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(回答先: 福島県の県民健康管理調査甲状腺検査の説明会と大飯原発活断層調査評価会合の中継のお知らせ 投稿者 taked4700 日時 2012 年 11 月 04 日 10:09:52)
http://takumiuna.makusta.jp/e194532.html
2012年09月13日
福島県の子供達の甲状腺嚢胞について書かれた医師論文
まだご覧になってない方は消される前にDLしてご確認を。
福島県民健康管理調査における福島の子どもの甲状腺検診調査結果で
35%のこどもにのう胞が見つかった問題に関して、北海道の深川市立病院内科の
医学博士である松崎道幸医師による論文が公開されてます。
『今、福島のこども達に何が起きているか?』
甲状腺障害、呼吸機能、骨髄機能をチェルノブイリ事故等の結果から考察する
http://1am.sakura.ne.jp/Nuclear/kou131Matsuzaki-opinion.pdf
甲状腺障害については大まかに以下の内容が書かれてます。
1.平均年齢が10 才の福島県の子どもの35%にのう胞が発見された
(*ここに表が入ります。元記事をご覧ください。)
「結節」が1%、「のう胞」が35.1%でした。
2 長崎県の7才から14才のこども250人中、甲状腺のう胞が見られたの
は0.8%(2 人)だった(山下俊一氏調査)
3 甲状腺のしこりやのう胞は、生まれた時はほとんどゼロだが、5才過ぎか
ら徐々に増え始め、20 才になると10 人に一人が甲状腺にしこりやのう胞が出
来る(ニュー・イングランド・ジャーナルMazzaferri 氏論文)
4 チェルノブイリ地域の18歳未満のこどもの甲状腺のう胞保有率は0.5%
だった。(日本財団調査)
5 福島調査の「のう胞」保有率は、過去のどの調査よりも高率である
事故による放射線被ばく のう胞保有率
・福島県0〜18才児 あり 35%
・長崎県7〜14才児 なし 0.8%
・米国児10才児 なし 0.5〜1%
・チェルノブイリ原発周辺
18才未満児 あり 0.5%
1. 内外の甲状腺超音波検査成績をまとめると、10 才前後の小児に「のう胞」
が発見される割合は、0.5〜1%前後である。
2. 福島県の小児(平均年齢10 歳前後)の35%にのう胞が発見されているこ
とは、これらの地域の小児の甲状腺が望ましくない環境影響を受けている
おそれを強く示す。
3. 以上の情報の分析および追跡調査の完了を待っていては、これらの地域の
小児に不可逆的な健康被害がもたらされる懸念を強く持つ。
4. したがって、福島の中通、浜通りに在住する幼小児について、避難および
検診間隔の短期化等、予防的対策の速やかな実施が強く望まれる。
5. 以上の所見に基づくならば、山下俊一氏が、全国の甲状腺専門医に、心配
した親子がセカンドオピニオンを求めに来ても応じないように、文書を出
していることは、被ばく者と患者に対する人権蹂躙ともいうべき抑圧的な
やり方と判断せざるを得ない。
■呼吸機能について
サウスカロライナ大学疫学生物統計学部のスベンセン博士らのグループは、
2010 年に、セシウムによる高汚染地域に住み続けたこどもたちの肺の働きが
悪くなっていることを明らかにしました。
【この文献は下記からダウンロード可能】
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2866691/?tool=pubmed
チェルノブイリ核事故被害を受けたウクライナの小児におけるセシウム137
曝露と呼吸機能の関連。 スベンセン(サウスカロライナ大学疫学生物統計学
部)他.Environ Health Perspect.(環境医学展望誌)118 巻2010 年5 月号、
720~5 ページ
この調査では、18 才未満の415 名のこども(最多年齢8-9 才)の呼吸機能を
1993 年から1998 年まで追跡調査しました。その結果、最もセシウムによる土
壌汚染の高い地域(平均355 キロベクレル/u)に住み続けていた子どもは、
最も汚染の少ない地域(平均90 キロベクレル/u)に住み続けていた子どもよ
りも一秒量が4〜5%低下していることが分かりました。
ウクライナの355 キロベクレル/uの放射能汚染の土地に住み続ける子どもは、
放射能汚染のない地域のこどもよりも、肺年齢が5 年以上早く老化することに
なります。
現在福島の浜通りと中通りに住んでいる子どもは、肺の働きが
数年早く低下(老化)するおそれがあることになります。
3.骨髄機能
次にお示しする論文は、高度汚染区域に住み続けたこどもでは、放射線被ば
