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■海の底に目覚めのときが
どうやら海の底が「宝の山」となりそうな気配である。
石油天然ガス・金属鉱物資源機構が沖縄本島沖の海底に人工の熱水噴出口を作り、周囲にできた鉱物だまりからレアメタル(希少金属)を含む鉱物を回収することに成功した。渥美半島沖では次世代天然ガスとされるメタンハイドレートの事前掘削に着手、鹿児島湾海底では半導体に使われるアンチモンの巨大鉱床が発見された。
日本の海洋面積は領海と排他的経済水域を合わせて447万平方キロと世界6位を誇るが、日本が申請した海底の開発権を主張できる大陸棚について国連大陸棚限界委員会は4月、4海域約31万平方キロを認定。太平洋海底に国土の約8割もの開発エリアが広がった。
海底を割ってマグマが噴き出すスポット「熱水鉱床」はマグマに含まれる金属の硫化物が海水で急冷されて固まった成分が積もるため、貴重金属の宝庫とされる。熱水鉱床は火山活動がみられる海底山脈や火山性列島の周辺海域に存在するが、日本近海はこの条件に合う。コストや海洋汚染など課題はあるが、資源大国への可能性を秘めていることは間違いない。
海底の魅力はそれだけにとどまらない。生命の起源や進化といった研究分野での期待も高まる。
■メタンハイドレート海底掘削へ 愛知県沖で世界初
独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は14日、次世代エネルギー資源として期待される「メタンハイドレート」の海洋産出試験に向けた掘削作業に着手する最終準備に入った。作業は愛知県の渥美半島沖で3月下旬まで継続。海底に井戸を設置して来年1−3月に世界初となる海洋産出試験を実施する環境を整える。
掘削作業は当初14日午前に始める予定だったが、悪天候などで間に合わず、同日夜の開始に向けて準備を進める。
メタンハイドレートを含む地層は海面から約1260メートル下に存在するとみられる。海洋研究開発機構の地球深部探査船「ちきゅう」のやぐらから、先端にドリルをつけたパイプを連結させて海底まで下ろしていき、掘り進める。
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- Re: 「メタンハイドレートは資源ではない」石井吉徳・元国立環境研究所長--(オルタナ) ミスター第二分類 2012/5/14 16:16:41
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