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(回答先: 電力(会社)が 地震動と 津波予測を 変えさせていた /+続報 ( 脱原発の日のブログ) 投稿者 米田道三 日時 2012 年 3 月 03 日 18:26:47)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/fourseasons/353722.html
(改行等は投稿者によります)
――――北海道新聞での続報―――――――――――――――――
[卓上四季]
検定と修正
政府の地震調査委員会事務局を務める文部科学省が
昨年3月上旬、宮城―福島沖における巨大津波への警戒を促す報告書の文案を修正していたことが判明した。
非公式会合で
(=投稿者補充:「開示された資料や取材によると、会合は「情報交換会」と呼ばれ、昨年3月3日午前10時から正午まで省内の会議室で開催。青森、宮城、福島、茨城各県に原発を持つ東電、東北電力、日本原子力発電から計9人が出席した。」中国新聞http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201202260070.html)
東京電力などの要求を受け入れた
▼日曜日の本紙によると(http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/353300.html)
、東電などが懸念していたのは平安期に東北地方太平洋岸を襲った「貞観地震」(869年)に関する記述。
電力側は「貞観地震が繰り返していると誤解されないようにしてほしい」と求め、
文科省は「繰り返し発生しているかは適切なデータが十分でないため、
さらなる調査研究が必要」との修正案を作成した
▼電力側と文科省の間には次のようなやりとりもあった。
電力側「世間には一部の文言のみを過大に受け取る方もいるので、説明を詳しくするように配慮してほしい」。
文科省「誤解を生じにくいよう文章を工夫したい」
▼どこかで見聞きしたような。そう、教科書検定の「修正意見」にそっくりだ。立場が逆転しても、教科書ではなく科学担当であっても、“検定と修正”は、お手のものということか
▼「誤解」という言葉で、住民の安全よりも「原子力ムラ」の論理を優先したことになる。貞観地震の再来ともいわれる東日本大震災の発生は、両者が会合した8日後だった
▼直視すべき歴史・科学的事実から目をそらした行為は、これ以上ない峻厳(しゅんげん)、苛烈さで自然によって反証された。2012・2・28
――――――――――――――――――――――
以上のように手厳しいが、はじめ2/25の記事では共同通信の短信の方に乗ったままに極めて短い。
―――以下は引用――[政治]( 2/25 21:27 )北海道新聞――――――――――
電力会社求め巨大津波警戒を修正 地震調査報告書で文科省(02/25 21:27)
東日本大震災の8日前、宮城―福島沖での巨大津波の危険を指摘する報告書を作成中だった政府の地震調査委員会事務局(文部科学省)が、東京電力など原発を持つ3社と非公式会合を開催、電力会社が巨大津波や地震への警戒を促す表現を変えるよう求め、事務局が「工夫する」と修正を受け入れていたことが、25日までの情報公開請求などで分かった。
報告書の修正案は昨年3月11日の震災の影響で公表されていない。調査委の委員を務める研究者らも知らされておらず「信じられない」などの声が出ている。電力会社との「擦り合わせ」とも取られかねず、文科省の姿勢が問われそうだ。
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