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菅前首相が今なお撤回しない「東電撤退」のウソは、命がけで対応した福島第一現場作業者の名誉をズタズタにする許し難い暴言
http://www.asyura2.com/12/genpatu25/msg/864.html
投稿者 あっしら 日時 2012 年 7 月 25 日 22:17:27: Mo7ApAlflbQ6s
 


 今さら菅前首相にという思いもあるが、もっとも重要で過酷だった初期段階で事故対応の最高責任者であった人物が、ウソやデタラメそして言い繕いではない事実を語ることは、国民多数派が電力供給源としての原発に見切りをつける大きな契機になると思っているので、今少し執着してみたい。

 福島第一原発事故対応をめぐる論議で主要テーマのようになった「1号機海水注入停止」騒動と「東電撤退」騒動は、日本のメディアや有識者とされる人々の“知的退廃”を如実に示すものだと思っている。

 はっきり言って、この二つの騒動は、原発事故をめぐる問題として些末なものであり、事実関係さえ明らかにすれば終わりというものでしかない。

 そうでありながら、「1号機海水注入停止」騒動は「12日朝のヘリによる視察」などと一体化して“官邸による過剰介入”問題にまで高められ、「東電撤退」騒動も、国会事故調や政府事故調でどのように総括されるのかメディアの大きな関心を集めた。

 些末な問題を大げさに取り上げる言動の後ろには何かがあると疑われるものだが、それは脇におき、菅前首相など当時の内閣に属する人々の「東電撤退」説は、東電(経営者や会社)はどうでもいいのだが、過酷な状況で事故対応に当たっていた現場作業者の名誉を深く傷つけるものであり許し難いと思っている。

 なぜ、菅前首相や細野原発担当大臣の「東電撤退」説をウソと決めつけるかと言えば、昨日来投稿している14日夜の「自衛隊撤退」がそれを明瞭に示しているからである。

 引用する民間事故調のヒアリングで、菅氏は、「経産大臣から、東電の社長が撤退したいと言っていると。どうしましょうかという、その相談が15日の3時ごろにあったわけです」と述べている。

 15日午前3時から遡ること6時間、14日20:56時点で、防衛省・自衛隊は、「第1原発2号機が危険な状態のため、全員オフサイトセンターから郡山駐屯地に移動」している。

 この動きを載せている資料は、東電のものでも、保安院のものでも、民間のものでもなく、菅前首相自身が本部長だった「緊急災害対策本部・原子力災害対策本部」が発行した「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震について」というレポートである。

 福島第1原発から北西方向60km以上離れた福島市のオフサイトセンターにいた自衛隊が、「第1原発2号機が危険な状態」にあることを理由として、直線距離では福島市より福島第一原発に近い西南西方向の郡山に撤退したというもののである。

 事故発生(震災)当日から出動した自衛隊は、1号機の水素爆発はともかく、前日から予測されていた3号機の水素爆発に対してさえ、備えて撤退するということはなく、近くで住民の救出活動や除染活動さらには10kmほど離れた福島第二原発で給水活動を続けた。

(※ 3号機の水素爆発は14日11:01に起きたが、その前日13日17:57に、自衛隊が「福島原発で空中散水を目的とした放射線モニタリングを16:15から実施する予定だったが、3号機の水素爆発の危険性を考慮し、モニタリング及び空中散水を一時中止」という動きを見せていることから、住民は別だが、政府が3号機の水素爆発を予測していたことがわかる)


 このようなことから、菅前首相が本部長だった原子力災害対策本部は、福島第1原発で、近々「3号機の水素爆発」を超えるほどの放射性物質放出事象が起こる可能性を予測していたとわかる。

 それがどういう事象なのかここでは問題にしないが、そうであるなら、菅前首相は、現場作業者のリスクをぎりぎりまで下げるため、ただちに自ら進んで、東電幹部と福島第一原発での“事故対応配備”見直しを協議しなければならないはずである。

 60kmも離れた福島市にいた自衛隊が総員郡山に撤退したのに、とんでもない事象が起こる可能性がある福島第一原発の敷地内いる作業者が放置されていいはずがない。
 事故対応の最高責任者であった菅氏が、危機的状況の到来を知っていながら、5千人に及ぶされた作業者の危険を放置することは許されないことは自明である。

 福島第一の事故対応作業者の一部は、14日夜から15日午前にかけて、60km離れた自衛隊が総員撤退するほど危険な状態にあると見られていた2号機の破局をなんとか食い止めようと、命をかけて福島第一に残り奮闘したのである。

 このような経緯をいっさい隠し、「東電の社長が撤退したいと言っている」という前提で、自分が身体を張って撤退を断念させたことで破滅的危機から脱したかのようにも思わせている菅前首相の言動は許し難いのである。


※ 自衛隊などの活動記録出所

「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震について 3月15日17:00版」
P.31以降
http://www.inaco.co.jp/isaac/shiryo/pdf/201103151700.pdf


※ 関連投稿

「菅前首相へ:国家国民のために隠し事やウソをつく意義は認めるが、あなたの隠し事とウソは国家国民を破滅に導くもの」
http://www.asyura2.com/12/genpatu25/msg/854.html

「「SR弁」・「配管漏れ」・「物資調達」を持ち出したNHK「メルトダウン連鎖の真相」のマヤカシ度やデタラメ度を検証(前編)」
http://www.asyura2.com/12/genpatu25/msg/781.html

「自衛隊「化学防護隊」の福島原発事故対応を無視し、3号機のメルトダウンを「物資調達」問題に求めたNHKの犯罪的報道」
http://www.asyura2.com/12/genpatu25/msg/821.html

「前日から予測されていた3号機の水素爆発:それでも住民への避難指示は20km圏のままでやり過ごした日本政府」
http://www.asyura2.com/12/genpatu25/msg/827.html

