http://www.asyura2.com/12/hasan77/msg/337.html
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http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/
上海総合株価指数が1.51%急落して終わり、終値は2136ポイントと年初来安値まであと36ポイントとなってきています。
★中国企業の業績悪化どころか、資金繰りに窮する企業が急増してきていると言われており、一部では資金繰りが危機的水準に達している上場企業が100社を超えるとも言われており、その数は日々増加していると言われています。
在庫を積み上げた企業が資金繰りに窮して在庫を投げ売りしている事例もあり、負のスパイラルに入りつつあります。
★上海総合株価指数が2000ポイントの大台を割り込んできてから、本当の危機が勃発するかもしれませんが、粉飾決算疑惑も一部で囁かれており、事態は今後思わぬ方向に向かうかも知れません。
この粉飾決算につきましては、ある新興国でも噂されており、単なる噂で済めばよいですが、もし事実ならギリシャが陥ったような事態では済みません。
■中国の輸出マシーンは「池の中のクジラ」状態になったのか?
・・・多くの新興国でも「捕鯨」大競争時代が到来している
http://markethack.net/archives/51834929.html
中国の7月の輸出は1,769億4千万ドルでした。前年同月比で+1%という低い伸びにとどまっています。
一方輸入は1,517億9千万ドルでした。+4.7%でした。
今回の輸出が振るわなかったのは、先月までの輸入の状況を見れば或る程度予想されたことです。なぜなら中国は大量に原材料を輸入し、それを加工して再輸出するという、いわゆる加工輸出型経済だからです。
いまのところ中国の輸出の不振は単に欧州をはじめとする先進国経済が不況だからだと一般には理解されています。つまりシクリカル(市況的)な問題だという解釈です。
僕はむしろ中国の輸出不振はセキュラー(長期傾向的)な問題ではないか?という疑惑を持ち始めています。
それはつまり中国の生産能力が世界の需要に比べて「池の中のクジラ」のように大きくなりすぎたのではないかという心配です。
近年の中国における賃金の値上がりで、中国の輸出競争力がかなり減退したことも不安です。
ボストン・コンサルティング・グループの調査では2015年までに中国とメキシコの製造業賃金は逆転(=メキシコの方が安くなる)すると予想されています。
いま地の利を考えるとメキシコからソーシングした方が遥かに有利ですから、そうなればいままでのように「絶対、中国が有利」という事は言えなくなると思います。
事情は東南アジア諸国でも同じで、
★多くの新興国で製造業賃金は中国とパリティになっています。
つまり大競争時代が到来しているのです。
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- Re: 中国株の弱気相場に海外投資家が注目−地元勢は資金引き揚げ(ブルームバーグ) 墨染 2012/8/16 06:52:25
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