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阪神大震災以降、国が警戒する活断層以外で起きた主な地震
南海トラフの前ぶれ? 過去にも内陸地震頻発の傾向
http://www.asahi.com/national/update/0413/TKY201304130249.html
2013年4月14日13時12分 朝日新聞
今回の地震は、日本列島の太平洋側を繰り返し襲った南海トラフ地震の前ぶれなのか。
1854年に起き、いずれもM8・4の巨大地震だった安政東海地震と安政南海地震。その約5カ月前、いまの三重県付近を中心にM7・2の伊賀上野地震が起きた。35年前にもM7・2の地震が現在の滋賀県を中心に起きていた。
次の南海トラフ地震となった昭和東南海地震(1944年、M7・9)と昭和南海地震(46年、M8・0)の前にも内陸型が続いた。一般に、西日本では南海トラフ地震の50〜60年ほど前から内陸の地震が増えるといわれる。
近畿地方周辺は、西日本が乗るプレート(岩板)と東日本が乗る岩板が押し合うため東西から圧縮される力が働く。南海トラフの巨大地震が近づく時期は、地面が押されて上下にずれる「逆断層型」の内陸地震が起きやすくなるというシミュレーション結果もある。13日に起きたのは、これと同じタイプだ。
ただ、今回の地震は震源が近い95年の阪神大震災との関係のほうがより大きいと、海洋研究開発機構の堀高峰(たかね)・主任研究員はみる。名古屋大の山岡耕春・地震火山研究センター長も「南海トラフ地震との関係は一つの地震だけでは分からない」と慎重だ。今回と同様のM6クラスの地震は2006〜10年だけを見ても年平均17回起きている。
とはいえ、阪神大震災自体、南海トラフ地震との関係が指摘されている。堀さんは「全体としてみれば、今回は巨大地震に向けての活動の一つといえるだろう」。
梅田康弘・京都大名誉教授は、今回と同じような地震はこれからも続く可能性が高いとして、警戒を呼びかける。「M6・5を超えるような地震が都市直下で起きれば、大きな被害が出る。備えをおこたってはいけない」
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