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2012年 4月 09日(月曜日) 14:45
鳩山元首相との会談でのイラン大統領の発言
イランのアフマディネジャード大統領が、日本の鳩山元首相と会談し、「世界の運営には、全ての国の国民と政府が参加すべきだ」と語りました。
アフマディネジャード大統領は、8日日曜、テヘランで、鳩山元首相と会談し、「イランは、世界が友好と公正に基づいて運営されるべきであり、いかなる政府も、他国に自らの意志を押し付けるべきではないと考えている」と語りました。
また、「世界は、核兵器や大量破壊兵器を廃絶すべきであり、日本への原爆投下は、この国の国民に被害を与えただけでなく、世界中の全ての国民を悲しませた」としました。
さらに、「イラン国民の文化において、罪のない人間を苦しめたり、殺害したりする者は、実際、全ての人類と人間的な価値に対して圧制を行っていると見なされる。このような考え方から、イランは根本的に、核爆弾や大量破壊兵器に反対である」と述べました。
アフマディネジャード大統領はまた、核問題において信頼を構築するため、イランがIAEA国際原子力機関と自発的に協力し、努力していることに触れ、「イランは、3年近くの間、追加議定書の全ての項目を自発的に遵守した。アメリカの前大統領は、イランを悪の枢軸と呼んだが、当時、我々の科学的な調査は完全に停止していた」と述べました。
アフマディネジャード大統領は、イランは現在も協議の用意ができており、協力へと向かうあらゆる提案を歓迎するとし、「協議の相手側は、常に、一方的にイランに要求を押し付けているが、我々の考えでは、協議は双方からのものであるべきだ」と語りました。
アフマディネジャード大統領はさらに、イランの核活動は完全にIAEAの監視下にあるとし、「イランは、6カ国との次期協議に向けて実践的な提案を有している」と述べました。
また、イランと日本の関係は、歴史を通して、非常に良好で建設的なものだったとしました。
一方の鳩山元首相もこの会談で、核兵器のない世界を追求すべきだと強調し、「国際的な信頼の構築、様々な法規や規定の遵守は、国際社会が真剣に追求すべき重要な問題のひとつである」と語りました。
また、イランをはじめとする一部の国に対するIAEAのダブルスタンダードは、不公平な態度だと述べました。
さらに、イランと日本の政治、経済、文化のあらゆる分野の協力拡大を求めました。
最終更新 ( 2012年 4月 09日(月曜日) 17:39 )
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