http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/738.html
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プロメテウスの罠(官邸の5日間)/朝日(H12年2月6日)より大略
〔過去、俺は語らない〕
東電の清水社長に取材を申し入れたが、応じてもらえなかった。清水に尋ねたかったのは、東電が何を官邸に要請していたかの問題だ。官邸のいう「全面撤退」だったのか「作業に直接関係のない一部の社員の一時的退避」だったのか。清水は周囲に「俺は二度と過去のことを語ることはない」といっている。
清水は海江田経産相らに撤退問題を頻繁に電話していた。…その後(15日午前4時頃)、清水は官邸に呼ばれ、撤退しないことを即座に了承した。伊藤哲朗は…不審に思う。というのは、(15日)午前3時前、総理応接室にいた東電幹部が「放棄」「撤退」を伊藤に明言していたからだ。元警視総監の伊藤はそのやりとりを鮮明に記憶している。
伊藤「第一原発から撤退するというが、そんなことをしたら1号機から4号機はどうなるのか」
東電「放棄せざるを得ません」
伊藤「5号機と6号機は?」
東電「同じです。いずれコントロールできなくなりますから」
伊藤「第二原発はどうか」
東電「そちらもいずれ撤退ということになります」
政府の事故調査・検証委員会の中間報告では撤退問題を、官邸側の勘違いとの調子で片づけている。(木村英昭)
(参照)
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/526.html#c4
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- Re: 木村英昭記者は清水正孝を告発している。『朝日』も同じ立場だと考えたい。 仁王像 2012/2/07 20:13:42
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