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3月4日、絶好の行楽日和。桜もソメイヨシノが各地で見頃を迎えているが、桜は沿道で楽しむことにしてカタクリの群生を見に行くことにした。兵庫県は清住(丹波地方)と上石井(西播磨)にカタクリの群生地がある。
今
回は清住に向かうことにした。国道175号線を北上、丹波市の山南町を経て氷上町に入る。それまで加古川の左岸を走っていたが、橋を渡って右岸にまわる。
県道にある標示―達身寺(あるいはカタクリ)―に導かれて走っていくと、「カタクリの里」のノボリが立つ駐車場が現れる。
小川に沿ってしばらく歩くと受付があり、入場料300円を払う。随所にカタクリの植生が見られるが、密生しているのはNo.1とNo.2の二カ所。
遠目だとこんな感じ。
近づいていくと可憐な姿がはっきりしてくる。
ぐっと近づくと。
アップで1枚。
30分ほどカタクリ見物をして近くの田舎風レストランで昼食をとった。卵かけご飯に、おでんとみそ汁。けっこうおいしくて懐かしい味がした。
食
事を済まして丹波路を西にたどり、丹波市青垣町に向かう。河の土手は両岸とも何キロいや何十キロも続くかと思える満開のソメイヨシノが…。一般道と並行し
て北近畿豊岡道が走っている。昨年、北近畿豊岡道(ほとんどが無料区間)を走って養父市大屋の樹齢500年を超える垂水の桜を観に出かけたが、自動車道を
走っている間ずっと桜並木が続いて圧巻だった。
青垣町から朝来市生野町を経て天空の城、竹田城を訪ねることもできるが、南に向かって多可町に出る。多可町の岩座紙(いさりがみ)には棚田100選の見事な棚田を眼下に坂道を下る。
棚田手前の峠付近にワシの原料になるミツマタの花が咲いていた。鹿が嫌って食さないものだから随所ではびこっている。平安時代には杉原紙といって珍重された和紙はこの付近ですかれたものだ。
近づくとこんな花だ。
廃れていた杉原紙を再生したのは京都在住の英文学者・寿岳文章さん(故人)。娘さんが寿岳章子さん。章子さんの日記を元にNHKのテレビドラマ・「いつか来た道」が放映されたのを記憶する方もあるだろう。
3時頃、喫茶店で一服してから家路についた。
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