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(回答先: 小説:仕組まれたユーロの崩壊・・「ロスチャイルドとロックフェラーが資本提携」の裏 投稿者 墨染 日時 2012 年 6 月 01 日 08:20:41)
http://green.ap.teacup.com/pekepon/791.html
■ ジェイコブ・ロスチャイルドとロックフェラーのタッグ ■
ロイターの地味な記事ですが、
歴史は確実に動いています。
「ロスチャイルドとロックフェラー、資産運用事業で資本提携」(ロイター 2012.05.30)http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPTK814146220120530
<全文引用>
[ロンドン 30日 ロイター] 英ロスチャイルド家のジェイコブ・ロスチャイルド氏が率いる投資会社RITキャピタル・パートナーズ(RCP.L: 株価, 企業情報, レポート)は30日、米ロックフェラー・グループの資産運用事業の株式37%を取得することで合意したと発表した。運用事業で、大西洋を挟んだ名門による提携が実現する。ロスチャイルドにとっては、米国に基盤を築くことにもなる。
RITは、仏ソシエテ・ジェネラル(SOGN.PA: 株価, 企業情報, レポート)の投資銀行部門から、ロックフェラーの資産運用事業株式を取得する。取得額は明らかにされていない。
ソジェンは2008年からロックフェラーの資産運用事業の株式を保有していた。
ロックフェラー家のデビッド・ロックフェラー氏(96)と、ロスチャイルド氏は過去50年にわたって交友関係を築いてきた。
ロックフェラー・アンド・カンパニーは1882年、ジョン・D・ロックフェラー氏が自身の資産を運用するために設立。運用資産は340億ドルに拡大した。
一方のロスチャイルド財閥は、18世紀後半にマイアー・アムシェル・ロスチャイルド氏がフランクフルトで始めた事業が起源
<引用終わり>
■ この記事をどう読むか? ■
さて、非常に意味深な記事です。
表向きはロックフェラーとロスチャイルドという
米欧二大財閥が手を結ぶ様に見えますが、
問題がジェイコブ・ロスチャイルドと、
ジェイ・ロックフェラーの立ち位置。
ジェイコブ・ロスチャイルドはイギリスロスチャイルド家の
正当な流れを組みますが、
実は父親から家督を継ぐ事が出来ませんでした。
イギリス・ロスチャイルド銀行は、フランス・ロスチャイルド家の
ダビット・ロスチャイルドが引き継いでいます。
一方、ゴールドマン・サックスのオーナーである
ジェイ・ロックフェラーは、ロックフェラーの嫡流ですが、
家督を叔父であるデービット・ロックフェラーに奪われています。
共に、ロスチャイルドとロックフェラーの嫡流でありながら
家督を継げずに、傍流に甘んじていた二人が
デービット・ロックフェラーの影響力の後退で、
手を結ぶというのが、この記事の本質だと思います。
■ 50年来の親交があったデビットとジェイコブ ■
ここで面白い記述に気が付きます。
デビット・ロスチャイルドとジェイコブ・ロックフェラーは
50年来の親交があったという事です。
ロスチャイルド一族から弾き出されたジェイコブが、
敵の敵は味方とばかりに、デビットを頼ったとしたら、
この関係は頷けるのかも知れません。
■ 日本の繋がる3人 ■
デビット・ロックフェラーが日本贔屓であった事は良く知られています。
と言うよりも、自分の持ち物である日本を大切にしていたと言った方が妥当でしょう。
一方、ゴールドマンのオーナーであるジェイ・ロックフェラーも
大学時代の一時期を日本で過ごすなど、
少なからず、日本に所縁のある人物です。
さらに、ジェイコブ・ロスチャイルドも日本で暮らした経験があり、
ホテル○○○の令嬢と結婚まで考えた事のある日本贔屓として知られています。
彼の息子のオフィスは帝国ホテルにあるそうです。
まあ、偶然とはいえ、日本に所縁の深い3勢力の連携は、
今後に日本と世界を占う上で、無視できない事件です。
■ 2通りの見方が出来る ■
この連合に意味する所は何なのでしょうか?
1) ロックフェラーがロスチャイルドに吸収された
2) 欧州ロスチャイルド VS ジェイコブ・ロスチャイルド + ジェイ・ロックフェラー
この二通りで検証する必要がありそうです。
ロックフェラーがロスチャイルドの軍門に下ったならば、
ユーロが延命して、ドルが崩壊する流れが生まれるかも知れません。
一方ロスチャイルドの内紛が発生しているならば、
ユーロVSドルのバトルが繰り広げられる事になりそうです。
■ 小沢一郎の動きに注目 ■
小沢一郎の後ろ盾は、ジェイコブ・ロスチャイルドと
ジェイ・ロックフェラーという事になっています。
その意味で、デビット・ロックフェラーの執拗な攻撃に曝されていました。
もし、ロックフェラーの家督を嫡流であるジェイ・ロックフェラーが引き継いだのなら、
日本国内で小沢一郎に対する処遇に変化が現れるはずです。
しかし、未だに小沢一郎は裁判の渦中に居ます。
ただ、先日の無罪判決でだいぶ身軽に動ける様になりました。
■ 小沢氏の対中戦略が今後の日本とアジアを占う ■
小沢氏は親中で知られています。
これは、デビット・ロックフェラーのアメリカを牽制する意味が大きいでしょう。
ところが、アメリカでデビットの影響力が排除されつつあるので、
次はジェイ・ロックフェラーが米中関係をどう描くかに興味が集まります。
ゴールドマンサックスはBRICSを提唱して、
中国の経済成長を後押しして来ました。
普通に考えれば、米中融和が進む様に思われます。
しかし、BRICS政策が、中国バブルの仕掛けであるならば、
米中関係は今後距離を取り始める事になるでしょう。
TPPからのアメリカのアジア戦略の変換が、
はたして中国外しなのか、今しばらく観察が必要です。
■ イギリスはどっちの味方? ■
イギリスはユーロ危機を煽って、EUを牽制しています。
しかし、イギリス・ロスチャイルド銀行は、
フランス家のダビットが支配しています。
イギリス国家とロスチャイルド家の関係が不明なのですが、
中央銀行制度でロスチャイルド家がイギリスの国家の首根っこを押さえているならば、
イギリス政府がユーロを牽制するのは、ある種の茶番の様にも思えます。
一方、イギリス国家がイギリス・ロスチャイルド嫡流のジェイコブと繋がっているならば、
イギリス・アメリカ連合とEUという図式も見えてきます。
■ 資本を強化する欧州ロスチャイルド銀行 ■
先日、欧州のロスチャイルド銀行が自己資本を強化するニュースが報道されています。
これが、窮地に陥っての行動なのか、
それとも来るべき金融危機への備えなのかも気になります。
・・いずれにしても、陰謀論者の想像力を刺激して止まない事態が
色々と進行している様で、
陰謀論フェチの私としては、ワクワクする状況が続いています。
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