http://www.asyura2.com/12/hasan77/msg/532.html
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http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/
米労働省が発表しました<雇用統計(8月)>は、非農業部門の雇用者数が前月に比べ9万6000人しか増えず、
市場の事前予測の平均である13万人を大きく下回っています。
そして7月の雇用者数も+14万1000人(速報値は+16万3000人)に下方修正されており、雇用情勢が次第に悪化してきているのがわかります。
今までの金融緩和効果が消えてきているものですが、ここで昨日のECB総裁の南欧国債購入発言のタイミングを見ていますと、ある事情があったのではないか、という疑惑が浮上してきます。
アメリカの雇用統計の数字が悪いために、事前にECBに連絡がき、国債買い入れを発表させ、市場に安心感を与えさせたのではないかという疑惑です。
昨日の株価急上昇で「下落の発射台」が高くなったと言えるのです。
さて今日からはどうでしょうか?
雇用統計後は、為替はほぼ行ってこいになってきており、株は最後まで保持できるかどうか。
◆NY金:大幅続伸6カ月ぶり高値・・1700ドル台突破
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M9ZSNY6K50Z101.html
9月7日(ブルームバーグ):ニューヨーク金先物相場は大幅続伸。6カ月ぶりの高値となった。8月の米雇用者数が市場予想を下回る伸びにとどまったことから、連邦公開市場委員会(FOMC)が追加緩和策を講じるとの観測が高まった。
米労働省が発表した8月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比9万6000人増。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミストの予想中央値は13万人増だった。前月は14万1000人増と速報値の16万3000人から下方修正された。FRBのバーナンキ議長は先週、成長を促進し失業を減少させるためには債券の追加購入の可能性を排除しない考えを示していた。
シティグループの機関投資家顧客グループの商品マーケットアナリスト、スターリング・スミス氏(シカゴ在勤)は電話インタビューで、金にとって「軟調な雇用の数字は好ましい」と指摘。バーナンキ議長は雇用情勢の深刻さについて何度も言及しているため、市場は緩和実施の可能性が高まっているとみており、インフレ高進につながる可能性がある考えている」と述べた。
★ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物12月限は前日比2%高の1オンス=1740.50ドルで終了した。一時は1745.40ドルと、中心限月としては2月29日以来の高値をつけた。週間ベースでは3週連続の上昇。
◆米ゴールドマンのカリー氏、商品相場はさらに10%上昇と予想
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M9YB636K50Y701.html
9月6日(ブルームバーグ):米ゴールドマン・サックス・グループは、原油を中心に商品相場がさらに10%上昇すると予想している。一部の原材料供給が引き続き逼迫(ひっぱく)した状態が続いていることを理由として挙げた。
ゴールドマンは6月11日、商品の持ち高を増やすよう推奨。それまでは削減を勧めていた。7月のリポートでは、S&P・GSCIエンハンスト商品指数トータルリターンが1年間に27%上昇するとの見通しを示した。同指数は1−6月に7.3%低下した後、6月末以降は12%上昇している。
ゴールドマンの商品調査部門で2006年から責任者を務めているジェフリー・カリー氏は6日、シンガポールでブルームバーグテレビジョンのインタビューに応じ、「現行水準からなお、緩やかに上昇するとみている」と指摘。「ここ1カ月半の間に既にかなり上昇した点を強調するのは重要だ。この水準からの上昇は10%だろう」と述べた。
★カリー氏は原油市場について「のりしろがない」と述べ、ゴールドマンが原油に関して他の商品より強気であることを明らかにした。金については年末までに1オンス当たり1840ドルに、銅は1トン当たり9000ドルに上昇するとの見通しを示した。
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