「“福島第一原発事故の最大危機”で「総員撤退」に踏み切ったのは、東電ではなく、自衛隊だった!」
http://www.asyura2.com/12/genpatu25/msg/833.html

「民間事故調の細野豪志環境・原発事故担当相ヒアリング:東電の撤退話が首相の耳に届いたのは15日未明の3時ごろ」
http://www.asyura2.com/12/genpatu25/msg/839.html

「細野豪志環境・原発事故担当相ヒアリング:東電を叱り統合対策本部をつくった菅前首相が「日本を救ったと今でも思っています」」
http://www.asyura2.com/12/genpatu25/msg/840.html


=============================================================================================================
福島原発事故独立検証委員会ヒアリング内容
【菅直人前首相】実施日:2012年1月14日
一般財団法人日本再建イニシアティブ
http://rebuildjpn.org/wp/wp-content/uploads/2012/07/97fe55fafbf8b89e7a79ba90deab8b55.pdf

P.15〜16(PDFファイル16〜17ページ)
司会 わかりました。次の質問、これも有識者委員の方の質問ですけれども、東電のいわゆる全面撤退について、これは官邸側の誤解だったのでしょうかと。東電が全面撤退の意向を持っているというような、そもそもそれは官邸側が誤解したのかと、こういう質問です。

菅 あんまりその質問に対してあれするのはないんですけども、だれが判断をするか。少なくとも私に対して直接来たのは、経産大臣から、東電の社長が撤退したいと言っていると。どうしましょうかという、その相談が15日の3時ごろにあったわけです。で、後、確認したら、官房長官のところにも同じような趣旨の話が来ていたと。さらにはほかのメンバーにも来ていたと。ですから私からすると、責任ある私の次に責任のある立場の人間の
ところに撤退をしたいという話があったということは、私にとってはあったということです。当然じゃないですか。

司会 そのときに菅さんが信頼する閣僚の方々、補佐官の方々からそういう東電の意向が伝えられたときに、どうやって確認したんだと、どういう言い方をしたんだと、相手はだれなんだと、役所には来ていたのか、保安院のほうはどうなんだと。この辺の議論というのは、議論というか確認はどうだったんでしょうか。

菅 ですから、私にとってこの問題でいえば、経産大臣、さらに官房長官というのは一番中枢の中枢ですから、彼らはきちんと来ているというのに、彼らの責任できちんとそういう会話があったということを、私はそうなのかと思って、それを前提として会議を開いて、その上で当事者の東電社長を呼んだわけです。

司会 その社長を呼ばれる前に、菅さんが吉田昌郎氏に直接電話をしていらっしゃいますよね。

菅 その時に、私が直接吉田所長に電話をした記憶はありません。

司会 ですから、ほかの方がそういう形で、「総理、ちょっと、吉田所長とひとつここで」という。これは総理ご自身に確認にしていただこうということでしょう。

菅 何がですか。

司会 つまり、本当に東電は一体何を考えているんだと。

菅 ちょっと本当に質問の趣旨がよくわからないんですけど、私としてはまさに、私、総理のもとで一番の責任のある経産大臣が、そういう話が来たということは、当然正式な話だと思います。ですから、それを前提で相談して、そしてその上で清水(正孝)社長を呼ぶと。ごく当たり前のことをやったわけです。


P.17〜18
司会 ちょっとまたさっきの東電撤退問題のほうに移るんですけれども、撤退は許さないと、まあそういうような政府の強い意思、こういうものを示されたわけですけれども、そのときに人命に対する脅威というか、作業員の命とか、最悪の場合はそういうリスクも負うわけで、その辺は特に政府の方々の議論の中でどういうような位置づけで議論されたんでしょうか。

菅 まず、許さないという表現がされたのは、今の法律で許さないというところまではないんですね。ですから、実際に東電で話をしたことも今少し表に出ていますが、何としても頑張ってもらいたいということは言いました、一番強い形では。許す、許さないという、そういう表現も使っていませんし、そういう法律的な背景もありません。と同時に、つまり撤退したときに何が起きるかということを、私自身だけじゃなくて当然、関係者には共有してもらいたいとは思いました。つまり普通の火事であれば、いくら大型の化学プラントの火事であっても、あるところで燃え尽きれば、それで一応鎮火して終わるわけです。第1サイトの場合は六つの原子炉と七つのプールがありましたし、さらには広範囲に逃げるとなったら第2サイトまで入りますから。そうすると10の原子炉と11のプールがあるわけですから、それを数カ月間ずっと放置して全部が、水がからからになってメルトダウンしたときに、どういう状況が生まれてくるのか。まさにチェルノブイリの何十倍、何百倍という放射性物質が順次、大気中なりに出ていくわけですから、それはもうまさに日本そのものの相当の割合が、人が住めなくなるだけではなくて、世界に対しても極めて重大な影響を及ぼすだろうと。やはりここは何としても、自分としては日本自身の、日本人自身の、あるいは関係者の責任の中で対応しなければならないと。

あえて私が言ったのは、まあ放射性、放射能の被害の問題というか影響は、比較的高齢者には、まあ何ていいましょうか、30年、40年先のことは60ぐらいを超えたらあまり考る必要はありませんから、私も60を超えましたから、あえて60歳以上の我々が行くしかないじゃないですかということも、あえてそういう場で会長や社長に言ったのは、やっぱりそういう危険があっても、ここは踏ん張ってもらいたいという気持ちで、そういう場面でも言いましたし、そういう思いで皆さんにお願いしました。


 

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コメント
 
01. 2012年7月25日 22:42:11 : FEC1zKK4NY
去年中は「東電のトンズラ」とか「東電の敵前逃亡」とかいって逃げた事実は
誰もが知っている事実となっていた。

