http://www.asyura2.com/12/genpatu25/msg/326.html
Tweet |
地元材やがれき 復興住宅に活用 宮古市
2012年07月01日
宮古市崎鍬ケ崎で30日、地元業者による復興住宅のモデルハウス見学会が始まった。震災のがれき木材を原料にしたボードを壁や天井に、地域産の木材を柱や床板などに使う。8月の完成を前に、まずこだわりの材料をみてもらおうと、建築途中での異例の構造見学会となった。1日まで。
県立大の研究者のアドバイスを受け、市内の建設会社など4社が共同で取り組んだ。企画にかかわった甲斐谷修治さん(59)によると木材の9割は地元産。市場では外材が6、7割を占めるなか「珍しい」という。木材がれきは、山田町や宮古市の処理が進んだため、大船渡市から仕入れている。
見学にきた宮古市田老の仮設住宅に住む野中良一さん(76)は「家の再建の参考にと来た。地元へのこだわりで、懐かしい感じがする」と話した。
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001207020003
(朝日新聞デジタル版より転載)
林野庁、津波に負けない防潮林を 土盛りでもっと根伸びろ
東日本大震災で沿岸部の防潮林が津波で流された反省を踏まえ、林野庁は復旧事業で根がしっかり地中に伸びるよう土台づくりを進めている。地下水に邪魔されて根が十分に伸びなかったのが流失の原因とみており、地面から高さ2〜3メートル土盛りしてから植樹し、頑強な防潮林を目指す。
土台づくりをしているのは、周囲の住宅が甚大な被害を受けた仙台市若林区荒浜の防潮林跡地約3ヘクタール。仙台藩主・伊達政宗が整備を始めたとされるクロマツが広がっていたが、ほとんどが流された。
クロマツの根は2メートル以上伸びるとされるが、林野庁の調査で荒浜では地下水位が地表まで40〜50センチに迫り、根が完全に伸び切っていなかった。
林野庁は5月、仙台湾沿岸部の復旧事業を荒浜から始めた。山から採取した土砂を重機で盛る作業を実施しており、近く津波で発生したがれきの一部も砕いて投入する。来年春には土台部分が完成、クロマツを中心に植樹する。
林野庁仙台森林管理署は「仙台湾全体の復旧が終わるまで10年かかるが、堤防と組み合わせた多重防御の一つになればいい」としている。
(2012年7月 1日)
http://www.kyodonews.jp/feature/news04/2012/07/post-7419.html
(一般社団法人 共同通信社より転載)
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素25掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。