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(回答先: ギリシャの債務残高そんなに大騒ぎする事か?(ギリシャと世界を利用するショックドクトリンの正体) 投稿者 墨染 日時 2012 年 5 月 22 日 09:02:25)
「ゴールドマン・サックスの汚い手口」
http://electronic-journal.seesaa.net/
「ギリシャ危機は仕掛けられたものである」という情報があります。
その仕掛けた張本人は、米国の金融グループであり、世界最大の投資銀行であるゴールドマン・サックスであるといわれているのです。
・・ギリシャは、どうしてもユーロの仲間入りをしたかったのです。
しかし、国の借金が多く、加盟基準をクリアできなかったのです。
そのときギリシャに近寄ったのはゴールドマン・サックスなのです。ギリシャ国債を大量に買い、ギリシャに加盟基準をクリアする策を授けたのです。
それは、デリバティブの手法を使って、ギリシャ政府の債務の一部をオフ・バランスにしたのです。要するにオリンパスと同じ「飛ばし」をやったわけです。
これによって、ギリシャがユーロに加盟すると、ゴールドマン・サックスは、顧客の投資家や銀行に対し、ギリシャ国債は金利が高いが、健全性は高いとして売りまくったのです。
それと同時に、デフォルトのさいのリスクに備えてギリシャ国債のCDSを掛けたのです。そのときのCDSの料率は、国債額面の2%程度であったのです。
そのようにしているウラで、子会社のヘッジファンドに対して保有する大量のギリシャ国債を空売りさせたのです。
大量に売れば当然価格は下がります。そのときそれを買い戻すことによって多くの利益を手にすることができるのです。
そして、タイミングを見てギリシャ政府の債務はウソであったことをバラしてしまうのです。実際は政権交代をした全ギリシャ社会主義運動のパパンドレウ首相が前の政権が不正をやったことをバラしているのです。
もちろんそのように仕向けたのは、ゴールドマン・サックスなのです。
これによってギリシャ国債は投げ売りされます。ゴールドマン・サックスもギリシャ国債を売り浴びせるので、金利はあっという間に10%近くまで上昇したのです。そうすると、CDSの料率も4倍程度に跳ね上がります。
1兆円の国債にかかっているCDSの料率が2%とすると、購入価格は200億円です。CDSは「裸のCDS」といわれるように、国債を持っていなくても購入することができ、売買もできるのです。国債の金利が10%になり、国債価格が30%下がると、CDSはその4倍程度になって価格は800億円になり、ゴールドマン・サックスはこれでも大儲けをしたのです。
★ゴールドマン・サックスは、米国財務省と一心同体であり、ギリシャ問題には米国が深くかかわっています。同じようなことをスペインやイタリアに対してもやっていることが考えられます。
彼らはユーロシステムの脆弱性を知り抜いており、徹底的にそこを衝いてくるのです。
ユーロシステムの脆弱性は何でしょうか。ユーロ加盟国の国債は自国通貨建てではないからです。
とくに財政力の弱いPIIGSにとってはそうであるといえます。
仮に外国のヘッジファンドが日本国債を売り浴びせてきても、日銀がそれをすべて買ってしまえばよいのです。日本国債は自国通貨建て国債だからそれができるのです。したがって、彼らは自国通貨建ての国には滅多なことでは仕掛けてこないのです。
しかし、ギリシャやスペインやイタリアの場合は、どうでしょうか。自国の中央銀行は金融政策はとれないので、自国通貨建て国のような対応がとれないのです。したがって、ヘッジファンドは仕掛けやすいことになります。
このように国際金融市場は、醜い謀略の渦巻いている修羅場なのです。彼らはバゲタカといわれるように、攻め口があると情け容赦なく攻め込んできます。欧州危機もこのようなウラの面からも考えることができるのです。(抜粋)
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