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「オーイ 頭大丈夫か?」 交付金欲しさに国に早期の「原発再稼動」を煽るおおい町長の愚
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2012年05月10日 暗黒夜考〜崩壊しつつある日本を考える〜
男の道楽を語る際、「飲む打つ買う」という言葉があるが、これは言うまでもなく「酒」「博打」「色事(女)」のことである。
これらによって多くの人間が人生を狂わせてしまうのであるが、その元になるものが「カネ」である。
即ち、己の快楽を満たすときにモノを言うのは何と言っても「カネ」であり、本日お話をするのは「カネ」に狂った首長とその欲望に付けこむ悪党どもの話である。
その首長とは、以下の記事にて大飯原発の早期再稼動を声高に叫んでいる”地元”おおい町の時岡忍町長である。
時岡町長曰く、「原発直近の自分達が長年”原発リスク”に耐えてきたのだから、京都・滋賀(大阪も)は黙って言うことを聞け」ということであるが、これはトンでもない詭弁と断じてよいであろう。
即ち、原発の”地元”ということで国から多額の交付金(カネ)を受け取ると共に、関電からも接待・贈答品漬けの厚遇を満身に受けるという「バーター取引関係」にある地元自治体が、原発事故が起きた際に被害だけを受ける周辺自治体・都府県に向かって一体何を言っているんだという話である。
”地元”たるおおい町が「関西は今頃、何をおっしゃっているんだという感じだ」などと言える道理ではなく、むしろフクシマ原発事故が起きた今だからこそ、安全確認・責任の所在のハッキリしないままでの早期再稼動に反対するのは至極真っ当な話である。
それを「今頃何を言っているんだ」などとイチャモンをつけるのはお門違いも甚だしい限りである。
時岡町長はさらに「国の覚悟が足りないから再稼動ができない」などと”精神論””根性論”に訴える発言までしているが、元阪神の川藤やサッカーの松木安太郎じゃあるまいし、「原発問題」が”精神論””根性論”で片が付くような類の話ではないことは明らかであろう。
あまりに露骨な例ゆえ、今回、時岡町長には”悪役”として登場して頂いた次第であるが、無論、同町長に恨みがある訳でも何でもなく、「国家権力が推し進めてきた原子力政策による”甘い蜜”がこれほどまでに人を狂わせる」ということを皆さんに再認識いただきたいというのが本エントリーの主旨である。
しかし、冷静に大飯原発を取り巻く今の状況を考えると、”役立たず”安全委が「OK」、”地元”おおい町も「OK」、腐れ政府も「OK」ということになり、着実にその外堀が埋められつつあると言えるであろう。
あと一押しあれば「大飯原発再稼動もそう遠くない話やも?」ということで、よくよく今後の動向には注意を払う必要があるであろう。
(転載開始)
◆おおい町長“国の覚悟見えない”
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120509/k10015003721000.html
5月9日 18時56分 NHKニュース
福井県にある関西電力大飯原子力発電所の運転再開を巡って、地元おおい町の時岡忍町長は、国の対応について、「『原発を動かす』という国の覚悟が、今のところ見えない」と述べて、強い不快感を示し、国に改めて考えを問いただす意向を明らかにしました。
これは、福井県のおおい町の時岡町長が、9日、記者団に対して明らかにしたものです。
時岡町長は、まず、京都府や滋賀県などが大飯原発の運転再開に慎重な姿勢を示していることについて、「立地自治体は、原発を誘致して以降、常にリスクを抱え続けているのだから、その気持ちをくみ取るべきだ。関西は今頃、何をおっしゃっているんだという感じだ」と述べました。
そのうえで、時岡町長は、国が関西の自治体を説得できていないうえ、先月14日に枝野経済産業大臣が福井県を訪問して以来、地元に対して十分な説明がないことについて、「『原発を動かす』という国の覚悟が、今のところ見えない」と述べて、強い不快感を示し、現在行われている町議会の意見集約が済みしだい、国に改めて考えを問いただす意向を明らかにしました。
(転載終了)
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