http://www.asyura2.com/12/genpatu22/msg/865.html
Tweet |
(回答先: 避難せずの住民へ慰謝料提示 南相馬、月額8万〜10万円 - 東京新聞 投稿者 千早@オーストラリア 日時 2012 年 4 月 17 日 00:06:17)
帰還困難区域内にある自宅の写真を眺める佐山梅雄さん=福島県南相馬市の仮設住宅で
2012年4月16日 夕刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012041602000214.html
東京電力福島第一原発事故の避難区域再編で、福島県南相馬市に長期間戻れない「帰還困難区域」が初めて設定された。対象は一世帯のみ。「なぜわが家だけ帰ってはいけないのか」。同市小高区金谷の佐山梅雄さん(54)は悔しさとあきらめの気持ちを抱えながら、再編の日を迎えた。
「残念ですが…」。三月、避難先の仮設住宅を訪れた市の職員が、自宅周辺が困難区域に設定される見通しを示した。思いがけない通告に「目の前が真っ暗になった」。
原発から約十八キロの山林の中にぽつりと立つ佐山さん宅。母ヒサさん(77)は近くの畑で野菜を栽培、佐山さんも花を植えるなど、自然に囲まれた暮らしを楽しんでいた。
事故後、市内の小学校体育館に避難し、昨年七月末に現在住んでいる市内の仮設住宅に移った。ヒサさんは避難生活のストレスで寝込むことが多くなり、佐山さんの妹が住む郡山市の借り上げ住宅に転居した。
昨年十月に一時帰宅した際、自宅の変わり果てた姿にショックを受けた。雑草が生い茂り「ひと目では玄関がどこかも分からないぐらいだった」。家の中は異様なにおいが充満していた。
政府が昨年暮れ、避難区域を見直す方針を示し、佐山さんは期待した。「もう少し我慢すれば家に帰れる」。ヒサさんと励まし合ったが、期待は無残にも裏切られた。
最近になって、自宅周辺の放射線量のデータが市から届いた。家の裏で、地上一メートルの線量は毎時一八・九マイクロシーベルトに上る。「山林の除染はそもそも無理なのでは」。あきらめの気持ちも出てきた。
先が見通せない仮設住宅での暮らしに限界を感じている。「家には帰りたい。自分の家だもの。暖かい所で寝たいし、広い所でのびのびと暮らしたいよ」。当たり前の日常を奪った東電には怒りしかない。できないと分かっていても願わずにいられない。「元に戻してくれ」と。
===================================================
できないと分かっていても 元に戻して...
再稼動で、このような人たちを将来、もっと作るつもりか!?(怒)
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素22掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。