それが今年になって、東電撤退はなかったと言い出して、最近は
「今なお撤回しない東電撤退のウソ」だって?。

東電はなんでもありだ、自分達のウソをおしとおすためにこんどは、
相手を嘘つき呼ばわりだ。

さすがに、トンズラはみっともないので、1年かけて、ひっくりかえす
シナリオを作ってそれに猛進してるところなんだろう。
こんな投稿が、最近やたらと多いし、トンズラ否定のコメントが不自然に
多い。
お金をかけてでもひっくりかえしたいのだろう。


02. 2012年7月25日 23:01:27 : X5yJj96VL6
すごいな〜、こいつ。

阿修羅再デビューのときにこいつは主張したもんだ。
東電があの肝心なときに、中枢が鼻くそかっぽじってケツ掻きボリボリ、お陰で2号機格納容器に注水するという「ドシロウトでもわかる」肝要な操作を何と「失念し」お陰で事故はレベル7にまで深化したのだと。

ところが、今じゃ

カンカンカンカン、カンカンカンカン、大悪人は菅直人〜
東電東電頑張った〜〜

すげーや。


03. 2012年7月25日 23:23:07 : VH8bBu7qiE
東電社員と家族、避難民置き去りで逃げていた。
http://ameblo.jp/nukfree/entry-10928541745.html

04. 2012年7月25日 23:38:57 : 59ZlMyjFN2

菅がウソ?
何を甘ったれたことを言ってるのか!
菅や枝野や、「菅が日本を救った」と言った細野が、今更嘘をいう理由などどこにもない。

あの時、
自衛隊も米軍も、だから官僚も、菅政府を完全に聾桟敷にしていたんだぞ。
何も情報を入れなかったのだ。
菅は完全に孤立させられていたんだ。

http://img2.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/a9/34/dareyanen22/folder/1289767/img_1289767_37206267_0?1301813882
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2012-03-19/2012031915_01_1.html

3・11東電社長搭乗の自衛隊大型輸送機、
防衛相決裁を受けずに離陸飛行!
軍財暴走が現実に!
民主政権、軍部を前に懲戒処分も出せず!
財界首脳、軍部を手足に使う!
東電社長、自衛隊大型輸送機を許可なく使う。
弱腰民主党政府、懲戒処分出来ず。

防衛相の決裁を受けずに大型輸送機を飛ばしても、不思議だと不快感を呟くだけで、
一切の懲戒処分はなし!
民主政府は軍部の靴舐め政府に堕していた。

軍部と財界の闇の癒着は遂にこまで進んでいた。
国民の知らないところで財界首脳のために許可も受けず兵器を勝手に動かしていた。
(選挙で国民が送り出した北沢防衛相の決済を受けないで空挺隊員64人乗り70トン搭載大型輸送機を勝手に飛ばした恐るべき暴走)
軍需経済・財界の歯車となった軍部官僚と繋がる経済官僚は、既に国民を排除した構造を作り上げていた。
http://esashib.com/zieitai01.htm

菅直人下ろしの合唱と執拗な菅直人叩きは、どこの会社が請け負っているのか?

民主・自民の幹部の中で東電原発の巨額利権と日米安保詐欺同盟の巨大軍事利権と繋がっていないのは菅直人だけである。
驚くべきことだが日本腐敗構造の利権に繋がっていない幹部政治家は菅だけなのだ。
http://esashib.com/genpatumura02.htm

合併した三菱重工三社の代表者は、プルトニウム・ミサイルの製造支配力を確保する為、それぞれが次のような分野を担当した。
三菱日本重工の社長だった河野文彦(こうの ふみひこ)は、日本兵器工業会の会長。
新三菱重工の副社長だった荘田泰蔵(しょうだ たいぞう)は、誘導ミサイル懇談会の副会長。
その息子の荘田泰哉(しょうだ やすや)は、動燃の理事(プルトニウムを利用する高速増殖炉の建設推進を担当)。
三菱造船社長だった丹羽周夫(にわ かねお)は、日本原子力研究所の理事長に就任した
また、3社が解体される迄の三菱重工社長で、解体時に代表清算人を務めた岡野保次郎は、誘導ミサイル懇談会とロケット開発協議会の会長の他、日本原子力産業会議の理事、原子力委員会参与、日本原子力普及センター理事長、経団連防衛生産委員会の委員長、日本原子力船開発事業団顧問、となった。
http://esashib.com/716.htm
彼ら4人の役職業務は、国防とミサイルとプルトニウムであった。

http://search.yahoo.co.jp/search?p=%E6%B5%B7%E6%B0%B4%E6%B3%A8%E5%85%A5%E3%80%80%E3%83%87%E3%83%9E%E3%80%80%E5%AE%89%E5%80%8D&search.x=1&fr=top_ga1_sa&tid=top_ga1_sa&ei=UTF-8&aq=&oq=


05. 2012年7月25日 23:58:39 : aQa1YOUmSo
あっしら氏が言うように、官邸が「『3号機の水素爆発』を超えるほどの放射性物質放出事象」を予測し自衛隊を退避させたと仮定しても、結局、前記「放出事象」は起きず、作業員は犠牲にならなかったのだから菅前首相の判断は結果的に正しかったといえるのではないか。

また、仮に前記「放出事象」が起きて作業員に犠牲が出たとしても、現場を片時も放棄したくはないが犠牲は極力避けたいと考えたときの国の最高責任者の判断としては正しかったのではないか。作業員も撤退させたことにより最悪の事象を許してしまっては本末転倒であり、1億2000万人の命を優先するのは当然だろう。


06. 2012年7月26日 00:22:08 : pPJ5gJb78A
東電は「一部」撤退したいと言ったことを認めている。
一部か全面撤退かが問題なのであって、撤退したいと東電が申し出たのは間違いない。

