http://www.asyura2.com/12/hihyo13/msg/267.html
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(回答先: 原子力規制委員長に田中氏 自民反発、裏に読売と確執(産経新聞)〜歪んだ記事で読む民主・自民談合政治と翼賛マスコミの内紛 投稿者 無生物 日時 2012 年 7 月 22 日 16:33:42)
原子力村の一員である田中俊一氏が委員長に内定した原子力規制委員人事。
脱原発ポーズを気取る朝日新聞はどのように報道してきたのだろうか?
朝日新聞サイトで「原子力規制委」を記事検索をした結果はつぎのとおりだ。
記事は卑怯なことに、冒頭部分しか読めない。
◇「事前報道の人事案拒否」、原子力規制委は例外に(2012年7月18日)
原発の安全規制を担う原子力規制委員会の国会同意人事をめぐり、民主、自民両党は17日、事前報道された人事案を受け付けないルールを適用しないことで合意した。人選基準が厳しく、代わりを探すのが難しいという民主党の要請に、自民党が理解を示した。
http://www.asahi.com/politics/intro/TKY201207170753.html
◇「窓」―国会同意人事の欠陥(2012年7月20日)
「決められない政治」を変える。小さいが大事な一歩にしてほしい。
国会の同意が法律で義務づけられている人事で、原発の安全規制を担う原子力規制委員に限って「案が事前に漏れたら、その人は受け付けない」というルールを適用しないことで民主、自民両党が合意した。
http://www.asahi.com/news/intro/TKY201207190184.html?id1=2&id2=cabcahca
◇原子力規制委員長に田中俊一氏 行政の縦割り構造批判(2012年7月20日)
(経歴を淡々と報じているにすぎないと思われるため、引用略)
http://www.asahi.com/special/energy/TKY201207200125.html
以上、朝日新聞がいかに姑息で大政翼賛的なヘドロメディアであるかわかるだろう。
原子力村の田中俊一氏を公正な人物のようにさらっと報じている。
「決める政治」というスローガンで民主・自民の談合を翼賛する「窓(論説委員室から)」というコラムが特にひどい。
「決める政治」批判をしていた7月14日の「〈記者有論〉原子力の安保目的 決める政治ですり抜けた」(http://b.hatena.ne.jp/entry/www.asahi.com/news/intro/TKY201207130422.html)とはご都合主義の矛盾噴出である。
(朝日の支離滅裂ぶりは、米国にも中国にも目配りしているせいか?)
国会同意人事における事前報道された案は受け付けないというルールは、過去日銀等の人事をめぐり、参院で優位にあった民主党が自民党にのませたものである。
「政府が意図的に漏らして事前に報道されれば、世間は既成事実と受けとめ、国会の同意は形骸化する」(http://27234091.at.webry.info/200805/article_23.html)
故西岡武夫氏が主張したという言葉は、官報複合体と与野党談合で国会の形骸化がますますひどくなった今、重みを増しているのではないだろうか。
人事案がもれると破談するという、まさしく談合に与した朝日新聞。
読売新聞よりひどい御用ぶりに辟易する。
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