http://www.asyura2.com/12/kokusai7/msg/562.html
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サンフランシスコ国際空港(SFO)で6日に起きたアシアナ航空機の着陸失敗事故は、アメリカ国家運輸安全委員会(NTSB)が前例がないかたちで途中経過リークを行い、パイロットの操縦ミスが事故原因という匂いを強く漂わせている。
事故当日から米国系韓国系などのメディアをウオッチしているが、いちばん不思議なのは、事故直後に、事故機のコックピットから管制官に「機体に不具合が生じた」という交信があったと報じられながら、その後は、そのような交信事実さえ消されていることである。
その交信内容を最初に聞いたときには、事故機が胴体を地面に付けた映像を見ていたので、着陸装置に不具合があったのではなかったと疑った。
NTSBは、操縦系統に不具合はなかったとか、速度警告装置に不具合はなかったといった断片的な情報で機体不具合説を打ち消すような発表を行っているが、機体状況の全般についてきちんと発表しているわけではない。
後部の着陸装置は、護岸にぶつかりその後でんぐり返りをするなかで脱落したとされているが、それだけでは正常に機能していたかどうかは不明である。
事故機の進入角度や低速でのアプローチも、着陸装置に不具合があり、胴体着陸になる可能性を考慮した結果である可能性もある。
(但し、それなら、習熟訓練中の副操縦士ではなく、主操縦士が操縦を代わるべきである。習熟訓練の一環として、“おかしな”着陸を試みた可能性も考えられなくない)
NTSBは、前代未聞のかたちで事故機情報をリークするのなら、「機体に不具合が生じた」という連絡の後に、管制官が「不具合はどこか?」と問いかけたはずだから、交信内容を明らかにすべきである。
(緊急着陸時の対応などに関わることから、どこに問題が起きているのかは必ず確認するはず)
韓国のNHKとも言われるKBSは、NTSBが事故機のパイロットの操縦ミスを印象づけるような発表を行っていることに強く反発している。
そして、中国のメディアは、中国の主要紙に謝罪広告を出したアシアナの対応を高く評価している。
SFOにおけるアシアナ機事故に対するNTSBの調査の進め方が、韓国の米国離れ中国すり寄りを加速させる可能性もあるだろう。
NTSBがあそこまで露骨に人為事故説を印象づけている背景には、ボーイング社擁護の思いがあるとみるのが妥当であろう。
ANAそしてJALと立て続けに起きたB787(ドリームライナー)の電池爆発炎上火災事故で、ボーイング社は主力機787が長期運行停止と出荷停止に追い込まれた。
(運行停止の損害賠償や対策で莫大な金銭的負担もかかっている)
今回の事故は、787と並ぶボーイング社の主力民間旅客機777で起きた。民間航空機分野で壮絶な叩き合いを演じているエアバス社は、787の対抗機として、つい最近A350を試験飛行させ来年には型式認定を受けるスケジュールを発表している。(A350はリチウムイオン電池を未採用)
燃費の悪い747は営業的に主力機となり得ず、主力機である787と777の評判が落ちることはボーイング社の凋落につながりかねない。
ついでになるが、昨日、ロンドンのヒースロー空港でエチオピア空港の“リチウム電池ボックス対策済み”787機が、乗客を降ろした後のタクシング中に火災を起こしている。外見的には、電池が置かれている場所に近い尾翼手前の胴体天井が焼けていた。
※ 消火活動や救援に向かった車両にひかれた可能性が報じられていた既に亡くなっている中国人女性の遺体には、タイヤの跡と消火剤の残滓が確認されたとのこと。
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アシアナ機事故 死者3人に=入院の中国人少女
2013/07/13 10:39 KST
【サンフランシスコ聯合ニュース】米サンフランシスコ国際空港で起きたアシアナ航空機の着陸失敗事故で、ロイター通信などは12日(現地時間)、重症を負い病院で治療を受けていた中国人の少女1人が死亡したと報じた。同事故での死者は3人となった。
6日にアシアナ航空ボーイング777型旅客機が着陸に失敗し、炎上した事故ではこれまでに中国人の女子高校生2人が死亡し、180人以上が負傷した。
関係者は、現地のサンフランシスコ総合病院には現在、負傷者6人が入院しており、このうち2人が重態だと伝えた。
ikasumi@yna.co.kr
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2013/07/13/0200000000AJP20130713000100882.HTML
アシアナ航空、中国主要各紙に謝罪文を掲載
韓国アシアナ航空機が米サンフランシスコ国際空港で着陸に失敗し中国人2人が死亡した事故で、同社は12日、会長と社長の署名入り謝罪文を中国主要各紙に掲載した。人民網が報じた。
謝罪文の全文は次の通り。
7月7日未明(北京時間)、ソウル発サンフランシスコ行きアシアナ航空(OZ214便)が、サンフランシスコ国際空港で着陸に失敗、炎上する事故が発生しました。
アシアナ航空従業員一同は、今回の事故で不幸にも犠牲となった方々に深く哀悼の意を表すると同時に、遺族に心からの慰問の意を表し、負傷した中国人乗客の皆さまの一日も早く恢復を全力で支援する所存でおります。
アシアナ航空は、今回の事故によって中国の国民ならびに中国政府にもたらされた心理的ダメージと憂慮について、深い慚愧(ざんき)の気持ちを感じており、事故によって大きな悲しみを負った遺族、近親者、負傷者、そして全乗客の皆さんに深く頭を下げ、心の底からのお詫びの気持ちを申し上げます。
事故原因の詳細については、調査の結果を待たなければなりませんが、アシアナ航空は、可能な限り関連部門と協力し、善後処理の徹底に努め、事故の再発防止に向けて効果的な措置を講じ、中国の皆さまの信頼を再び手に入れられるよう、全力を尽くします。
繰り返しになりますが、乗客と家族、そして全ての中国の皆さまに対し、深く、深くお詫び申し上げます。
アシアナ航空従業員一同はこの場をお借りして、事故の善後処理を徹底して行うことを、全ての中国の皆さまに固く誓います。(編集KM)
アシアナ航空 会長 朴三求(パク・サムグ)
社長 尹永闘(ユン・ヨンドゥ)
従業員一同
2013年7月12日
http://j.people.com.cn/94475/8324292.html
- ボーイング787火災、運航停止の可能性への言及は時期尚早=欧州当局:出火元がバッテリーか他かは既にわかっているだろうに あっしら 2013/7/14 03:35:21
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- B787発火とバッテリー「因果関係示す証拠なし」:機内に入って検証していたのだろうに持って回ったおかしな説明 あっしら 2013/7/14 04:41:15
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- B787発火とバッテリー「因果関係示す証拠なし」:機内に入って検証していたのだろうに持って回ったおかしな説明 あっしら 2013/7/14 04:41:15
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