くで血液を作る働きが落ちて、白血球が減ったり貧血になると言うデータです。
これは2008 年に、ウクライナ医学アカデミー放射線医学研究センターのステ
パノーバ博士が環境医学誌に発表した論文です。ウクライナのジトミール、ナ
ロジケスキー地区に住む1251 名の子どもの血液を事故の7 年後から11 年後ま
で追跡調査したものです。
【この文献は下記からダウンロード可能】
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2459146/
汚染の高度な地区(350〜879 キロベクレル/u)の子どもは、
汚染の少ない地区(29〜112 キロベクレル/u)より20%近く白血球数が少な
い(5810 対6870)ことが分かりました。血小板数と赤血球数も5~10%ほど少
なくなっていました。
現在の福島で言うと、前掲地図で紺色の中通り周辺が低汚染地域、緑色
の川俣町(飯館村外縁)周辺が高度汚染地域にあたります。
したがって、この論文から医学的に想定しなければならないことは、現在福
島の浜通りと中通りに住んでいる子どもは、血液を作る骨髄機能が長期間妨害
されるおそれがあるということです。白血球が減ると、細菌やウイルスに対す
る抵抗力が減ります。赤血球が減ると貧血になりやすくなります。血小板が減
ると、怪我をした時に血が止まりづらくなります。
しかも、もしも何か別の病気や肉体的ハンディを持っている子どもさんが、
現在の福島中通り・浜通りに住んでおられる場合には、この程度の骨髄機能へ
の影響によっても、もともとの病気やハンディがさらに悪化する恐れを考慮す
る必要があります。
さらに、この論文では、低汚染地域を比較の基準としているため、被ばくの
影響を少なく見積もっていることになるので、実際に起きる健康被害はもっと
大きくなるだろうと覚悟をする必要があります。
【2、3の小括】
1. 福島県中通地方は、チェルノブイリの高汚染地区に匹敵する放射能
汚染が続いている。
2. チェルノブイリの疫学調査から、そのような地区に長期間居住する
子供たちに深刻な呼吸機能異常と骨髄機能異常が見られることが指
摘されている。
3. 将来のあるこども達に起こるおそれのある不可逆的な健康被害を予
防するためには、速やかに汚染地域から避難する必要があることは
明白であり、それこそが痛苦のチェルノブイリ事故から我々が学び
取るべき教訓である。
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私たちはこうした論文もあるということを知るべきです。
つい先日福島医大は子どもを対象とする甲状腺検査について、二次検査の結果、
1人の甲状腺がんが確認されたのニュースがありました。
http://www.minpo.jp/news/detail/201209123603
調査を担当する県民健康管理調査検討委員会の鈴木真一福島医大教授は
「内部被ばくのあったチェルノブイリ事故でさえ甲状腺がんは発生まで最短で4年。
本県では広島や長崎のような高い外部被ばくも起きていない。事故後1年半しか
経過していない本県では、放射線の影響とは考えられない」と東京電力福島
第一原発事故の影響を否定した。
何とも納得しがたい理由で放射線の影響ではないと火消しする福島医大の教授や
御用学者。先日フジテレビのとくだねがこの問題にふれたそうです。
しょこたんこと中川翔子さんもブログでこう書いてます。
http://ameblo.jp/nakagawa-shoko/entry-11351975691.html
とくだねで福島の子供の甲状腺検査について…
あまり報道されないこういった事実テレビでどんどんやってほしいとおもいました
あまりにも!!
放射能について見て見ぬふりしすぎているいまの現状触れちゃいけないような空気事態が疑問
子供36%に異常って
大問題だし怖すぎる
因果関係はどうなっているんだろう
これでも事故は関係ないというのだろうか…
安全安全ってなにが安全なんだか
五年後の近い未来大変なことになっていても安全と言い切る意味が全くわからない…
子供の未来は一体誰が守るのか…
多くの方が知りたい真実を
いろんなこと一切隠さずに教えてほしいですが…
うーん
不安を見て見ぬふりするの疲れた…
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著名人も芸能人も一般人も関係なく、多くの国民が現状の異様な空気感を認め
福島はじめ汚染地帯からの避難の権利、保障を求める声をあげていかなければならないと改めて感じます。
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