だからこそ、管は自ら乗り込んでいって、収拾作業ができる状況であることを示したわけだ。

福島県民を見捨てた管をかばうつもりは全くないが、この投稿は納得できないね。


07. 2012年7月26日 01:17:43 : 5uvl0AM6Ng
あっしら氏のこの書き込みは、おおかた理に適っていると思うが、いずれにせよ東電も官邸も事実関係を明解にしていない。
東電も管や官邸も、単なるイメージ操作で、お互いに非難しているだけのように見える。

肝心のその部分のテレビ会議ビデオを、東電は公開しないそうだが、公開して文脈が分からない限り、正確な発言の主旨は何とも言えない。

憶測するに、おそらく東電は、一義的には、現場作業が出来ないほどの放射能が出るから、最前線から一時人を下げるという意味で「全面撤退したい」と言ったのだと思う。
しかし、それを了承したら、なし崩し的に東電による事故対策作業全体を投げ出して、自衛隊などに任せてしまいたいという含みを持たせていたのではないだろうか。
東電が逃げようとしていたという可能性は、高いと思う。

菅氏は、それを誤解したのか、あるいは誤解するふりをしたのかで、いずれにしても、事故対策作業から逃げようとしていた東電を逃がさないという、意志を徹底させたのだと思う。

菅氏の言動が誤解であったり、嘘であったりするということを東電が言いたいのであれば、東電は該当部分のテレビ会議のビデオなどの記録を公開すればいい。
しかし公開すれば、案外全面撤退などより、もっと酷いことを言っているかもしれない。
どうせ公開できないだろうという読みで、菅氏のあのようなスタイルの言動があるのだと思う。

以上は、単なる憶測に過ぎないが、はっきりさせたいのなら、東電はテレビ会議のビデオ公開するべき。


08. あっしら 2012年7月26日 03:33:35 : Mo7ApAlflbQ6s : DvLZNEv2EI

02.のX5yJj96VL6さんへ:

次のスレッドをお読みください。

「X5yJj96VL6さんへ:キモい詩でおちょくって喜ぶより、私と類似の論を提示した政府事故調に噛みつく方が楽しいぞ。」
http://www.asyura2.com/12/genpatu25/msg/870.html


09. あっしら 2012年7月26日 04:09:20 : Mo7ApAlflbQ6s : DvLZNEv2EI

 似た趣旨と判断したので、まとめてコメントさせていただきます。

 今回私が投稿した内容を約めれば、60kmも離れた場所にいる大宮の旧化学防護隊を含む自衛隊が総員退避しなければならないほどの情報を政府はもっているのに、東電が撤退を言ってきたからどうのというのはおかしいということです。

 04.の 59ZlMyjFN2さんのような見方があるとしても、菅前首相の公式的立場から言えば、東電と協議して、ある一定時間はぎりぎりの要員だけを残す措置を採らなければならないはずです。

 引用したヒアリングは、今年の1月になってからのものですから、菅氏自身もいろいろな情報を入手しているはずで、知らないでは済まないのです。


● 05.のaQa1YOUmSoさんへ:

>作業員は犠牲にならなかったのだから菅前首相の判断は結果的に正しかったといえるのではないか。

 ほんとうにそうお思いですか?

 5年後10年後、福島原発から放出された放射性物質で病死する人が出ても、「このケースは想定被曝量が少ないので原発事故との因果関係は認めれない」で片づけられるひとが続出してしまう論です。

 自衛隊だって、ただちに犠牲になるからと思って60km離れたオフサイトセンターから避難したわけではないでしょう。
 将来発症につながる可能性がある被曝をできるだけ減らすための措置であるはずです。


>また、仮に前記「放出事象」が起きて作業員に犠牲が出たとしても、現場を片時も放棄したく
>はないが犠牲は極力避けたいと考えたときの国の最高責任者の判断としては正しかったの
>ではないか。
>作業員も撤退させたことにより最悪の事象を許してしまっては本末転倒であり、1億2000万
>人の命を優先するのは当然だろう。

 私も、総員撤退ではなく、「東電幹部と福島第一原発での“事故対応配備”見直しを協議しなければならないはず」と書いています。

 わかりやすい例で言えば、瓦礫の後始末を担う人は撤退すればよく、指揮命令権者や原子炉の冷却や2号機の防衛に携わる人は残るかたちだと思っています。

 菅氏が撤退を阻んだというあとに、東電の現場作業者は、およそ5000人のうち50人を残し、他の4950人はJヴィレッジなどに退避したと言われています。
 結果的に正しいと言うとしたら、このことだと思います。

06の: pPJ5gJb78Aさんへ:

>東電は「一部」撤退したいと言ったことを認めている。
>一部か全面撤退かが問題なのであって、撤退したいと東電が申し出たのは間違いない。

60km離れている自衛隊が全員撤退を決めた3号機水素爆発を超える惨事が予測されているのですから、それを聞いた東電が「一部」撤退を申し出るのは当然です。
 というより、順序が逆で、政府が3号機水素爆発を超える惨事を予測し、東電に伝えているはずなのです。伝えていなければ、それこそ、犯罪です。


>だからこそ、管は自ら乗り込んでいって、収拾作業ができる状況であることを示したわけだ。
>福島県民を見捨てた管をかばうつもりは全くないが、この投稿は納得できないね。

 菅氏が東電本店に乗り込んだ目的は他にあると思っていますが、数百人規模の自衛隊は14日の夜9時前の時点で避難行動を起こしています。

 福島第一には五千人規模の作業者がいたのです。そのなかからどういう要因を残すかを決め、混乱なく避難させなければならないですから、午前3時を過ぎてから東電に乗り込んであれこれ言ったとしたら、菅氏は最高責任者として失格だと思います。

=========================================================================================================================
01. 2012年7月25日 22:42:11 : FEC1zKK4NY

