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三井物産探査、モザンビークのガス田 埋蔵量世界最大級 LNG安定調達に道
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120516/biz12051607050021-n1.htm
2012.5.16 07:04 産経新聞
三井物産が米資源大手のアナダルコなどと共同で探査しているアフリカ南東部モザンビーク沖の大規模ガス田の埋蔵量が、単一鉱区として世界最大規模になることが15日、分かった。確認埋蔵量は50兆立方フィートにのぼり、これまで最大だった東京ガスなどが参画する豪ゴーゴンLNG(液化天然ガス)プロジェクト(40兆立方フィート)を抜く見通しだ。
平成25年の開発決定後、30年をめどに陸上にLNG基地を建設。当初は年1千万トンを生産し、半分以上を日本に輸入する。今回確認された埋蔵量から計算すると、昨年1年間の全輸入量の約6割に当たる年5千万トン規模が生産できる可能性がある。
三井物産は、20年にモザンビーク北部沖合「ロブマ1鉱区」の探鉱権益の20%を取得し、日本企業で初めてモザンビークのガス田開発の足がかりを築いた。
原発の再稼働が見込めない中でLNG火力への依存度を強める日本にとって、今回の世界最大規模の埋蔵量確認は、LNGの安定調達につながる。日本は23年度に、マレーシアや豪州、インドネシア、カタールなどから、前年度比17・9%増の8320万トンのLNGを輸入したが、今後はさらに上積みされる見通し。
モザンビークの未開拓ガス田は、需要が拡大するアジア市場向けのLNG基地として、世界の資源メジャーが争奪戦を展開。同鉱区の8・5%の探査権を保有する英コープ・エナジーの身売りをめぐっては、英ロイヤル・ダッチ・シェルが4月末、タイや中国、インドの国営石油に競り勝ち、買収を決めた経緯がある。
日本政府も、調達量3位のインドネシアからの輸入が先細る中でロシアや豪州と並び、モザンビークを重要国に位置づけ、インフラ整備などの金融支援や産業振興協力を検討している。
◇
【用語解説】液化天然ガス(LNG)
マイナス162度まで冷却することで液化した天然ガス。体積が気体の場合に比べて約600分の1になり、船による輸送が可能になる。日本はもともと世界最大のLNG輸入国だが、原発稼働率の低下で、火力発電用燃料向けの輸入が急増している。
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