http://www.asyura2.com/12/hasan77/msg/238.html
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http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M854DA6JTSFG01.html
8月2日(ブルームバーグ):米パシフィック・インベストメント・ファンド(PIMCO)で世界最大の債券ファンドを運用するビル・グロース氏は、欧州の政策当局が2日に表明した計画を実行しない限り、市場はイタリアとスペインの国債を「決して信用しない」との見方を示した。
この日は、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が債務危機を封じ込めるための具体的な政策措置を打ち出さなかったことを嫌気し、スペインとイタリアの国債が下落。ユーロも値下がりした。スペイン10年債利回りは、ギリシャやポルトガル、アイルランドが救済要請に追い込まれた水準である7%を超えた。
グロース氏は2日のブルームバーグテレビジョンのインタビューで
★「ECB側の計画遂行という面で向こう1週間に何かしら大きな動きがなければ、市場の一部そしてもちろんPIMCOもイタリア債とスペイン債を決して信用しないだろう」と言明。「両国債とも利回りは高過ぎ、テクニカル的な悪化はあまりに深刻だ」と続けた。
さらに、「市場は我慢の限界を超えてしまったのかもしれない」と指摘。「金利がある水準に達し、格付け会社がソブリン債を格下げし始め、この先3−4%の利回りに落ち着くという筋書きを市場が信用できなくなれば、話はほとんど終わったようなものだ」と述べた。
■欧州中銀:新たな危機対応策、数週以内に準備・・またも時間稼ぎか?市場落胆!
http://mainichi.jp/select/news/20120803k0000m020109000c.html
【ロンドン会川晴之】欧州中央銀行(ECB)は2日の定例理事会で、市場での国債購入を含め、新たな危機対応策を数週間以内に準備することを決めた。ドラギ総裁が、理事会後の記者会見で明らかにした。ただ、国債購入再開に反対するドイツが、この日の理事会でも対応を留保。さらにECBが欧州諸国にも国債購入の制度整備を求めるなど、
★新たな危機対応策が導入されるまでは調整が残ることが明らかになり、即時の対応を求めていた市場には失望感が広がった。
ユーロ圏4位の経済力を誇るスペインの国債利回りが高止まりするなど、欧州債務危機が深刻化する中、ドラギ総裁が7月26日の講演で「あらゆる措置を取る用意がある」と発言。これを市場は、3月以後中断している国債購入の再開に踏み切るサインだと解釈し、国債の買い戻しを進めていた。
しかし、ドラギ総裁は理事会後の会見で、即時再開を否定。6月末の欧州連合(EU)首脳会議で合意した欧州金融安定化基金(EFSF)や、欧州安定メカニズム(ESM)による国債購入制度の整備が、国債購入再開の条件だと指摘した。
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- Re: モンティ伊首相:欧州の行動なければ反ユーロ政権の誕生も 墨染 2012/8/03 07:04:08
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