去年中は「東電のトンズラ」とか「東電の敵前逃亡」とかいって逃げた事実は
誰もが知っている事実となっていた。
それが今年になって、東電撤退はなかったと言い出して、最近は
「今なお撤回しない東電撤退のウソ」だって?。
東電はなんでもありだ、自分達のウソをおしとおすためにこんどは、
相手を嘘つき呼ばわりだ。
さすがに、トンズラはみっともないので、1年かけて、ひっくりかえす
シナリオを作ってそれに猛進してるところなんだろう。
こんな投稿が、最近やたらと多いし、トンズラ否定のコメントが不自然に
多い。
お金をかけてでもひっくりかえしたいのだろう。


05. 2012年7月25日 23:58:39 : aQa1YOUmSo
あっしら氏が言うように、官邸が「『3号機の水素爆発』を超えるほどの放射性物質放出事象」を予測し自衛隊を退避させたと仮定しても、結局、前記「放出事象」は起きず、作業員は犠牲にならなかったのだから菅前首相の判断は結果的に正しかったといえるのではないか。
また、仮に前記「放出事象」が起きて作業員に犠牲が出たとしても、現場を片時も放棄したくはないが犠牲は極力避けたいと考えたときの国の最高責任者の判断としては正しかったのではないか。作業員も撤退させたことにより最悪の事象を許してしまっては本末転倒であり、1億2000万人の命を優先するのは当然だろう。

06. 2012年7月26日 00:22:08 : pPJ5gJb78A
東電は「一部」撤退したいと言ったことを認めている。
一部か全面撤退かが問題なのであって、撤退したいと東電が申し出たのは間違いない。
だからこそ、管は自ら乗り込んでいって、収拾作業ができる状況であることを示したわけだ。
福島県民を見捨てた管をかばうつもりは全くないが、この投稿は納得できないね。


10. 2012年7月26日 04:24:44 : RufpgDo1AM
市川房枝事務所から
勝手に支援者名簿を持ち出し
自分お選挙に利用し
市川房枝さんをして
「この男だけは信用するな」
といわれた、稀代の詐欺師アホ缶、
この詐欺師は、詐欺だけではなく
福一事故の際には
能力、知見もないまま、
現場の混乱、迷惑をも顧みず
「俺は原子力には詳しいんだ!」
とばかり、現地に赴き、
事故対応を混乱させ、遅らせた。

おまけにSPEEDIの情報を隠し、
避難住民に無意味どころか
重大な健康被害をもたらす
県北地方への避難をさせた。

「死んだっていい、俺は行く」
・・・馬鹿一人が、
勝手に死ぬのは、構わない。

しかし、現場の邪魔、
現場対応の邪魔はするな。
現場の人間が大迷惑だ。

そんなこともわからん無能の
バカは、どうぞ勝手に死んでくれ。
とにかく国民・住民の迷惑になることは
お願いだからやめてくれ、アホ缶よ。


11. 2012年7月26日 05:00:26 : R3EofNIoSg
私は事故から48時間たっても注水再開できていない東電の作業状況をニュースで見て、メルトダウンと放射能拡散を確信し西へ避難しました。

福島はもちろん地震が原因ですが、過酷事故になってしまったのはベントと注水の遅れがすべてだと考えています。

全電源喪失してもベントと注水が適切に行われていれば壊れた配管のバルブをふさぎ注水とベントを続けることで冷却は継続できたはずです。

どちらも準備しておらず、さらに作業を渋ったのは東電。
それをなんとか実行させたのが管直人。


12. 2012年7月26日 07:16:23 : e6SdEWw9lQ
どなたか、>>09 のあしっらさんの“まとめ”を要約していただけないだろうか?
どう読んでも“まとめ”がアタマに入ってこない(いやいや俺の読解力の無さ過ぎなんだろうな。もう1回だけ読んで見ます)。



13. 2012年7月26日 07:43:11 : 0irSgUZ2Jk
今回のあしっらさんは憶測で物事を語り過ぎです。
仮定に仮定を重ねてその上で、東電撤退をウソと決めつけ、管総理をこき下ろす、恥ずかしくないですか?

いまだ明白な事実が出ていない以上、憶測で管総理を貶めても無意味でしょうに。


14. 2012年7月26日 08:09:35 : FNoZi7drBQ

>>12

まとまらないよ、認識が間違ってるんだから。

あっしら「今回私が投稿した内容を約めれば、60kmも離れた場所にいる大宮の旧化学防護隊を含む自衛隊が総員退避しなければならないほどの情報を政府はもっているのに、東電が撤退を言ってきたからどうのというのはおかしいということです。」

あっしらはわざとこんなアホなことを書いてるのか、
意図的にデタラメを書いているのか、
「自衛隊が総員退避しなければならないほどの情報を政府はもっているのに」
ってどういうことだよ!
自衛隊は、「退避しなければならないほどの情報」を持っていたが、菅政府は持っていなかったんだ。
何も情報が入って来なかったんだ。
来ても断片的で、菅だけがトータルに捉えられるような情報は来ないか、
混乱の中で敢えて埋もれていたんだ。
南相馬の避難所で自衛隊が住民を置き去りにしてさっさと逃げた事実など、菅は(寺田や枝野も北澤も)その時はまったく知らなかったんだ。
http://img2.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/a9/34/dareyanen22/folder/1289767/img_1289767_37206267_0?1301813882

それは3・11の政治状況だ、
日本エスタブリッユメント(財界、官僚やマスコミ)は総力をあげて
小沢・鳩山の次に菅を潰そうとしていたからだ、
そこに3・11が起きたのだ。
菅には情報が来ないような政治状況が出来上がっていたんだ。

