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(回答先: Re: 読んで、思ったこと 投稿者 まとおせ 日時 2012 年 12 月 28 日 23:06:02)
英語仏語と日本語との違いは多々あると思いますが、其の一つが疑問文ですね。英仏では、人に物を尋ねる際には、まず「疑問代名詞」を先行させるか、あるいは、主語と動詞を逆転させます。Did you ….? Has he ….? です。会話の相手は、「これから何か訊かれるのだな」と覚悟を強いられ、正しく応えるべく相手の一言一言に注深く耳を傾けることとなります。
然るに、日本語では、「・・・・・・・・か?」と文尾をあげることで、初めて相手側は「何か訊かれたらしい」と知るのです。「どう行けば駅ですか?」なぞ「疑問代名詞」が先頭に来ることもありますが、「駅へはどういくのですか?」のように「疑問代名詞」が文中に紛れ込んでしまうと、相手側は、途中まで、それが疑問文であるのか否かが判断出来ません。
狩猟の民と農耕の民の違い、足が長く高い鼻を有し彫りの深い面貌の民と短足ペチャ鼻ノッペリ民の違いがどのように上で書いたことに反映するのか?
狩猟の民は広大な大地で他人と出会うことが少ない。従ってひとたび出会った際には、相手の主張をじっくり聴いて対応せねばならない。一方農耕の民はいつでも集団で動くので、其の都度相手への注意を払う必要が無い。なぞの屁理屈を考えたりします。それはさておき、異国の言語を学ぶ面白さは、こうした愚にもつかぬ事に思いをめぐらすことにもあると思っています。
序に、もう一つ付け加えておきます。TVで顔を出すコメンテータのxx氏、東大文学部の教授のYY氏は日本語堪能なはずですが、一向に其の日本語をしゃべる際のイントネーションに「外人っぽさ」がぬけない。彼らにはそれを直し、自らの日本語会話力を improve しようという意思はなにのだろうか?「自分は日本人ではなく欧米人であるぞよ」なる矜持故なのだろうか?
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