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(回答先: グロース氏: 市場は我慢の限界超えた−伊・スペイン債で・・ECBの危機対応に落胆! 投稿者 墨染 日時 2012 年 8 月 03 日 06:50:41)
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M84BRZ6TTDSN01.html
8月2日(ブルームバーグ):イタリアのモンティ首相は2日、欧州の当局者らが同国の借り入れコストを押し下げる行動を取らなければ、国内で強い反発が生じ、反ユーロ的な政権が誕生する恐れがあると発言した。
モンティ首相はイタリアやスペインの国債利回り押し下げへの協力を欧州連合(EU)加盟国の首脳らに求めるため、各国を歴訪中。ギリシャで始まった債務危機は拡大し、今やイタリアとスペインがその焦点になっている。
★この日はフィンランドのヘルシンキで講演し、「イタリア債のスプレッド(上乗せ利回り)がしばらくの間この水準にとどまれば、EUや共通通貨ユーロ、さらに財政規律にも否定的な政権がイタリアに誕生することになるだろう」と警告した。
モンティ首相は2日、マドリードでスペインのラホイ首相と会う。イタリア10年債利回りはこの日午前、5.8%に低下していたものの、3月初旬に比べまだ1ポイントほど高くドイツ債を4.4ポイント程度上回っている。
ドイツ連邦銀行(中銀)のバイトマン総裁は、欧州中央銀行(ECB)がインフレ抑制という責務の範囲を踏み越えるべきではないとの見解だ。連銀が1日ウェブサイトに同総裁のインタビューを掲載した。バイトマン総裁はユーロ圏の政策決定におけるドイツの重要性にも言及していた。
モンティ首相はヘルシンキで記者団から、ECBに何を求めるかと問われたが回答を避け、ユーロ圏の「すべての中銀が各国首脳と同様にECBの独立性を尊重することを望む」と述べた。
★イタリアは来年4月までに選挙が実施される予定。債務危機からの悪影響に対する国民の怒りがユーロへの支持を侵食する恐れがある。選挙までの暫定政権を預かるテクノクラート(実務専門家)のモンティ首相は再任は目指さない考えだ。
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