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G8閉幕 野田首相、ほろ苦デビュー 消費増税トーンダウン
2012年05月21日08時10分
提供:産経新聞
野田佳彦首相は、主要国(G8)首脳会議(キャンプデービッド・サミット)2日目の経済討議を終え、20日深夜にチャーター機で東京・羽田空港に到着した。欧州債務危機脱却に向け、各国首脳が「財政再建と経済成長の両立が不可欠」との認識で一致する中、首相は具体的な成長戦略に言及しなかったばかりか、国際公約のはずの消費税増税までも国会審議への影響を憂慮してトーンダウン。日本の国際発信力低下を印象づけただけのほろ苦いサミットデビューとなった。
「世界経済、地域情勢について本当に率直な意見交換ができた…」
首相は記者団に意義を強調し、チャーター機に乗り込んだ。首脳宣言に、北朝鮮のさらなる挑発行為への警告とともに拉致問題を含めた人権問題への懸念も盛り込まれたことは評価できるが、それ以外に目ぼしい成果はなかった。
「財政健全化を図る法案を成立させたい」。首相はサミットでこう訴え、消費税増税関連法案成立への意欲を重ねて表明した。ただ、昨年11月の主要20カ国・地域(G20)首脳会議では「2010年代半ばまでに消費税を段階的に引き上げる」と断じており、言い方はむしろ後退している。
経済討議では、経済危機回避に向けた方策として国際通貨基金(IMF)を通じた支援を表明したが、日本の成長戦略については「今年度は2%を上回る経済成長を実現させたい」と抱負を述べただけで方策には触れなかった。これでは増税による景気縮小とデフレ圧力に対して無策であることを露呈したに等しい。
菅直人前首相が2年前に策定した新成長戦略は、約400の施策のうち成果があったのは1割にすぎない。野田首相も夏に「日本再生戦略」を打ち出すというが、赤字国債発行に不可欠な特例公債法案の成立さえ危ぶまれており説得力に欠けている。
もっとも大きな時間が割かれたのはギリシャの政情不安により再燃した欧州債務危機の問題だった。G8筋は「ギリシャにサミットを乗っ取られた」とこぼすが、国際金融に疎い首相は「具体的に言及しなかった」(同行筋)といい、存在感はほぼゼロだった。
トピックスといえば、オバマ米大統領の計らいで誕生ケーキを振る舞われたことくらい。ケーキの火を消す際、オバマ氏は「自分の再選を願ってもいいよ」とささやいたという。
首相はダレス空港で記者団にこのエピソードを披瀝(ひれき)し「世界の平和と繁栄を祈りました。国内だったら違ったかもしれません」とご満悦だったが、単に「子供扱い」されただけではなかったのか。(ワシントン 半沢尚久、柿内公輔)
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