あっしらは1日図書館に籠って
3・11から1箇月の朝日、産経、赤旗、東京
『プロメテウスの罠』朝日新聞
『メルトダウン ドキュメント福島第一原発事故 』大鹿靖明
くらいはじっくり読み込め。

http://esashib.com/716.htm
合併した三菱重工三社の代表者は、プルトニウム・ミサイルの製造支配力を確保する為、それぞれが次のような分野を担当した。
三菱日本重工の社長だった河野文彦(こうの ふみひこ)は、日本兵器工業会の会長。
新三菱重工の副社長だった荘田泰蔵(しょうだ たいぞう)は、誘導ミサイル懇談会の副会長。
その息子の荘田泰哉(しょうだ やすや)は、動燃の理事(プルトニウムを利用する高速増殖炉の建設推進を担当)。
三菱造船社長だった丹羽周夫(にわ かねお)は、日本原子力研究所の理事長に就任した
また、3社が解体される迄の三菱重工社長で、解体時に代表清算人を務めた岡野保次郎は、誘導ミサイル懇談会とロケット開発協議会の会長の他、日本原子力産業会議の理事、原子力委員会参与、日本原子力普及センター理事長、経団連防衛生産委員会の委員長、日本原子力船開発事業団顧問、となった。


15. 2012年7月26日 09:02:14 : s3sayX4hUw
「14日夜、現地対策本部はオフサイトセンターから福島県庁へ移ることが決まり、センターは15日午前11時に閉じられた」(河北新報 http://bit.ly/JnAbBw )とある。機能していなかったとはいえ、少なくとも15日までは原発の西約5キロのオフサイトセンター(緊急事態応急対策拠点施設、大熊町)施設が、名目上にせよオフサイトセンターと自衛隊にも認識されていたと思うのですが…。
beatrice1600

16. 2012年7月26日 09:20:16 : 1WjygenXhc
>「東電撤退」説は、東電(経営者や会社)はどうでもいいのだが、過酷な状況で事故対応に当たっていた現場作業者の名誉を深く傷つけるものであり許し難いと思っている。
東電(経営者や会社)はどうでもよくないでしょう。現場は撤退しなかったから東電撤退ではないと? 現場作業者の名誉を深く傷つけているのは現場にいない東電であって、非難をするなら方向が違う。国民からすれば現場が良くやってくれたからといって東電は良くやってくれたとは思わない。
菅を弁護するつもりはないが、東電のトップは「全社を挙げて、私が陣頭指揮して事故対応に当ります」と言うべきで、それが撤退を匂わす発言をすれば、聞いた方は現場も撤退すると思ってしまう。
東電が自分に降りかかる火の粉を遮るために現場の人を英雄化し官邸の介入が主犯であるかのように情報操作しているだけである。


17. 恵也 2012年7月26日 10:55:35 : cdRlA.6W79UEw : APVpj2kirE
>> 60kmも離れた福島市にいた自衛隊が総員郡山に撤退したのに

福島市に自衛隊の現地本部は行ってないよ。
大熊町のオフサイトセンターに集まってましたが、3月14日に3号機が爆発し
室内空気の放射能フィルターもなく、
電気も来ず、
非常用電源も動かず、
電話も通じず、

官邸との専用電話も不通
SPEEDIも不通
政府のテレビ会議も不通
電子メールも不通
インターネットも不通
ファックスも不通

6台の衛星電話だけが頼みで、そのうち食料も水も燃料も不足して
人員も集まったのは自衛隊と原子力安全委員、保安院員、文科省。

厚労省は来ないし、広野町、楢葉町、富岡町、双葉町、浪江町は来ず
来たのは地元の大熊町だけ。
その状態で3月14日22時までは、このオフサイトセンターで頑張ってたんだよ。

こんなオフサイトセンターを作った責任者は、刑務所に入れられて当然だよ。
莫大な金を使うだけであまりにも無責任。

3号機が爆発した3月14日11時からは、オフサイトセンターの移動を検討して
14日の22時ころに先遣隊を福島県庁に派遣してます。
だからこの時に自衛隊は福島市にじゃなく、郡山市に移動したんだろう。
(民間事故調 P156 より)

>> 司会 ですから、ほかの方がそういう形で、「総理、ちょっと、吉田所長とひとつここで」という。

この司会は日本語能力がない。
聞くのなら吉田所長に、何時ころ誰が電話をしたのか確認して聞くべきだろ。
何を言いたいのかまったく判らん。


18. 恵也 2012年7月26日 11:19:45 : cdRlA.6W79UEw : APVpj2kirE
>>07 東電も管や官邸も、単なるイメージ操作で、お互いに非難しているだけのように見える。

間違い!
東電は会社を辞めたOBにまで緘口令を引いて隠し、人を非難してるが菅直人は
あらゆるメディアに自由に取材させてます。

プロメテウスの罠や民間事故調にも東電社員の正式なインタビューは存在しません。
作業員の匿名の話はありますが、清水社長なんて堂々と喋らないと断言してます。
国会事故調は捜査権があるのでさすがに、国会で仕方なしに証言したようですが・・・・


19. 恵也 2012年7月26日 14:46:21 : cdRlA.6W79UEw : rxVVhMsJjY
>>07 菅氏は、それを誤解したのか、あるいは誤解するふりをしたのかで

誤解じゃないよ、正解だ。
6000人も作業してて、90%を東電は勝手に避難させ700人がそのとき居た。

この中で「全面撤退したい」以外には、経産大臣や官房長官などに10回近く
も電話をかけてる理由にならない。
電話を取った関係者が全員「全面撤退したい」と理解したわけだ。

電話を掛け捲ってたころに、海江田や元警視総監の伊藤哲郎氏も東電連絡員
に確認してます。

海江田証言(14日午後8時)
清水社長「第一原発の作業員を第二原発に退避させたい、何とかなりませんか?」

内閣危機管理監(元警視総監)伊藤哲郎証言(15日午前3時)
伊藤「第一原発から撤退するというが、そんな事をしたら1号機から4号機はどうなるのか」
東電幹部「放棄せざるを得ません」

