革命を支持するほど中国を盲信する頭のおかしな人間だった。
毛沢東思想学院の講師をするなど、中国の利権に取り込まれた人間だった。
ですから上記のように、原文の単語を勝手に置き換えて中国側に有利となるような捏造解釈をしたのでしょう。
■ 捏造解釈をしなければ、石井准教授のように自然な解釈となる
以上が故井上教授による捏造解釈の真相です。
故井上教授のように原文の「琉球」という単語を「中国」に勝手に置き換えるなどの捏造解釈をしなければ、元投稿記事の石井准教授が解説した通り、自然かつ当然な解釈となるのです。
『石井准教授によると「渉る」は入る、「界地」は境界の意味で、「分析すると、赤嶼そのものが琉球人の命名した境界で、明の皇帝の使節団がそれを正式に認めていたことになる」と指摘している。』
したがって中国の主張、つまり尖閣諸島が明時代から中国の領土というのは捏造ということになるのです。
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