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川内原子力発電所の廃炉を求める
上の図は、日本がある辺りのプレートを示しています。北海道や東北地方を含んだ日本の東半分は北アメリカプレートに乗っています。西日本は、沖縄から九州の南の先端までを除いて、アムールプレートに乗っています。アムールプレートのすぐ西側にあるのが揚子江プレートです。アムールプレートや揚子江プレートは、ユーラシアプレートという大きなプレートのの一部を構成するマイクロプレートです。九州の南の端はアムールプレートの南端の中央あたりにあり、そこから沖縄方向へ細長く伸びるプレートが沖縄プレートです。桜島や新燃岳はアムールプレートと沖縄プレートの境界あたりになります。
川内原発の立地場所は、1995年の兵庫県南部地震や1997年の鹿児島県北西部地震、2008年の四川大地震などが起こったアムールプレートや揚子江プレートの東南の端です。また、2008年の四川大地震の直後頃から、桜島や新燃岳の火山活動が活発化しています。つまり、今後、川内原発の直下でマグニチュード6を超えるような地震が起こる可能性が高いのです。
日本列島や中国が乗っているプレートは、太平洋プレートにより、常時、西側に向かって押されています。そのため、アムールプレートの北側は西側へ押されることになり、アムールプレート全体が反時計回りに回転運動をしていることが確認されています。
四川大地震は、揚子江プレートの北西の端で起こっていますが、揚子江プレートがアムールプレートが西へ向かって動くことにより西向きの圧力を受けた結果、発生したものと説明できます。
四川大地震とほぼ同時に桜島や新燃岳の火山活動が活発化しのは、アムールプレートや揚子江プレートの北半分が反時計回りに北西方向へ回転した結果、南半分がその逆の北東方向へずれ、太平洋プレートからの圧力を緩和したことにより、結果的に桜島や新燃岳の地下にあるマグマだまりが上昇するための隙間を岩盤に開けてしまったと考えることで説明がつきます。 ある程度以上の大きさの直下型の地震が原発を襲ったことは、世界で、今まで一例もなく、どのような被害があるか分かっていません。更に、耐震設計自体が机上のものであり、地震衝撃波というものが一気に原子炉を破壊してしまう可能性があるのです。 そのため、川内原発の廃炉が至急必要で、使用済み核燃料を大きな地震が起こりにくい場所へ移すことが求められます。燃料集合体が2000本ほどあるようなので、それを当面5年間ほど冷却保存するプールを50メートル×50メートル程度の大きさで作ればいいのです。
*6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは?」から一連番号を付しています。<<1117>>
TC:37771,BC:2617,PC:?、 Mc:?
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