(回答先: ほんとうの幸せって「今、生きている」ということ〜骨肉種のため１３歳で逝った猿渡瞳さんの詩 投稿者 藪素人 日時 2014 年 3 月 11 日 20:24:55)

〔こころで身体は変わる〜人間を動かすものは情〕

　人間を動かすものは、知より情である。これについて、グレッグ・ブレイデン氏（ジャーナリスト）は、人の想念を、情動、思考、感情の３段階に分け、この中の「情動」こそが私たちを前へ前へと駆り立てるパワーの源であり、愛、そしてその対極の感情、恐怖、悲しみといった情感も含まれる、と述べています。
　また、この「情動」を人生に役立てるべく方向づけ、集中させるのが「思考」であり、言わば「情動」のナビゲーションの役割を果たす。しかし、燃料となる「情動」を伴わない「思考」それ自体にはパワーはない、としています。換言すれば、「情動」＋「思考」→「感情」…人生を変えるパワー、と表現することも可能でしょう。
　さらに言えば、ブレイデン氏も村上和雄先生も、「思考には力がない」と述べている点が大変に注目される。確かに、「情動」という言葉はあっても「理動」「知動」という言葉はありません。

【出所】同前 　

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