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ユーロ・ショック直撃 株暴落スケジュール
http://gendai.net/articles/view/syakai/136613
2012年5月17日 日刊ゲンダイ
8700円台に下落で底なし覚悟
<日本株は5000円に向かうのか>
株価下落に歯止めがきかなくなっている。16日は約3カ月半ぶりに一時8700円台を付けた。何しろ5月に入ってから約720円も下げているのだ。しかし市場は「この水準は暴落の入り口に過ぎない」と警戒を強めている。ヤバイのは、この先、株を暴落させるイベントが目白押しなことだ。このままではリーマン・ショックを超えるパニック相場が到来するのは必至。暴落スケジュールを予想するマーケット関係者も出てきた。
<5月23日8600円>
不気味な兆候がある。平均株価が13日連続で始値より終値が安い「日足(ひあし)陰線」なのだ。
「リーマン・ショック直後でさえ、日足陰線は11日でストップしました。現在はリーマン時と違って1日でドカンと下げることはありませんが、確実に下げ続けています。この下げは気味が悪い」(株式アナリストの櫻井英明氏)
ユーロ危機がジワリと株価をむしばむなか、今週末の18日と19日には米キャンプデービッドでG8首脳会議が開かれる。野田首相も参加するサミットの主要テーマはユーロ危機の封じ込めだ。だが各国の思惑が入り乱れ、これといった打開策は期待できない。
23日には非公式ながら緊急のEU首脳会議が開かれる。独メルケル首相と仏オランド新大統領らが「ギリシャ救済策」を話し合う。
「どちらの会議もこれまで同様、抜本的な解決策を打ち出せないでしょう。これをキッカケに失望売りが加速し、株価は一段と下落傾向をたどる」(市場関係者)
悪いことに22日、23日は日銀の金融政策決定会合がある。ここでサプライズがなければ、株価の下落要因になり、「5月後半は8600円台を覚悟する必要があります」(株式評論家の倉多慎之助氏)という。
<6月17日7000円台>
6月17日はギリシャの再選挙だ。反緊縮財政派が政権を奪取すれば、EU支援が立ち消えになる可能性が高い。この日を境に、ギリシャのユーロ離脱が現実味を増すことになる。翌日の18日と19日はG20がメキシコのロス・カボスで開かれるが、最重要テーマが、一気に「ユーロ崩壊の阻止」になることも十分にあり得るのだ。そこに米金融政策を決めるFOMC(19日と20日)が重なる。
「米国がQE3(量的緩和)に踏み切れば、円高が止まらなくなる。ギリシャ再選挙、G20、QE3のトリプルパンチを浴び、日本株は7000円台に突入する恐れが高い」(市場関係者)
<6月末、最安値更新>
7000円台まで下落した株価にトドメを刺すのは、6月末が期限のギリシャの財政赤字削減策の提出だ。ギリシャが提出を拒否すれば、EUからの資金援助がストップする。「そんな事態になったら暴落は止まりません。リーマン・ショック後の最安値6994円を下回る危険性があります。株価5000円でも驚きません」(株式評論家の黒岩泰氏) 驚愕の6月末クライシスまで残り1カ月半。カウントダウンは始まっている。
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