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ハム'ず ひとりごと
秋田県3区選出の民主党の議員です。使い古された経済成長モデルよさようなら。人と人がつながって生きる社会。国民の生活が第一の政治を愚直に目指します。 twitterも始めました!@kyonokimiko
10年ひと昔
May 30 [Wed], 2012, 21:53
今日は、司法改革WTにおいて、陸山会事件に関する、捜査報告書ねつ造問題についてのヒヤリング。答えられません、お答えできませんの連続で、ヒヤリングには程遠いWTとなった。
法務大臣経験者2名、法務大臣政務官経験者1名がメンバーとして参加しているにも関わらず、国会からも、与党のWTからもただただ仰ぎ見るような高みに存在する法務行政。この国の官僚機構の独裁構造の根深さをしみじみと感じる午後。
引き続き、法務部門会議。こちらは、裁判員制度導入時に、深い議論をすることなく成立させてしまった検察審査会について、現状の把握と今後の課題について、より適正なものとして機能させていくために、今日から議論がスタート。そうはいうものの、ここもその前のWTと同じように、ちょうど、TPPを慎重に考える会における、外務省の答弁のような、底知れない不全感に充ちている。
他国を例に引くのは気が引けるが、裁判官、検事、警察官も、国政に対する意思表示としてのストやデモの権利が保障されている国と、我が国の、秘密主義、権威主義との落差の大きさに、ため息が出る。ここに風穴をあけることなく、真の国民主権や、真の基本的人権の保障は実現出来ないことを痛感する。何十年かかろうが、次世代にバトンタッチをしながら取り組まなければならない。
そして、夜。
十年前に何をしていたかなあ、と思い出して見た。
10年前の2002年の今頃は、3年前の初めての県議選で落選して、戸別訪問を行なう日々だった。2巡目の計画が1000軒遅れであることを後援会の幹部会で報告したとき、やると言った事は、しのごの言わずにやるのが基本だ、遅れた理由は聞く必要がない、約束した軒数をともかく、実行しろ!と大きな声で一喝されたことを思い出した。
遅れを取り戻すため、日射病になりかかったことなども思い出した。
それと同時に、一人区の県議選の選挙区で、まだまだ先が見えず、当選も不確定で、結構苦しい日々だったことも思い出した。
何よりも、訪問軒数が皆に約束した通りに進まない事を、あれほどの迫力で一喝され、政治の世界を志したら最後、自分がした約束は守らなければならない、という基本的な事を骨身に沁みて教えられた。
たかが訪問軒数ではないか、という反発が当時の自分の心の中にはあったかも知れない。
しかし、あの体験が、結局、10年後、国会に身を置くことになった今の自分を厳しく律している。
http://yaplog.jp/galinaisno1/archive/1598
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