伊藤「5号機と6号機は?」
東電「同じです、いずれコントロールできなくなりますから」

伊藤「第二原発はどうか」
東電「そちらもいずれ撤退ということになります」
(プロメテウスの罠 P258 より:朝日新聞)

枝野長官証言(3月14日夜〜15日未明)
清水社長「いや、でもなんとか。とても現場はこれ以上持ちません」と食い下がると
枝野「私がはいと言えるような話じゃありません」と断り、相談すると電話を切ってます。
(民間事故調 P84 より)

>>09 自衛隊が総員退避しなければならないほどの情報を政府はもっているのに

間違い!
3号機が爆発し2号機の温度や圧力が上昇し、自衛隊もパニックになっただけ。
自衛隊が一時的に総員退避は爆発時点で当たり前の対応。

>> 東電の現場作業者は、およそ5000人のうち50人を残し、他の4950人
>> はJヴィレッジなどに退避したと言われています

6000人くらいがいて、地震後に津波が来るというのでパニックになり警備員もゲートを
自由化し完全に開けて警備員自身も勝手に逃げてます。
中には逃げ損なって、まじめに勤務した方もいますが・・・・

東電社長がパニックになって電話を掛け捲ってたころには700人が残ってて4号機が
爆発した後、15日朝7時に650人が福島第2へ撤退し最終的には50人が残りました。
(民間事故調 P32 より)

Jヴィレッジには5000人も宿泊し食料を与える準備してる設備じゃないでしょう。
ここは明日の作業員として決まった人間が集まる場所で、退避場所ではありません。
責任者以外は、原発からほとんどは勝手に逃げ帰ってるよ。

>> 60km離れている自衛隊が全員撤退を決めた

間違い!
自衛隊がいたのは、福島第一原発の内部と大熊町のオフサイトセンターにいました。
オフサイトセンターには、ボロボロで14日22時に移動先遣隊を福島県庁に送ってます。

>> それを聞いた東電が「一部」撤退を申し出るのは当然です。

東電は自衛隊の話を聞くどころじゃないでしょう。
だいたい応援に来てくれた自衛隊に、詳細な発電所の地図も情報も与えず適当に
3号機の冷却を命じるような現場なんだぜ。
爆発したら応援部隊が全員撤退するのは当たり前だろ。

>> そのなかからどういう要員を残すかを決め、混乱なく避難させなければならない

間違い!
津波が来る前に、テンデンバラバラに下請けの連中は逃げ出してます。
警備員までが逃げ出してるんだよ。

>>11 私は事故から48時間たっても注水再開できていない東電の作業状況

注水作業はいろいろやってるよ。
1号機は地震直後に非常用復水器、2号機、3号機は隔離時冷却系が起動してます。
40分後に津波で交流電源喪失。

1号機へ12日2時45分消防車より1tの淡水注水。
1号機へ12日5時46分消防車で、防火水槽より連続注水。
防火水槽の水がなくなる14時53分まで累計80トンが注水されてます。
そのあと海水注水の準備を指示してるが、15時36分爆発しました。

3号機は隔離時冷却系が動いて注水してましたが、12日11時36分停止したので
12時35分から高圧注水系が自動起動してます。

その後バッテリーがなくなったため、20時36分水位計も止まり、13日2時42分に高圧
注水系を手動停止しました。
この後で車のバッテリーを持ってきたりして大変だったようだ。
9時25分に消防車の注水が始まり、12時20分防火水槽枯渇。
(民間事故調 P29 より)

>> 壊れた配管のバルブをふさぎ注水とベントを続けることで冷却は継続

真っ暗になってるから、懐中電灯で壊れた配管の場所を特定することは不可能。
それに1号機では生ガスが吹きだしてたというから、放射能のため人間は近
づけないでしょう。

最初から海水の注入を大規模にやっておけば、爆発までは行かなかったかも・・・・
しかし原子炉が使えなくなるので、東電と保安院が反対してました。
1機で4千億円もするのだから、吉田所長も勝手には決断できなかったんでしょう。

この1号機の爆発で、せっかく冷やしてた消防車やホースが全滅し、道路は
瓦礫だらけになり再度、新しい消防車やホースを引き直す必要が生じました。
また1号機からの水蒸気が昇るし、放射能は高いし大変だったんじゃないかね。

>>16 東電のトップは「全社を挙げて、私が陣頭指揮して事故対応に当ります」

俺も清水社長が奈良から帰ってきてすぐに、福島第2原発に行き陣頭指揮してたら
こいつは悪だが肝っ玉はあったと思うけど、自衛隊から警察、消防、保安院までが
逃げ出したからと言って、官邸に電話を掛け捲って「撤退したい」なんて言語道断。
子供並みの肝っ玉だ!


20. 2012年7月26日 15:59:49 : FNoZi7drBQ

18,19,17

>>>09 自衛隊が総員退避しなければならないほどの情報を政府はもっているのに
>間違い!>>3号機が爆発し2号機の温度や圧力が上昇し、自衛隊もパニックになっただけ。
>自衛隊が一時的に総員退避は爆発時点で当たり前の対応。

これは違う。
住民を置き去りにして自衛隊が逃げるのは当たり前であるはずがない。

14日の深夜。町全体が壊滅状態の福島県南相馬市の石神第一小学校の体育館には、津波から逃れてきた1000人もの住民が避難していた。燃料もなく体を寄せ合って眠っている中、突然、自衛隊がジープで乗りつけ、避難住民に向けて大声で叫んだ。

「私たちは上の命令で退避するように命じられたので南相馬市から引き揚げます。これは私見ですが、福島原発は非常に危険な状況にきていると思います」

この上の命令というのは政府・北澤ではない、自衛隊内部の上司だ。

 そう言うやいなや、隊員たちはジープに乗って去って行ってしまった。
館内は騒然となり、避難住民は出口に殺到。
止めてあったマイカーに分乗し、大急ぎで福島市方面に逃げ出した。おかげで県道12号は大渋滞。
ところがクルマは、規制の影響でガソリンが5〜10リットルしか入っていないからたまらない。
みんな最初の峠あたりで次々とエンストしてしまった。
満州から我先に逃げた関東軍だ。

