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虎の見解を100とした場合、当方は50の狼です。
けれど平均が20の羊ばかりの群れに住んでいますから、普段は羊を装って20までしか見解を出すことが出来ません。
たまに窮屈になって30超えの見解を出した時は孤立します。
羊の20はそれが楽に生きられる平均であり、建前では30の正論を持っています。
それで潰されてしまうからです。
正論を覆す、30以上の力は狼のものであるので、羊の世界では真実ではないという論法によります。
こうして圧倒的多数に安住する羊は虚偽に慣れ、真実の力を出す事がしんどくなりました。
今のような事態(原発再稼働を決定する腐敗統治)に際しても
多くの羊は20から頑張っても25程度の意識で臨んでいるのです。
これでは覆すパワーにはなりませんから、社会の腐敗は更に進みます。
こうしてやがて取り返しの付かない事態となるでしょう(文明の崩壊)。
実は人類は羊ではなく皆虎以上の存在です。
羊であると思い込まされており、その環境は楽な様に見えます。
けれどやがては収穫される運命。
収穫されたくなければ、まずは狼におなりなさい。
本来は虎以上ですからね。それは決してしんどくないということが解ります。
下記は今回出した当方の見解で
見込みある壮年狼に出した手紙です。
違う意見であることは予測していました。
多難な道を歩んで来た者にしか分からない事を、あなたは多く血肉にまで消化した見識としています。それは素晴らしいことです。
それはこれまでの投稿文や生身での面識で確認済みです。
それだけに違う部分は保留して、あなたを滅多にいない貴重な人材として確保しておく為に、あえて申し上げなかったことがあります。
けれど今は非常事態。
ここでもうひと皮脱皮して頂かねばならない。
あなたが確信を持って是としていることは誤っています。
それをまずは側面から証明して見せましょう。
いいですか、よく聞いてくださいね。
意見に意見を返してはいけないのですよ。
つまりそれが成長ののりしろを有しているという未 熟の証明です。
あなたは意見にすぐ反論を返してしまいました。
これは未熟なのです。
成熟すると正確なやり取りの世界が次に開かれているのです。
正確なやり取りとは
野球のようなルールがあります。
まず先攻と後攻があります。
対面でもメールでもそれはどちらでもいいですが。
先行がまず意見を出します(今回は当方でしたね)。
後攻は聞き、意見の途中でいきなり持論による反論をせず、
疑問があればあえて是非の結論を白紙状態にして、質問から入ります。
対面ではその時なるべく話の腰は折らないようにして、軽く挙手してから質問します。
質問を忘れては困るという時、挙手してください。
質問に答えても聞き手がその疑問を解消出来ないなら、それ をまた質問として相手に返します。
これは疑問が解消するまで質問し続けます。
質問し続けられなくなった時点で、それは解消と見倣されます。
それはその時点までの共通認識として言質されます(先行の得点)。
その質問に答えられない事がいくつか重なった場合、スリーアウトチェンジとなります。
後攻は反論の機会を得て、あればします。
反論出来なければ、それが納得出来ずとも、その時点で潔く負けを認めなければなりません(コールドゲーム)。
こうすれば必ず決着が付きます。
こうした平等なルールに基づく、退路を絶った卑怯でない議論を出来る者は限られています。
このルールはあなたも知っている不立文字として、本来暗黙の内に了解し合って始められるもので すが、それをあなたは知らなかったことの証明になります。
こうした全力の結果では負けは悔しくありません。
というよりそんなちっぽけなプライドが初めから無いからこそ、このルールを受けて
場に望んで来る者の世界です。
本物の向上心は命掛けです。
そして負けを認める度に大きく成長します。
決着が付けば、新たな生き方がスタート出来ます。
新たなスタートが切れない多くの人々が迷路を彷徨っています。
全力で負けたなら、それが究極の絶対的真理であるかどうかは関係ありません。
土台肉身のある存在ですから、究極に到達出来る存在では無いし、
大事なのは現時点のレベルで正直にある、真剣に全力で掴み取った結果か、ということになります。
そうであれば何 恥じる必要もなく、それを信じることは全身全霊の己を信じることであり、
その結果間違ったとしても、間違った瞬間にこそ、次の次元の結論が得られるのです。
証明終わり。
では前出の「あなたが確信を持って是としていることは誤っています。」とは?
それが何であるかは誤解無く伝えなければ意味がありませんので、
正確なやり取りが必要になります。
その場を作る意志が無い場合、一方的に当方が断じることは控えます。
お聞きします。
どうしますか?
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