この米軍情報を自衛隊が握り、政府(つまり国民)に知らせず、
自分たちだけが部内上司情報で、避難所の避難民を置いて逃げた。
おそらく東電社長にはこの自衛隊(米軍)情報が入っていた。

軍部と財界が、極秘情報を握り、自分たちだけが助かろうとしたんだ。
菅がブチ切れた理由と
今の今まで東電が「菅叩き」をする理由は、
「米軍情報によって自衛隊だけが逃亡」という絶対知られたくない事実が明らかになるからだ。
14深夜の南相馬・石神第一小学校の体育館の避難民を取材すれば分かる。

http://esashib.web.infoseek.co.jp/tohokuzisin01.htm


21. 2012年7月26日 20:19:52 : 86GJeQmnGQ
本店撤退希望
福一現場残留希望
菅元総理本店乗り込み

ということではないでしょうか。


22. 2012年7月27日 06:50:58 : LWcJ2Rp8kk
メルトダウンは時間の問題という段階になって、爆発の責任を政府・自衛隊に
押しつけることで東電は助かろうとしたんだよな。
国の管理下で起きた事故なら、国が補償してくれる。
カネは国民から徴収すればいいのだから、焼け太りすら期待できる。
しかし東電の責任下で起きた事故ということになると、東電が賠償責任を負う。
できるわけがないから経営は破綻する。
逃げさせてくれなかった菅がさぞ恨めしいだろう。

名誉だの何だの、くだらない感情論を並べ立てて国民の怒りを反らせられると思うなよ。


23. 2012年7月27日 10:49:04 : R3EofNIoSg
>>19
熱出力に対して蒸発のみで冷却するには少なすぎます。

全電源喪失の為バルブを閉じれなかったとしても、明らかに準備を怠った東電の問題であり。現場の作業員の奇跡的な活躍を期待するような危機管理はありえません。

私のコメントの要点は、「過酷事故になってしまったのはベントと注水の遅れがすべて、どちらも準備しておらず、さらに作業を渋ったのは東電。それをなんとか実行させたのが管直人。」という点ですが、その部分はどうお考えですか?


24. 恵也 2012年7月27日 11:01:06 : cdRlA.6W79UEw : wHronNYbbs
>>20 住民を置き去りにして自衛隊が逃げるのは当たり前であるはずがない。

住民の避難は命令受けてないだろ。
せいぜい住民に会ったら「爆発するから逃げろ!」と言うくらいがせいぜいでそれ
以上のことはしてはいけません。

自衛隊は逃げる場所を命令され、そこに逃げてから次の命令を待ち実行しなくては
いけませんから準備もなしに住民を見つけて車に乗せ、連れ出すことは不可能。

実際に院長に置き去りされた双葉病院に3月17日、郡山市方面から自衛隊が
救出に行ってます。
双葉病院関係だけで入院患者435人中50人が20日以内に死亡してる。

>> この米軍情報を自衛隊が握り、

14日深夜であれば、米軍情報で逃げたんじゃないでしょう。
米軍の無人航空機でのモリタリング測定は3月17日〜19日で公表は3月22日。
(民間事故調 P182 より)

この日の3号機爆発は午前11時で、負傷した11人が全員入院できたのは丸1日
過ぎてからであり、大混乱のさなかなんだよ。
俺が自衛隊員でも、車を止めて住民に知らせるくらいが精一杯だと思うよ。

この翌日15日朝6時ころ、4号機建屋が爆発し2号機圧力抑制室は破裂して
すごい放射能が撒き散らされました。
だからこの自衛隊員が伝えたことは「大正解」なんだけどね。

>>21 福一現場残留希望

現場の多くの連中はゆれてたと思うよ。
自衛隊や警察、消防が急いで逃げ出してるのに撤退命令が来ない。
本店の命令が来れば実行できるけど、現場判断で幹部は逃げ出せん。
清水社長は多くの現場幹部の話を聞いて、それから官邸に電話攻勢したと思う。


25. 恵也 2012年7月27日 11:23:08 : cdRlA.6W79UEw : BbfhLQbXpU
>>23 過酷事故になってしまったのはベントと注水の遅れがすべて、

海水注入を東電が嫌がったためだ。
ベントするほど圧力が上がる前に、消防車で海水注入が出来れば過酷事故には
ならなかったでしょう。

諸外国では全電源喪失の時に、電源車の到着で何とか大事故になりませんでした。
しかし津波で配電盤までだめになってるのに、東電は気づかなかったわけだ。
海水を入れたら、原発が使えなくなり大損害と思ったのだろう。

そのため淡水だけで冷やし、水がなくなり漫然と電源車の到着を待っていた。
ベントという電動弁を使うという時じゃ、もう遅いよ。
淡水がなくなったその時に、1号機だけでもすぐ海水注入やってればね。

しかし配管も損害を受けてるのだから、消防車のポンプで圧力容器も格納容器
も完全に満杯になるほどどんどん海水を入れてたら何とかなったと思う。

津波での全電源喪失事故の演習でもやってれば、このくらいのマニュアルは作って
たでしょうがね、淡水は絶対的に足らないのだから!


26. 2012年7月28日 01:59:02 : R3EofNIoSg
>>25
海水注入の遅れが直接の原因な事は確かですが、熱交換器が使えない状態では、蒸発した水蒸気をベントしない限り内圧が高まり注水できなくなります。

爆発やメルトダウンで外気とつながってしまえば人為的にベントの必要はありませんが、過酷事故を防ぐという観点では意味がありません。


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